日本農業新聞e農ネットに「増額に重い責任 結果伴ってこそ 14年度農業予算 自民受け止め (2013/12/25)」という記事が出ていた。
内容は以下の通り
2014年度の農林水産関係予算案は、自公政権に戻って以来2年連続の増額となった。
自民党の農林議員からは「新たな農政の初年度にふさわしい」と評価する声が多い一方、「初年度から予算に見合った結果が求められる。重い責任を負った」という受け止めも聞かれる。
「新しい種がまかれた」。
24日、同党が開いた予算案の報告会で、農林水産戦略調査会の中谷元会長は胸を張った。
14年度は政府の農林水産業・地域の活力創造プランや、同党の農業・農村所得倍増目標10カ年戦略の実行初年度で、新たな米政策も始まる。
同党は予算案決定に先立ち、農林水産関係予算総額の増額などを求めて決議。
この決議を携えて林芳正農相は麻生太郎財務相との閣僚折衝に臨み、予算増額を勝ち取った。
ある党農林幹部は「補正予算でかなり前倒しして獲得していたので、前年割れも覚悟していた」と明かす。
安倍政権が農林水産業を成長戦略の柱に据えていることや、一般会計の総額が過去最大に膨らんだことも、増額につながったとみる。
一方、農水省幹部は今回の予算を「自民党の公約を政策に落とし込むもの」と解説する。
予算全体では292億円の“微増”だが、同党が衆参の選挙公約に掲げた日本型直接支払制度(多面的機能支払い)や、担い手の農地利用面積8割計画を後押しする農地中間管理機構(農地集積バンク)などには重点的に予算付けしてあるからだ。
だが別の同党農林幹部は「予算を付けただけでは公約達成にならない」と気を引き締める。
1カ月前に決まった14年度からの新たな米政策は、いまだ生産現場に浸透していない。
農水省による説明会は25日にようやく始まる。
「現場でしっかり機能するよう、新制度の周知徹底を急がなければならない」(同幹部)。
同党としても、年末年始に地元回りをする議員のために新制度を紹介するパンフレットを作った。
「大きな予算をもらった以上、結果が求められる」と、また別の同党農林幹部は「農家に人気があった戸別所得補償制度を見直して創設する日本型直接支払制度に、農地集積の切り札といえる農地中間管理機構。失敗すれば農村で大変な批判が巻き起こるのは必至だ」。
というもの。
「新たな農政の初年度にふさわしい」というのは、農業の現実を理解していれば、あまりにも安易で、軽はずみな言い分だろうな。
「重い責任を負った」というのが、正しいのだろうと自分は思う。
内容は以下の通り
2014年度の農林水産関係予算案は、自公政権に戻って以来2年連続の増額となった。
自民党の農林議員からは「新たな農政の初年度にふさわしい」と評価する声が多い一方、「初年度から予算に見合った結果が求められる。重い責任を負った」という受け止めも聞かれる。
「新しい種がまかれた」。
24日、同党が開いた予算案の報告会で、農林水産戦略調査会の中谷元会長は胸を張った。
14年度は政府の農林水産業・地域の活力創造プランや、同党の農業・農村所得倍増目標10カ年戦略の実行初年度で、新たな米政策も始まる。
同党は予算案決定に先立ち、農林水産関係予算総額の増額などを求めて決議。
この決議を携えて林芳正農相は麻生太郎財務相との閣僚折衝に臨み、予算増額を勝ち取った。
ある党農林幹部は「補正予算でかなり前倒しして獲得していたので、前年割れも覚悟していた」と明かす。
安倍政権が農林水産業を成長戦略の柱に据えていることや、一般会計の総額が過去最大に膨らんだことも、増額につながったとみる。
一方、農水省幹部は今回の予算を「自民党の公約を政策に落とし込むもの」と解説する。
予算全体では292億円の“微増”だが、同党が衆参の選挙公約に掲げた日本型直接支払制度(多面的機能支払い)や、担い手の農地利用面積8割計画を後押しする農地中間管理機構(農地集積バンク)などには重点的に予算付けしてあるからだ。
だが別の同党農林幹部は「予算を付けただけでは公約達成にならない」と気を引き締める。
1カ月前に決まった14年度からの新たな米政策は、いまだ生産現場に浸透していない。
農水省による説明会は25日にようやく始まる。
「現場でしっかり機能するよう、新制度の周知徹底を急がなければならない」(同幹部)。
同党としても、年末年始に地元回りをする議員のために新制度を紹介するパンフレットを作った。
「大きな予算をもらった以上、結果が求められる」と、また別の同党農林幹部は「農家に人気があった戸別所得補償制度を見直して創設する日本型直接支払制度に、農地集積の切り札といえる農地中間管理機構。失敗すれば農村で大変な批判が巻き起こるのは必至だ」。
というもの。
「新たな農政の初年度にふさわしい」というのは、農業の現実を理解していれば、あまりにも安易で、軽はずみな言い分だろうな。
「重い責任を負った」というのが、正しいのだろうと自分は思う。