こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

和牛に米給与試験 肉質 全て上物実現 山口県農総センター

2013年12月16日 17時48分50秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネットに「和牛に米給与試験 肉質 全て上物実現 山口県農総センター (2013/12/15)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
山口県農林総合技術センター畜産技術部は、濃厚飼料の最大25%を米に置き換えて黒毛和牛を肥育し、出荷した枝肉11頭全てで上物となる4等級以上の肉質の肉牛生産を実現した。
肥育期間を通じて粉砕した県産の米を給与し、枝肉重量も慣行と同等だった。
同部は、米の使用で餌代が去勢で3万8000円程度安くなる独自試算もまとめており、「和牛肥育への普及に有望だ」とみる。
新たな米政策が掲げる飼料用米の増産の取り組みに弾みが付くと期待される。

・濃厚飼料の25%置き換え 去勢1頭 餌代1割安く

2012年度に和牛雌に濃厚飼料の15%を米に置き換えて肥育し、枝肉重量や肉質に影響がないことを実証。
その成果を基に、今回は去勢と雌を対象に、給与する米の量を増やす試験を行った。
品種は県が育成した主食用の「晴るる」で、玄米を粉砕して給与した。

県内の子牛市場で12年3月、去勢6頭と雌5頭を調達して試験に着手。
9カ月齢から米の給与を日量200~300グラムで始め、徐々に量を増やした。
ピーク時には去勢に同2.8キロ、雌に同3.3キロを与えた。
1頭当たりの米の総給与量は、去勢が1.2トンで濃厚飼料全体(4.8トン)の25%、雌が1トンで全体(4.6トン)の23%を占めた。

今年11月中旬に29カ月齢でと畜し、枝肉成績を調べた。試験区11頭の肉質の格付けは、最高の5等級が4頭、4等級が7頭となり上物率100%を実現した。
脂肪交雑(BMS)ナンバーの最高は去勢の10で、平均は7だった。

西村隆光専門研究員は「米に含まれる炭水化物のエネルギーが、牛の脂肪としてうまく蓄えられた。トウモロコシなどから置き換え可能なことを実証できた」と話す。
平均の枝肉重量は去勢520キロ、雌466キロで従来の肥育牛と同等だった。

試験で使った餌の量から、濃厚飼料と粗飼料を合わせた餌代も試算した。
実勢価格を参考に、濃厚飼料の1キロ単価を67円、飼料用米を同35円と仮定すると、試験区の去勢1頭当たりの費用は34万8300円。飼料用米を置き換えない場合の38万6300円に比べ、1割に当たる約3万8000円安くなると見積もった。

同部は試験結果を踏まえ、和牛への米の給与が肉質とコストの両面でメリットがあると有望視する。
その上で、普及には飼料メーカーなどが米の加工や貯蔵を担う仕組みづくりが必要とみる。

西村専門研究員は「個人で米の飼料化は難しい。国が飼料用米の増産に乗り出すならば、需要を確保するために流通網の整備が欠かせない」と指摘する。
というもの。

先ほどの「“ミルク肉”高級食材に」と同様に、まだまだ色々な事が出来そうである。
しかし、産地側の頭が固ければ、どうにもならない。

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“ミルク肉”高級食材に 廃乳で乳子牛肥育 癖なくて軟らか 前橋市の生産者

2013年12月16日 16時37分26秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネットに「“ミルク肉”高級食材に 廃乳で乳子牛肥育 癖なくて軟らか 前橋市の生産者 (2013/12/16)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
前橋市の肥育農家が群馬県内外の酪農家と連携し、初乳など飲用に向かない生乳だけで育てた市場価値の低い子牛を高級食材として売り出す取り組みを始めた。
出荷してもほとんど値が付かない牛や、廃乳を有効活用するのが狙い。
酪農家、肥育農家、消費者が相互に利益を得られる姿を目指す。

不妊牛になる確率が高いフリーマーチン(雄との双子で生まれた雌牛)や、ジャージーの雄が対象。体重100~150キロを目安に、3~6カ月間肥育する。
与えるのは初乳や、細菌検査で飲用に適さないとされた生乳。
酪農家が育てた牛は、ホルスタイン去勢牛の肥育農家・小堀正展さん(33)が買い上げ、事業提携をする東京・赤坂の飲食店「俺の牛/Mon・Boeuf(モン・ブッフ)」で提供する。

生乳で育てた牛肉は、淡いピンク色をしている。
かみしめると牛乳の風味が鼻を抜け、上品な味で、軟らかく癖がない。
欧州では「ホワイトヴィール」と呼ばれ、希少な食材として尊重されている。

取り組みに協力する同県昭和村の農事組合法人赤城高原吉野牧場の吉野憲司さん(42)は「通常の飼養管理の延長で、手間が掛からずに価値が高まるのはうれしい」と評価する。
与える生乳は自賄いができ、肥育することで手取りが増えるのが利点だ。

千葉県や熊本県の酪農家も、同じ方法で肥育を始めた。
11月下旬には、千葉県野田市の知久牧場が育てた牛肉が同店でステーキなどとして出された。
食べた客には「軟らかいことに驚いた」「牛乳の風味がする」と好評だったという。

国産“ミルク肉”の普及に努める小堀さんは「酪農家との連携を広め、意識を共有していきたい」と語る。
というもの。

いいアイデア。
もっともっと、色々なアイデアが出れば良いのだけれど・・・
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[流通ウオッチ] 消費伸びるパック米飯 手軽さ、少量が受ける

2013年12月16日 14時19分52秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネットに「[流通ウオッチ] 消費伸びるパック米飯 手軽さ、少量が受ける (2013/12/16)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
無菌包装米飯の消費が伸びている。家庭内での「個食」や高齢化に加えて、調理時間を惜しむ消費者ニーズを反映。
ご飯1人前を手軽に食べることができる簡便さが受けているためだ。
大手メーカーが相次いで小容量パックの増産に乗り出す他、産地側も手軽に食べてもらえるという利点を生かし、一押しのブランド米の認知度アップに乗り出した。

・技術改善 食味アップ 業者

無菌包装米飯の市場は東日本大震災以降、大幅に伸びている。
食品需給研究センターによると、2011年の生産量は11万トンで前年比10%増、12年が11万7000トンで同6%増と右肩上がりだ。
備蓄需要をきっかけに常備品として定着した。
13年も9月末まで前年同期比8%増のペースで販売が進む。

電子レンジで加熱すれば簡単に食べられるので、世代を問わず評価が高まっている。
JC総研の調べでは、炊飯をおっくうに感じる理由(複数回答)として、20代では「炊飯器汚れの掃除」(21%)、「炊くのに時間がかかる」(17%)などが上位に入った他、70代以上の高齢者も「少量ではおいしく炊けない」(12%)などの課題を抱えている。

無菌包装米飯はこれらの課題を解決し、使い勝手の良さが幅広い世代の要望に合い、市場拡大につながっている。
居酒屋が使う事例が出てくるなど、活用の幅も拡大。製造技術の向上で食味の評判も上がっており「炊飯米飯と遜色ない水準までに達した」(全国包装米飯協会)。

その中で、内容量を減らした小型パックが台頭している。
200グラムが主流の中、150グラム以下の小容量の販売を強化するメーカーが出てきた。
もともとは高齢者が「量が多過ぎて残してしまう」という声を踏まえた取り組みだったが、健康志向の女性用、食べる量が少ない子ども向けとしても支持を受ける。

無菌包装米飯大手のサトウ食品工業(新潟市東区)は小容量の製造を強化する。
130~150グラムの売上高は11年で5億4100万円。
全体の売上高に占める割合は数%だが06年の販売開始以来、毎年約20%増となっている。
13年3月には小容量に対応した製造ラインを増設。同社は「一層の需要増に備えた」と狙いを話す。

米卸最大手の神明(神戸市中央区)の子会社ウーケ(富山県入善町)も6月から小容量の無菌包装米飯の製造に乗り出した。
2食に小分けできる「ツインパック」の製造に対応し1日当たり最大14万食を製造できる設備を備え、120グラム、110グラムのパックをそれぞれ2個1組にした商品を発売した。

自社開発商品としてだけでなく、製造委託を受けた商品も充実させる。
「消費者ニーズに合わせて商品を多様化させた結果、使い勝手が一層良くなったようだ」と同社。
小家族になったり、食べる量が少なくなったりした高齢者に加えて、働き盛りの夫婦が帰宅後に異なる容量のパックを食べたり、子ども向けの弁当作りに利用したりと、活用方法は多い。

・ブランドPRへ活用 JA

JAでも、無菌包装米飯を打ち出して新銘柄をPRしたり、既存ブランドの認知度向上を機に固定客確保を目指したりする動きがある。
袋売りよりも気軽に、1食分から購入できる点に着目。
製造業者に委託して、袋売りと無菌包装米飯のパッケージを統一するなど、客の囲い込みを図る取り組みもある。

JA香川県は12年産から県内流通が本格化した新品種銘柄「おいでまい」の無菌包装米飯を商品化、昨年12月から販売を始めた。
パッケージは袋売りと同様、米をPRするキャラクターをデザインに打ち出し、銘柄を印象づける。

地元のスーパー「マルナカ」などで取り扱い、販売開始から1年後も月間販売量4000パック(1パック200グラム3食入り)を維持。
3食入り298円という値頃感も打ち出している。
同JA生活課の宮武啓一課長は「無菌包装米飯の『おいでまい』を初めて食べて、リピーター(再購入者)になった人も多い」と手応えを感じている。

JA秋田しんせいもブランド「土づくり実証米」を前面に出した無菌包装米飯の製造に12年度から取り組んでいる。
JAが運営するネット通販「鳥海お取り寄せ便」でも試行販売しており、精米用の米袋とデザインを統一、知名度アップと購入増の相乗効果を狙う。

同JA企画人事課の伊藤昌志係長は、「少子高齢化や人口減が進み地域消費は先細っている。首都圏に顧客を増やし、ご飯を食べてもらう機会を増やすのが肝心」と商品開発の経緯を説明する。

JAは今年度、PRを一層強化。
旅行会社との提携による観光客への配布、東京都内の物産展での提供などを積み重ねた結果、新規の問い合わせもあった。

同JAは「無菌包装米飯を食べてもらうのを機にファンになってもらい、精米購入にもつなげていきたい」と14年産でも同様のキャンペーンを実施する計画だ。
というもの。

お米の消費拡大にとっては必要な事なのだが、自分としては複雑である。

せっかく和食が世界登録されて、これからお米の本当の美味しさを伝えようとしている時に、研がなくて良いお米が当たり前になってしまったら、日本の伝統・文化・郷土は消え去ってしまう。
それに、パックごはんでのブランド化は、色々と考えてみたけれど、最終的には難しいように思えるし。
お米屋もいらなくなるのは当然だし。

しかし、消費者のニーズは無視できない。
複雑な思いである。
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被災地にひと足早いXマス 閉園の遊具・楽器贈る 神奈川・JAさがみが岩手の幼稚園に

2013年12月16日 14時06分26秒 | Weblog
土曜日の日本農業新聞e農ネットに「被災地にひと足早いXマス 閉園の遊具・楽器贈る 神奈川・JAさがみが岩手の幼稚園に (2013/12/14)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
神奈川県のJAさがみは、JAが運営し、3月に閉園した藤沢市の「ごしょみ幼稚園」の総合遊具や楽器を、東日本大震災の被災県の幼稚園に寄贈した。
園児たちの思い出が詰まった品が受け継がれ、設置先の幼稚園で再び活用されることになった。

園児らが大切にしてきた遊具などを、震災で被害の大きかった岩手や宮城、福島各県の園児に贈ろうと考え、JA神奈川県中央会を通じ、3県の中央会に設置の要望があるかを確認。
JA岩手県中央会から、JAいわて花巻管内の幼稚園が要望していると連絡を受けた。

贈ったのは、すべり台やつり橋などがついた総合遊具1基とピアノ1台。
どちらも、園での活動の中心になっていたものだ。
寄贈先の岩手県花巻市の「花巻ささま幼稚園」は、震災の影響で避難してきた園児を受け入れている。

花巻ささま幼稚園には、芝生トラックを備えた約3300平方メートルの園庭がある。
登園して園庭に設置された遊具に気付いた園児からは「あわてんぼうのサンタクロースからのプレゼントが届いた」と歓声が起きたという。

平賀貞子園長は「大きな遊具が贈られ、園児たちに笑顔があふれている。遊具は『のっぴー』と名付け、幼稚園のシンボルになった。園児はもちろん、保護者からも感謝の声が届いている」と喜んだ。

ごしょみ幼稚園の関係者は「総合遊具は一番人気で、園児がいつも周りで遊んでいた。遊具前で記念写真を撮るほど、園にとって大事なものだった。新しい幼稚園でも園児の楽しい思い出づくりに役立ててもらいたい」と懐かしそうに語った。
というもの。

土曜日中に伝えたいと思っていたのだが、なぜか忘れてしまっていた記事。

1つの説明も要らないよね。
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越後長岡/山古志観光協会さんが

2013年12月16日 13時34分37秒 | Weblog
午前中に、山古志から直送している切り餅を食べている事での「餅太り」という投稿をしたら、なんと「山古志観光協会(小太郎)【公式】@yamakoshikotaro」さんが、フォローしてくれた。

とっても嬉しい反面、失敗したという思いでも一杯。

フォローしてくれるとは思ってもいなかったので、「餅太り」の内容だったからである。
それに、内容も雑だったし・・・

何キロ増えたかについては、書かなくてよかった。
山古志の切り餅の売れ行きが、悪くなるところだったかもしれなから・・・

ちなみに、山古志から直送している切り餅は、オーブントースターなどに書いてある時間では、全然焼けませんのでご注意を。
ふっくらと焼くためには、完全に昔の焼き時間が必要です。
理由は、餅粉を使用していない、本当に昔ながらのお餅だからです。

お雑煮にして溶けてしまうお餅が多い中で、田舎らしさ、幼いころの味を、思い出せると思います。
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経済誌の取材

2013年12月16日 11時51分54秒 | Weblog
午前中に経済誌の取材があった。
内容はTPPや減反について。

内容が内容だけに、断ってしまおうかとも思ったのだが、来年中には、ブランド化を進めている全ての産地に対して、生き残りをかけた戦略に切り替えてもらわなければならないことから、自分の考え方の賛否を聞くためにも、取材に応じることにしたのだ。

記者もまだ勉強不足という感じで、自分の言っていることに付いて来れないようだったが、それでも熱心にメモを取っていた。

さて、どんな内容で紹介されるのやら。
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餅太り

2013年12月16日 09時43分04秒 | Weblog
スズノブで販売している切り餅は、20年以上、新潟県山古志で、地元の有機肥料を豊富に使用して、丹精込めて育てられた「こがねもち」の中でも、特に優れた品質のものを厳選して100%使用し、水を使わずに杵つきしたお餅を、山古志から直送している。
この切り餅は、スズノブが特別に山古志に委託しているものなので、他店では決して手に入れる事は出来ないことから、遠方から車で買いに来る人も多い。

よって、大量に仕入れをしているのだが、山古志では手作業により袋詰めをしていることから、どうしても真空パックでなくなってしまう物が出て来てしまう。
それは仕方がないことなのだが、この切り餅は、全く防腐剤等を使用していないため、真空パックで無くなってしまうと、あっという間にカビが生えて、売る事が出来なくなってしまうのが欠点。

なので、真空パックで無くなってしまった切り餅については、自分たちが、おやつであったり、お雑煮にしたりして食べてしまう事があるのだが、この時期になると、売る事が出来ない切り餅が、食べても食べても貯まってしまうので、ついつい1回に食べる量が多くなってしまう。

ということは、どうしても餅太りになってしまうのだった。
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おはよーニャンコ

2013年12月16日 09時23分39秒 | Weblog


暖房をつけたら、ニャンコたちは、そそくさと上に登ってしまった。
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