nobara*note

くらしの中にアンテナをいっぱい張って日々のお気に入りを主婦の目で綴ります、目指すは雑貨屋さん的ブログ♪

誉田哲也 感染遊戯

2014-01-15 15:20:29 | 本・雑誌・ドラマ
昨年話題になった映画&ドラマ ストロベリーナイト の原作、姫川玲子シリーズのスピンオフ作品 感染遊戯 を読みました。

姫川と対立する警部補ガンテツ、姫川班の若手刑事・葉山則之『シンメトリー』の短編
「過ぎた正義」に登場した元刑事・倉田修二をメインに据えた、4つの物語を収録。
一見脈絡のない短編集のように見せておいて、最後にこれまでのすべてが繋がるという、おもしろい仕立てになっています。

あらすじ・・・(「BOOK」データベースより)
会社役員刺殺事件を追う姫川玲子に、ガンテツこと勝俣警部補が十五年前の事件を語り始める。
刺された会社役員は薬害を蔓延させた元厚生官僚で、その息子もかつて殺害されていたというのだ。
さらに、元刑事の倉田と姫川の元部下・葉山が関わった事案も、被害者は官僚ー。
バラバラに見えた事件が一つに繋がるとき、戦慄の真相が立ち現れる!
姫川玲子シリーズ最大の問題作。

2011年に実際に起こった、元厚生事務次官宅連続襲撃事件の予見とも言える作品で
官僚の不正を題材に、壮大な殺人事件が連続で起こります。
どの人物に感情移入するかで、受ける印象が異なる作品で
世の中の裏事情に、自分自身の内なる正義感がうずいてしまう物語でしたが
あまりにもすべてが都合よく繋がってしまい、最後はちょっと嘘くさくて以前に読んだ4部作の方がよかったな~と言うのが感想。

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2 コメント

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官僚襲撃事件 (kobby)
2014-01-15 21:02:03
2011年の官僚襲撃事件は、場所がさいたま市だったので覚えています。猫の処分をきっかけに逆上した犯人が、官僚名簿でたまたま見つけて襲撃した件ですね。何がそういう悲劇を生むか、想像はしにくい時代ですが、何か嫌な時代になったと感じざるを得ない事件でした。
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kobbyさん (野ばら)
2014-01-16 11:28:42
kobbyさん、こんにちは。
さいたま市の殺人は、本当に近くで起きた事件でびっくりでした。
年金問題が絡んでいるのかと噂されましたが、ペットの処分に関する事由だったということで、かえって不気味な事件でしたね。
返信する

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