青い空が大好きな゛bluesky531゛の徒然日記

日常の出来事を日記風に徒然なるままに書いています。

齋藤ダンスガーデン『競技会で差がつく踊り方講座』 を受講して

2016-06-07 06:30:00 | 趣味・特技

■齋藤ダンスガーデン仙台東校『競技会で差がつく踊り方講座』 

 

■齋藤ダンスガーデン東仙台校

 6月5日、仙台市宮城野区東仙台にある齊藤ダンスガーデン仙台東校で開催された『競技会で差がつく踊り方講座』へ行ってきました。

 初めて行った齋藤ダンスガーデンは仙台市ガス局の前にあり、バルコニーのデザインが華麗な空間を醸し出し、真っ白な2階建ての建物が目に飛び込んできました。

 ドアを開けると吹き抜けの螺旋階段、大理石の広い玄関、床にはオーナーである齋藤嘉昭先生の誕生月てんびん座を真ん中に記したという星座のタイル、右手の壁には結構な号数の素敵な油絵、齋藤先生のパートナーの陶芸家のお母さんが製作した花瓶とカップ、入口のドアを開けると明るいメインフロア、左側には壁面いっぱいの鏡、奥の右側にはゆったりとしたカフェスペース、開放した窓から心地よい風が入り、充実したレッスンが待っているかのように広々とした空間が広がっていました。

 今回は第2回ルンバ・パソドブレ編でした。第1回はサンバ・チャチャチャ編で、私は、初めて第2回ルンバ・パソドブレ編を受講してきました。

 講習会は齋藤先生をメインに、アシスタントとして優平先生、優花先生が出席されてスムーズに進行していました。

 第1回は予想をはるかに上回る参加者でシャドーを中心に開催したそうですが、今回も沢山の受講生が参加していました。

 カップルで参加者した方はカップル同士で、単独で参加した方は受講生同士でペアーを組んでレッスンをすることができました。

 講座の内容は予告にもありましたが、ルンバ・パソドブレとも約50分ずつ、①呼吸で変化させる二人の空間! ②フットタイミング、ボディタイミング、ネックタイミング、アームタイミングを使い分ける! ③時間の流れる速度を変えてドラマチックに! ④高低の差をつけてダイナミックに! ⑤柔をもって剛を表す! という5項目を中心に基本的なステップをベースに学んできました。

 先生の講座は、「単に教科書に書いてある技術だけでなく、いろいろな側面からダンスを考えるというのが僕の講習会の目的というか、特徴ですので、お楽しみ頂けると思います。」ということもあり、全てにおいて興味のある講習になっていました。

 最初の講座はルンバから始まりました。

 ①の呼吸で変化させる二人の空間!は、ペアー同士、両手で組んで二人の距離感を前後に動かし、息を吸うときは一気に、息を吐く時はゆっくり、またその逆の動作を繰り返し、キャッチして解放するなどコネクションを大事にする。キャッチ&リリース、捉えて解放するという強弱のダンスを心がける。

 ②のフットタイミング、ボディタイミング、ネックタイミング、アームタイミングと③の時間の流れる速度を変えてドラマチックに!は、それぞれ時間差を使って踊るタイミングでダンスの面白さが出てくる。手を後ろから前に出す、手を前から出して横に伸ばす、手を直線的に瞬時に横に出すなどいろいろな踊り方があるが、それぞれのコネクションの中で使い分けをして踊るのもダンスの醍醐味である。足を動かし、顔を動かし、手を動かすという順番や、足を動かし、手を動かし、顔を動かすなど動かす順番によってダンスの動きにバリエーションが出てくる。アームタイミングでは、手を前から出して横に伸ばすと、プレゼンテーションをするという意味合いで効果的で見た感じも良いと思う。女性は繊細さが求められ、男女とも緩急をつけたダンスをする。

 ③高低の差をつけてダイナミックに!については、パソドブレを中心に講習がありました。

 ③高低の差をつけてダイナミックに!は、ラテンもそうであるがパソドブレにも共通するものがある。お尻を締め、ボディを引いて中心に納めるよう、更に上体を上げ、ヒップの緊張感をもって高低差をつけて踊る。アームは身体からできるだけ遠ざけるようにする。女性はプラスとして指に意識を持つ。パソドブレの力強さと力みは別のもの。パソドブレにルンバのようにヒップのローテーションは女性の踊り方に少しあるが基本的には無い。時間差で踊ることはルンバに近いダンス。キャッチ&リリース、捉えて解放の繰り返し。使いづらいところは意識して踊る。ダンスの動きをオーバーに踊る。

 午前11時に始まった講習会は午後1時の2時間、間に10分の休憩時間を挟んであっという間に終わりました。

 ダンスの奥深さを体験してきました。

    こうして講習会模様を書いていますが、残念かな言葉だけではその良さが表現仕切れないものがありました。実際に、一つ一つ、カウントを取りながらフット、ボディ、ネック、アームのタイミングを肌で感じていただいた方が一番かと思いました。

 講習会を終えて考えることは、少しでも講習会で体験した差が出る踊り方を思い描きながらレッスンを積み重ねていくのが大事なのではと思っています。

 齋藤先生がおっしゃっていた、「正しく踊ることが、競技会での成績に繋がるとは限りません!大切なのは、他と比べて良く見えるかどうか?です。」、「ステップに簡単な工夫をすることで効果的に見えるアイデアがたくさんあります。」ということを思いながら、全てにおいて新しいダンス講習会で大いに勉強になり充実した時間を過ごしてきました。

★齋藤ダンスガーデン http://saito-dance.com/

★齋藤ダンスガーデン スタジオブログ http://blog.livedoor.jp/sdg0903/