ちょっと一休み、道草人生

脳内出血で、仕事、仕事の生活から一転、
夫や友達に支えられ、色々な出会いや様々な発見があったり
これってステキ♪♪

介護調査員

2009年05月22日 | 脳卒中、関連

先週・・・・・、前もって、電話があった。
区の介護調査員Yさんからで「都合のいい日時」を聞かれて、○日○時にとお願いした。
今回は何となく、不安だったので、
Kは勿論の事、ケアマネジャーのSさんにも同席してもらった。
そこに、Yさんがやってきて・・・・・Yさんは割と若い男性でした。

「あら~、お若いんですね~、もっとおじいちゃんかと思った」と、言っちゃった。
アララッ、と思ったけど、言っちゃったものは、仕方無いよね。

最初に生年月日と名前を言われて、間違いがないですか?と、聞かれた。
はい、だけど時間はいいのっ?、言えるよ、って
又も余計な事を言ってる・・・・・
Kに「コラッ」って、睨まれた。

喧嘩早い私の性格が、見え隠れしている。

介護調査員さんが悪いんじゃない事は、重々承知しているけど、
お上が決めた「今度の認定の基準」には、腹が立っている。

沢山のチェック項目が書いてある認定調査票と睨めっこしながら、次々と質問がある。
今度は、“足がどの位あがるか”とか、“手がどの位あがるか”を見る。
実際に椅子に座ったままだけど、足を上げたり、する。
髪は梳かせるか?歯は磨けるか?顔を洗えるか?等々事細かくある・・・

顔は両手が使えて、バシャバシャ洗ってタオルで拭く・・・なーんて、いうのは昔の話
片手しか使えないなら、それなりの工夫をしている。
最初はタオルのハンカチ、次がガーゼのハンカチを使って洗っていた。
今は、化粧用の使い捨てコットンを2-3枚、指に挟んで顔を洗い、
その後をティッシュペーパーで拭く、これで、さっぱりと洗える。
この、工夫が結構楽しい
でも、工夫しなかったら・・・誰かにタオルを絞って貰い、顔を拭くのかなぁ~

1時間位の質問の時間は終わり・・・
質問にちゃんと答えていない時、ケアマネジャーのSさんは助け船を出してくれた、
本当にありがとう。

今回の見直しで、要介護度は病気などの重症度ではなく、
必要とされる介護の量できまるという、
決して要介護度の仕組みそのものは変わらない、というけど・・・

実際に困っている事や不便に思っている事を聞かれて、
こうなれば、いいのになぁ~という事は、道路の事、電車の事、など、
いっぱいあるけど・・・・・でも、どうにもならない事なのよね。

この認定は、病院の担当医にお任せする訳には、いかないの??


1次判定で認定調査の結果をコンピュータで分析して、
2次判定では、1次判定の結果と認定調査の特記事項、
それに主治医意見書を審査会で総合的に判断、判定が下される。
それをもとに、市町村が要介護度の認定を行う、とある。

凄く、時間と労力をかけるのね・・・・・・もっと、他にする事があるんじゃないの??

介護度によって使える介護保険が決まる、
勿論、介護度が1より5のほうが、使える金額も多くなる。
月に利用可能な上限額が決まっていて、
私たちは、介護度が決まれば、その10%の金額で利用できる。
仕組みそのものは、とても有難い。

今、ヘルパーさんをお願いして、月に10万円位かかるとする・・・
私が実際に払うのは、1万円位で済む、とても助かっている。

例えば、要介護1の人は、165800円、2の人は194800円、3の人は267500円、
4の人は306000円、5の人は、358300円となっている。要支援1と2はもっと、低い。

ちょっと、計算をしてみた・・・・・
要介護5の人が、5から3になった場合、
(本人がちっとも良くなっていなくて、同じ介護を必要とした場合)は、
5から3の差額が自己負担になるので、64500円位になる。
毎月、35800円位で済んでいたのが、28700円位増える。
細かいけど、1年間で3446400円位、余計にかかる計算だ。

勿論、全額利用しない人もいるけど、介護度が高い人ほど、家族の御苦労も大変だと思う。

色々と考えなきゃ、いけない事が多いなぁ~、
頭が壊れちゃったなんて、言っている場合じゃないなぁ!!
コメント (1)
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