こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

JA長野県グループ はがきで抗議

2013年04月13日 16時34分33秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネットに「JA長野県グループ はがきで抗議 (2013年04月13日)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
安倍晋三首相によるTPP交渉への参加表明を受け、JA長野県グループは12日までに、県選出国会議員や首相、関係閣僚らに宛てた抗議はがき1万通を投函(とうかん)した。
県内の全20JAと県連組織の役職員、JA組合員が「交渉参加は国民への裏切り行為だ」などと手書きで記して断固反対を訴え。
各JAが郵送した。

JAながの(長野市)は全役職員で約1000通を作成。
紙袋にいっぱいになったはがきを豊田実組合長が同日、郵便ポストに投函した。
豊田組合長は、TPP交渉参加は「自民党の政権公約に反する」と指摘、「国民への裏切り行為だ。
(政権が今後は)農業者と国益を守る行動に取り組むと信じている」と強調した。

同グループは昨年夏、民主党政権時代に交渉参加への反対要請として“はがき作戦”を決行。
安倍政権では今回が初めてで、交渉参加表明への「抗議」として行った。
JAグループの役職員と生産部会や青年部、女性部の組合員が1枚1枚手書きしたはがきの多くは、抗議文が白地部分を抗議の言葉が埋め尽くすほどだった。
というもの。

なるほど、もっと早くやる事が出来ていれば、これは効果があるかもしれないな。
パソコンで打たれた文字よりも、明らかに思いが伝わるから。

でもきっと、全てに目を通すなんてことは、ありえないんだろうな。
数枚見て、「目を通させていただきました」という程度なのだろう。

事前協議で米国の同意を得てしまった今となっては、この効果は、ほとんど出ないだろうな。
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TPP反対広く訴え 海外団体代表らと会談

2013年04月13日 16時08分42秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネットに「TPP反対広く訴え 海外団体代表らと会談 全中会長 (2013年04月13日)」という記事が出た。

内容は以下の通り
JA全中の萬歳章会長は12日、新潟市で15日から始まる世界農業者機構(WFO)総会のため来日しているオーストラリアとアイルランドの農業団体代表と、東京・大手町のJAビルで相次いで会談した。
萬歳会長は、全ての品目の関税撤廃を目指すTPP交渉には断固として反対するとの立場を伝えた。
アイルランドの団体は、JAグループの立場に共感を表明。
オーストラリアの団体は米や乳製品での日本市場に関心を示した。

全中は同日を皮切りに、WFO総会のため来日しているTPP交渉参加国や経済連携協定(EPA)交渉国を中心とした農業団体と積極的に意見交換する方針だ。

オーストラリアからは、全国農業者連盟のダンカン・フレーザー会長ら6人が東京・大手町のJAビルを訪問。
フレーザー会長はTPPについて「全中がTPPに反対している立場は理解している」と言及するにとどめた。

一方で、「日本とのEPAの動きに関心を持っている」と述べた。
貿易交渉とは関連付けなかったものの、米や乳製品について日本市場への関心を示した。

同連盟とは、農業団体として高齢化や担い手不足など共通の課題で協力することで一致した。

アイルランドからは同国農業者連盟のジョン・ブライアン会長ら3人が訪問。
日本のTPP交渉参加表明に対する萬歳会長の抗議声明について「全く同感だ。関税引き下げは 家族農業の弱体化を招くもので、われわれも反対だ」と表明した。

さらに世界の食料需要が増す中、貿易を優先させ食料生産に圧力をかければ、食料安全保障に悪影響が出ると強調した。
萬歳会長は「(両団体で)連携しながら農家の所得向上に取り組みたい」と応えた。

両会談とも、全中の冨士重夫専務らが同席した。
というもの。

自分は本音を言うと、JA全中というのは、あまり好きではない。
何を活動しているのか、なかなか見えてこないからである。
でも、今回のTPPに対する行動については、よく頑張ってくれていると感じていて、理解もしている。
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なんで並んでいるの

2013年04月13日 15時44分13秒 | Weblog
来店してきたお客さんから「なんで並んでいるの。やっぱり地震があったから」という質問があった。
すかさず、「地震は全く関係ありませんよ。いつもの土曜日のままですよ」と答えたら、「お米屋さんで並んでいるなんて」とビックリしていた。

いつもの事なんだけど・・・・
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TPP 自動車業界 落胆

2013年04月13日 11時39分44秒 | Weblog
gooのニュースに「TPP 自動車業界 関税最大限維持など落胆 2013年4月13日(土)08:21」という記事があった。

内容は以下の通り
環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉参加へ、事前協議で米国の同意を得たことを受け、産業界からは歓迎の声が相次ぎ上がった。
一方で乗用車やトラックにかける関税の最大限の維持などの譲歩を迫られる格好となった自動車業界からは落胆の声も出ている。

経団連の米倉弘昌会長は12日、「交渉参加の道が大きく開かれた」と日米の合意を歓迎。
日本商工会議所の岡村正会頭は「意義が大きい」と評価し、経済同友会の長谷川閑史代表幹事も「正式な交渉参加に向けた大きな一歩だ」とした。

残るオーストラリアやカナダとの事前協議も、岡村氏は「早期に合意を」と期待を隠さず、米倉氏も「早急に協議をまとめ一刻も早く参加を実現してほしい」と要望した。

一方で、日本自動車工業会の豊田章男会長(トヨタ自動車社長)は12日、「国益の一層の増進の観点からTPP交渉に臨むことを期待したいが、関税撤廃時期については残念」とコメントした。

自工会などによると、TPP参加国(非関税のシンガポール除く)への自動車分野の関税支払額は年間約2000億円。
米国だけで約800億円に上るという。
超円高の是正で輸出採算が改善してきたとはいえ、ライバルの韓国は米韓の自由貿易協定(FTA)の締結で、2016年3月に関税がゼロとなる。
主力の北米市場などで厳しい価格競争が続くだけに、自工会幹部は「首相は『頑張っている人が報われる社会』というが、円高下で苦しみながらも国内生産を維持してきた自動車産業は報われないのか」と憤る。

合意では、保険分野でも日本側が譲歩した。
日本政府の関与が残る日本郵政傘下のかんぽ生命保険のがん保険や学資保険などの新商品販売を認可すべきではないとする米側の主張を受け入れ、政府は認可を当面凍結することにした。
米側の懸念に配慮する形となったが、かんぽ生命側は「今回、発売を目指している学資保険は全くの新規事業ではない。今回のTPPの合意とは別のものだ」と反発した。
というもの。

自工会幹部がいっている、「首相は『頑張っている人が報われる社会』というが、円高下で苦しみながらも国内生産を維持してきた自動車産業は報われないのか」という思いは、ものすごくよく判る。
でもこれから、もっともっと、この気持ちを持つ人たちが増えていくのだろう。
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自分の意見を聞きたかったのかな

2013年04月13日 11時30分48秒 | Weblog
4月12日のアクセス数は、順位:784位 / 1,856,262ブログ中と、いつも1000番台にいるブログなのに、一気に跳ねあがっていた。

細かな解析は出来ないので判らないけど、昨日のTPP交渉参加について、米と合意したことに対して、自分がどんな意見を言うのかを聞きたかった、各産地の人が見に来たのではないかと推測している。

自分としては、毎日のように日本農業新聞e農ネットの記事に対して、短いコメントをだし続けている。
そのコメントからも、自分はTPPについては、完全な否定派だという事は判ってくれていると思う。
でも、ほかの分野については知識を持っていないので、農業に関してだけであるが・・・

テレビなどでは、大規模化すれば良いとか、会社組織化にすれば良いとか、色々な人たちが、色々な意見を言っている。
政府も、変なキャッチコピーを言って、農業を無視していないみたいなことも言っている。
それらを聞いた結果としても、自分の考えとしては、現状では日本の農業の維持は無理だと考えている。
いずれも、将来がプラスになるようには見えないからである。

野菜などのように、旬が短かったり、流通期間があると、色々な戦い方もあると思う。
しかしお米は、年間通して販売されているし、古米や古古米などの流通もある。
なので、価格を下げることは可能であっても、上げるという事は、よほどの事が無い限りは無理なのである。
さらに外国から、産地は外国でありながらも、品種は日本のお米(コシヒカリ・あきたこまち)というものが、逆輸入して入ってくるとなると、価格競争が始まる可能性は、さらにあるのだ。
そうなってしまうと、日本の全ての産地は生き残る事が出来ない。

産地に行くと、「自分は上手に経営できているから、農協に頼らなくても大丈夫」という生産者がいる。
自分はその人に対して、「それだけでは駄目なんだ」と言っている。

なぜか?

地域の水田が減り続けていく。
山間地の水田が原野に戻っていく。
そんな環境では、畑は出来るとしても、お米は作る事が出来なくなっていく。
なぜなら、山から大切な水が降りてこなくなってしまうからである。

山頂から中山間地、そして平野へと、水は用水路を伝って流れてくる。
その大元の山間地と中山間地で水田が無くなったら、途中の用水路を維持する事が出来なくなっていく。
結果として、平野の水田の人たちが、山頂までの用水路を、全て管理しなければならなくなるのだ。

たかが数キロであれば、管理は出来るであろう。
しかし、何十キロにもなる用水路となると、まず管理しきれなくなる。
それでも、若い人なら出来るかもしれない、しかし年をとった人なら、まず体力的にも無理だろう。

自分が言いたいことは、これ以上の水田の減少は、どんなに優れている産地でも、水田でも、お米でも、将来は見えないのだという事。
そうさせないために、価格に変動が無く、安定して生産・販売が続けられる、ブランド米を各地で作っているのだ。

TPPが動き出せば、美味しいだけでは勝てない。
価格だけでも勝てない。
量だけなら、もっと勝てない。

消費者が、「私はこのお米が好きなんだ」といって選んでもらえる、さらに個性の強い産地づくりをしていく必要があるだろう。
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おはよーニャンコ

2013年04月13日 07時03分41秒 | Weblog


フクは毛繕い。
リリは変わらず
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