この、11月9日は、もう1ツの誕生日!
一昨年の、今日が脳内出血を発症した日で、二周年に、なった。
今、思うと本当に無知だったなぁ、と・・・・・・
退院したら、後は段々、治るものと思っていた。
しかし、完全に治る事はないと知らされ、
如何にリハビリなどで元の状態に近づけるか、という事だ。
私も同病者のKakkyさんと同じく、
病気というより事故という感覚が強かったけど、
最初は、あれっ?、何で?、どうしちゃったの?、って感じだった。
そのうち、何で手が動かないんだろう・・・声が出ない、あれっ、・・・・・
言葉が出てこなくて、意思の疎通ができない・・・・・・、
右手も使えないから、字も書けない・・・
身体が思うように動かなくて、車椅子に乗っていた。
最初の一ヶ月位は目白救急病院で、
そのあとは初台リハビリテーション病院で三ヶ月位。
初台での三ヶ月弱の入院生活は、
プロのスタッフによる一日三回のリハビリが徹底していたし、
チームを組んでのケアや、患者の立場を考えた素晴らしい病院だと思っている。
初台に移ってから、一ヶ月程で車椅子からステッキになったし、希望がもてた。
退院してからも、通院でのリハビリで今なお、お世話になっている。
そして、この二年間で、ずいぶん多くの人にも出会った。
本当に、みんなにお世話になり、感謝しても、しきれない。
古くからの友人達や新しい友人達、勿論Kにも、いっぱい感謝している。
日々、新しい発見があり・・・みんなに、色々な事を教わり、これが楽しい!
私の好きな人の中に、中島教之さんがいる。
“南無の会”の事務局主任で栃木県護法寺住職・・・お坊さんである。
また、“墨詩まんだら”や本も書いている作家さん、強面だけど、優しい人だ。
彼の作ったカレンダーは、ずーっと使える日めくりで、
味のある書と言葉が、生き生きと書かれている。
倒れた、9日・・・・・
カレンダーの言葉が、このブログのタイトルのきっかけとなった。
2年経ちましたか、とっても密度の濃い時間を過ごされたのではないでしょうか。その前日までは自分の体のことをこれだけ日々見つめ、感じ、気遣ったことはなかったかもしれませんね。自身を振り返り自戒をこめて。痛切に感じます。
毎日が変動の繰り返し、一進一退に思われても、確実に1年前、2年前、入院直後と時間をさかのぼって記憶をトレースして見れば遅々としてはいるかもしれませんが、全身の運動機能が前進してる事を体感&実感されていることと信じてます。
ネズミは来る12月19日で2年目を迎えますが、めげていてはだめ、されどあせらず無理せずと言い聞かせながら、一人自主トレを日々心がけております。
Noncoさんは大勢の親しい方たちと共に毎日楽しくお過ごしのようでうらやましくもあり、素晴らしいことと讃辞を送ります。
コメント、ありがとうございます。
ゆっくり、焦らずに・・・リハビリも楽しく出来たらいいな、と考えています。
あのね、この間いい事を言われました。
体調の悪い時、
「歩かない勇気を」って・・・
どうしても、歩かないと身体が元に戻ってしまうような気になって、無理をしちゃいますよね。
私、これ好きなんです!