3日目の観光も終わり、この日の宿は阿寒湖畔にあるホテル。
長い一日だったような気もするのですが、知床クルージングがなくなった分
比較的早めの時間にホテル入りできたので、食事の前に散歩に出てみました。
阿寒の温泉街は、お土産物屋さんも多く連なり、浴衣姿のホテル客もぞろぞろ歩いている賑やかな街です。
まずはアイヌの伝統がたっぷり詰まった 阿寒湖アイヌコタン村 へ。
ここは、夜にもう一度ゆっくり繰り出す予定だったので
ぐるっと一回りしただけで、そのまま 阿寒湖 へ移動。
黄昏時の湖畔を歩きながら、刻一刻と変わっていく空の色をカメラに収めてみました。
薄ピンク色に染まっていく空の美しさと、陽が落ちて深くなっていく湖面の色を楽しみました。
一歩外の通りに出ると、人がいっぱい歩いているのに
なぜか湖畔は観光客もまばらで、のんびりできて気持ちよかったです。
夕食が終って、もう一度外に繰り出してみました。
本当はもっと早い時間に繰り出したかったのだけれど、先に温泉に入ってから食事をしたので
20時30分から行われていた、アイヌの 千本タイマツ行進 は終わっていました。。。残念。
湖畔から観光客がタイマツを持って謳いながら練り歩き、村に火を運ぶそうです。
運ばれてきた火が、メラメラと燃えていました。
有料で古典舞踊が見られるとのことでしたが、さすがに疲れ切っていたのでそちらはパスして
少しお土産を買って、ホテルに戻りました。
3日目も朝早くからたくさん歩きましたが、ようやくこれで終了です。
こういう雄大な自然に囲まれて、静かな場所で過ごす時間のすごし方をすれば、きっと夜もぐっすりと眠れることでしょう。都会のパソコン仕事で、神経をすり減らした後では、どうもぐっすりとは眠れません。
今回は結構歩いたように思いましたが、この日までの4日間平均して1万5000歩程度でした。
実際はほぼバス移動なので、意外にドアトゥードアだったのと
ホテル内の移動も含めてなので、歩数計的には都内を歩くほどには歩いていなかったようです。
ただ5日目の札幌は、ひたすらずっと歩いていたので30000歩越えでびっくりでした。
確かに目に入るものすべてが自然で、感動はあってもストレスはないので
グッスリ眠れて、朝もパッと目が覚めていました。
何年かに一度、こういう旅も必要ですね。