nobara*note

くらしの中にアンテナをいっぱい張って日々のお気に入りを主婦の目で綴ります、目指すは雑貨屋さん的ブログ♪

ブーリン家の姉妹

2008-10-25 21:06:34 | 映画・演劇・コンサート

本日封切りの ブーリン家の姉妹   ( 配給 ブロードメディア・スタジオ ) を観て来ました。

16世紀のイングランドを舞台に、一族の富と権力のために運命を大きく変えられ
気まぐれなヘンリー王の愛に翻弄された姉妹アンとメアリーの物語は、実話だそうです。
姉妹を演じているのは、ハリウッドを代表する若手スター ナタリー・ポートマン /スカーレット・ヨハンソン のふたり。
二人の運命を変えたヘンリー8世役は エリック・バナ 
アメリカ=イギリス合作映画です。

 最初に愛されたのは妹のメアリー、でも王妃になったのは姉のアンだった。
世界を変えた美しくも哀しい運命の恋の物語。
 

というフレーズから、ある程度の話の流れを想像をして出かけましたが
予想をはるかに超える姉妹の数奇な運命に、息つく間もないほどのめり込んでしまった2時間でした。
王の気まぐれですべてが回り、法や倫理や道徳はあってないような世界に渦巻く貴族たちの野望。
同じ男(王)を愛し、野心に燃えた姉と従順な妹
性格的に、動(光)と静(影)で表現されている姉妹ですが
イコール善と悪という訳ではなく、いずれも魅力的に描かれていて
どちらも応援したくなるような、不思議な葛藤に見舞われました。
互いに嫉妬や憎悪に見舞われながらも、それでも底辺では姉妹であり
互いを愛する心、思いやる心も見え隠れして、やるせなさが募ります。

辛辣な展開とは対照的に、衣装や宮廷生活が実に優雅に描かれていて、美しい風景も満載。
そういう点でもため息の連続で、本当に飽きさせない映画でした。
これを観て、英国王室の歴史についても気になってきました。
買ってきたパンフレットによると、その後のストーリーも結構興味深く
原作本も出ているようなので、そちらも読んでさらに知識を深めたいと思います。

人間の運命について深く考え入ってしまう壮大なストーリー、みなさんもぜひ劇場でご覧くださいね。  






 ブーリン家の姉妹 公式HPは こちら

 配給会社ブロードメディア・スタジオ のHPは こちら 


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コメント (8)
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