nobara*note

くらしの中にアンテナをいっぱい張って日々のお気に入りを主婦の目で綴ります、目指すは雑貨屋さん的ブログ♪

アンソニー・ホロヴィッツ その裁きは死

2020-10-24 11:52:34 | 本・雑誌・ドラマ
『メインテーマは殺人』の作者、アンソニー・ホロヴィッツの作品 その裁きは死 を読みました。

あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
実直さが評判の弁護士が殺害された。
裁判の相手方が口走った脅しに似た方法で。
現場の壁にはペンキで乱暴に描かれた謎の数字“182”。
被害者が殺される直前に残した奇妙な言葉。
わたし、アンソニー・ホロヴィッツは、元刑事の探偵ホーソーンによって、奇妙な事件の捜査に引きずりこまれてー。
絶賛を博した『メインテーマは殺人』に続く、驚嘆確実、完全無比の犯人当てミステリ。

海外ミステリーを読んでいて一番困るのが、登場人物の名前や立場を理解するまでの煩雑さ。
男なのか女なのか、いつ出て来ていたのか、こんがらがることも多々。
その点この作者の作品は、物語冒頭に、登場人物の一覧表があるので本当に助かります。
まあそのくらい、登場人物が多すぎるのも特徴ではありますが・・・・
長編かつ、とりあえず難解そうな展開を予想させるストーリーですが
最初の50ページを過ぎれば不思議なほど引き込まれていきます。
ある人物を犯人に見せかけておいて、二転三転最後まで気が抜けない謎解き。
そして読み終わってから気づく、途中にちりばめられた数々の伏線。
複雑で難解、でも最後はすっきりと面白い、楽しいシリーズです。

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