日本農業新聞e農ネットに「参院がTPP決議採択 「聖域」なくば脱退を (2013年04月19日)」という記事が出ていた。
内容は以下の通り
参院農林水産委員会は18日、TPP交渉参加問題に関する決議を賛成多数で採択した。
政府に対し、米麦や牛肉・豚肉、乳製品、甘味資源作物など農林水産物の重要品目を関税撤廃などの対象から「除外」するか「再協議」扱いにするよう要求。
重要5品目などを「聖域」として確保できないと判断した場合、交渉からの「脱退も辞さない」との方針で臨むことも求めている。
一方、衆院農水委は19日にTPP交渉参加問題に関する決議を採決する。
18日の理事懇談会で決めた。
17日の予定だったが、衆院選挙区定数「0増5減」の公職選挙法改正案をめぐる野党の審議拒否で流会した。
参院農水委での決議は自民、公明、民主、生活、みどりの風の5党が共同で提案。
交渉参加国が日本の参加を承認する前に、懸念や重要品目の関税は撤廃すべきでないとの国会の意思を明確にするのが狙いだ。
国会が批准しなければ通商協定は発効しない。
決議では、TPPが農林水産業や農山漁村に深刻な打撃を与え国民生活にも大きく影響するとの懸念を示した。
交渉参加には「幅広い国民の合意が形成されている状況ではない」との認識も明記。
国民への情報提供と国民的議論などを求めた。
重要品目では「10年を超える期間をかけた段階的な関税撤廃も含め認めない」とした。
安倍晋三首相の交渉参加表明を受けて与野党で決議の文案を調整。
共産党は「交渉参加自体に反対」だとして、みんなの党は「段階的な関税撤廃も認めない」「交渉脱退も辞さない」の2点が了承できないとして、それぞれ採択に反対した。
というもの。
採決したというのなら、完全に反対を貫くことが常識となる。
途中からの方針転換は、自分たちへの裏切り行為となるはずだ。
最後まで貫く人は、はたして何人いるのだろうか。
内容は以下の通り
参院農林水産委員会は18日、TPP交渉参加問題に関する決議を賛成多数で採択した。
政府に対し、米麦や牛肉・豚肉、乳製品、甘味資源作物など農林水産物の重要品目を関税撤廃などの対象から「除外」するか「再協議」扱いにするよう要求。
重要5品目などを「聖域」として確保できないと判断した場合、交渉からの「脱退も辞さない」との方針で臨むことも求めている。
一方、衆院農水委は19日にTPP交渉参加問題に関する決議を採決する。
18日の理事懇談会で決めた。
17日の予定だったが、衆院選挙区定数「0増5減」の公職選挙法改正案をめぐる野党の審議拒否で流会した。
参院農水委での決議は自民、公明、民主、生活、みどりの風の5党が共同で提案。
交渉参加国が日本の参加を承認する前に、懸念や重要品目の関税は撤廃すべきでないとの国会の意思を明確にするのが狙いだ。
国会が批准しなければ通商協定は発効しない。
決議では、TPPが農林水産業や農山漁村に深刻な打撃を与え国民生活にも大きく影響するとの懸念を示した。
交渉参加には「幅広い国民の合意が形成されている状況ではない」との認識も明記。
国民への情報提供と国民的議論などを求めた。
重要品目では「10年を超える期間をかけた段階的な関税撤廃も含め認めない」とした。
安倍晋三首相の交渉参加表明を受けて与野党で決議の文案を調整。
共産党は「交渉参加自体に反対」だとして、みんなの党は「段階的な関税撤廃も認めない」「交渉脱退も辞さない」の2点が了承できないとして、それぞれ採択に反対した。
というもの。
採決したというのなら、完全に反対を貫くことが常識となる。
途中からの方針転換は、自分たちへの裏切り行為となるはずだ。
最後まで貫く人は、はたして何人いるのだろうか。