レッズ、ACL準決勝アウェーは1－1のドロー

ACLの戦いもいよいよ、東地区の代表を決定する準決勝。
まずは昨夜アウェーに乗り込んで、予選リーグでも戦った上海上港と闘いました。

ここにきてけが人続出で、なかなか満足のいくスタメンが組めなかった浦和でしたが
満を持しての柏木の復帰と、ラファエルシルバが予想より早く戻ってこれたことは、厳しいアウェーを戦う上で嬉しい材料でした。

メンバーは、遠藤、阿部、マウリシオ、槙野、青木 、柏木、長澤、ラファエル シルバ、武藤、興梠でスタート。
長澤は初スタメンだそうですが、海外での経験があるのですから、国際試合では大いに期待！
これまでのチャンスを今一つモノにできていない矢島と、鳥栖戦でダメダメだった森脇がベンチスタートというのも
調子のよいメンバーをピックアップしての、ターンオーバーだと思うと好感が持てます。
何しろ相手は前線にブラジル人トリオを並べ、超攻撃的サッカーを誇るチームですから
いかにして失点を抑えるかと、あわよくばアウエーゴールを奪ってくるのがレッズの使命。

毛足が長く湿り過ぎてボールが走らず、イレギュラーも多いピッチに手を焼くレッズ。
逆にホームの利を活かして勢いよく仕掛ける上海、レッズもマウリシオを中心にしっかり対応。
ただ、もう少し粘れるかと思っていたのですが、15分にフッキのこれ以上ないくらい完璧なゴールで失点を許してしまいます。
それでもその12分後に、レッズらしい連携から柏木のゴールが生まれ、同点。

その後は危ないシーンの連続ではありましたが、GK西川を中心に、それぞれが力を尽くして守り抜いてくれました。
とにかく今年のACLは、リーグに比べて各選手の踏ん張りが格段違いますよね（特に青木と長澤）
槙野も失点後は必死でフッキを抑えていて、昨夜の槙野には素直にありがとうと言いたいです。
3点くらいとられるかもと思っていたので、1－1のドローで終えられ
アウェーゴールのお土産があることは、レッズにとってはまあまあの出来だったのではないでしょうか？
今シーズンのレッズは、ACLのホームでは負けなし。
済州戦と言い川崎戦と言い、ACLに限っては埼スタに神が宿っている感じ？
また今回も実力以上のものを発揮して最高の舞台を演出し、決勝に進出してもらいたいです。