携帯デビュー ≪ゼニアオイ≫

子供の頃、祖母が毎年咲かせていた、里の裏庭を思い出す≪銭葵≫
アオイ科　ゼニアオイ属　≪銭葵≫　越年草、だから毎年咲いてたのか、、、

                             　　　　　　　               

昨日の里への定期便、
１０時ごろ、でませんでした。１１時半も過ぎてたでしょうか、再び、 かけてみました。
出かけてるのかな？
「ハイ、もしもし」
「どうかしてたの？いつもに増して出るの遅かったけど」
「洗濯の水止めてから、来たさかいね」
今頃？？？今日は、病院へ行ってきたそうです。帰ってから、洗濯を始めたようです。
「晴れてるんやね」
「明日降るちゅうさかい」「携帯もろたんよ」
いきなりです。「携帯電話のこと？」
「そう、使こた料金は、Ｙの所で払ってくれるんやて」
　　　　　　　「ＹとＭちゃんの番号だけ入ってるから、ボタン押したらいいんやって」
Ｙは、私の弟のことです。Ｍちゃんとは、その娘。
シルバーホンでしょうね、私の番号も入れといてくれたらよかったのに、
「いよいよ、携帯デビューやね。番号教えて」
「なんも、外に持って行かんのよ。まだ、かかって来たら、慌てるさかい」
一人暮らしで、電話が繋がらないと不安です。だから、と買ってくれたのでしょう、
出掛けるときのほうが必要だからと、説明して、
「厚着ちゃんにも、『おばあちゃんも、携帯ぐらい使いなよ』って言われたさかいね」
出掛けるとき、持って行くそうです。１２時のチャイムが鳴って「じゃぁ、またね」
電話番号は書いた紙を持ってこないと解らないので、後日になりそうです。
電話だけのようですから、使い慣れれば大丈夫でしょう。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　きっとね。