日本農業新聞の「12年産米 JA集荷1.9%増 連合会扱い276万トン(2013/4/24)」という記事の中に、「北海道がふるい下米の増加や他の集荷業者との競合で、前年から1万1000トン減少」と「九州は震災以降の継続的な引き合いの強さを背景に生産者の直売が増え、JA集荷は1万4000トン減った」という記事があった。
九州は、今までも生産者の直売が多くてJA系の流通が少なかったし、水田面積についても多くない。
さらに、元々関西流通が中心で、関東流通はほとんどない。
だから関東に於いては、1万4000トン減ったと言われても、大きな問題にはならない。
しかし、北海道米については、そうそう簡単ではない。
北海道については、もう少し地域の結束が良いと考えていた。
でも、やはり「売れる」と判ると、暴走する人が徐々に増えているようだ。
自分としては、結束があると思ったから、北海道米プロジェクトを動かし、厄介道米のイメージ消して、東北に肩を並べられる北海道に育てていた。
産地のためには北海道米のブランド化は絶対に必要で、これが出来ないというのであれば、TPPで勝ち残ることは100%出来ないだろう。
なので、マスメディアにも、繰り返し積極的に紹介していた。
しかし、暴走する人が増え続けているのであれば、地域としてのまとまりは弱くなっていく。
すると当然の事として、これからの品質や流通について不安が出てくる。
せっかく全国にマスコミを通じて紹介したのに、消費者から「期待外れだった」「美味しくなかった」と言われてしまったら、まさに最悪。
北海道米をマスメディアに紹介する事が出来なくなるだけではなく、もとの厄介道米に戻って行ってしまうだろう。
そうならないようにするためには、一度、北海道の熱を冷やすしかないのかもしれない。
こんな状態が続くのであれば、今年の新米については、マスメディアへの紹介は、今までの1/3程度になるだろうな。
というよりも、紹介できない。
ブランドを守っていくための、ホクレンやJAの行動が必要だろう。
九州は、今までも生産者の直売が多くてJA系の流通が少なかったし、水田面積についても多くない。
さらに、元々関西流通が中心で、関東流通はほとんどない。
だから関東に於いては、1万4000トン減ったと言われても、大きな問題にはならない。
しかし、北海道米については、そうそう簡単ではない。
北海道については、もう少し地域の結束が良いと考えていた。
でも、やはり「売れる」と判ると、暴走する人が徐々に増えているようだ。
自分としては、結束があると思ったから、北海道米プロジェクトを動かし、厄介道米のイメージ消して、東北に肩を並べられる北海道に育てていた。
産地のためには北海道米のブランド化は絶対に必要で、これが出来ないというのであれば、TPPで勝ち残ることは100%出来ないだろう。
なので、マスメディアにも、繰り返し積極的に紹介していた。
しかし、暴走する人が増え続けているのであれば、地域としてのまとまりは弱くなっていく。
すると当然の事として、これからの品質や流通について不安が出てくる。
せっかく全国にマスコミを通じて紹介したのに、消費者から「期待外れだった」「美味しくなかった」と言われてしまったら、まさに最悪。
北海道米をマスメディアに紹介する事が出来なくなるだけではなく、もとの厄介道米に戻って行ってしまうだろう。
そうならないようにするためには、一度、北海道の熱を冷やすしかないのかもしれない。
こんな状態が続くのであれば、今年の新米については、マスメディアへの紹介は、今までの1/3程度になるだろうな。
というよりも、紹介できない。
ブランドを守っていくための、ホクレンやJAの行動が必要だろう。