nobara*note

くらしの中にアンテナをいっぱい張って日々のお気に入りを主婦の目で綴ります、目指すは雑貨屋さん的ブログ♪

沼田まほかる 痺れる

2020-09-07 15:59:23 | 本・雑誌・ドラマ
沼田まほかるさんの、イヤミス短篇集 痺れる を読みました。

あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
十二年前、敬愛していた姑が失踪した。
その日、何があったのか。
老年を迎えつつある女性が、心の奥底にしまい続けてきた瞑い秘密を独白する「林檎曼陀羅」。
別荘地で一人暮らす中年女性の家に、ある日迷い込んできた、息子のような歳の青年。
彼女の心の中で次第に育ってゆく不穏な衝動を描く「ヤモリ」。
いつまでも心に取り憑いて離れない、悪夢のような九編を収録。

林檎曼陀羅/レイピスト/ヤモリ/沼毛虫/テンガロンハット/TAKO/普通じゃない/クモキリソウ/エトワール

最後の一行を読み終える瞬間まで、結末が読めず
読んでいてゾクゾク感が募るストーリーばかり。
イヤミス好きの私でさえ、本気でぞっとする話もあり
これまで読んできたイヤミスの中でも、特に読後感がえぐい作品です。
ひたすらこわくて、気味が悪くて
猛暑のこの時期に、読みながら体感温度を3度は下げられた気がします。

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