畠山義綱のきままな能登ブログ

畠山義綱が見てきた史跡を紹介します。
時々、経済や政治などもつぶやきます。

本当の強さとは

2007-05-14 19:57:21 | 日記
 いつも口癖のように母が言う言葉「打てば響く」(キツイ言葉を放てばキツイ言葉が返ってる)、「負けるが勝ち」(負けることが出来る人の方が本当は強い)。子どもの頃はまったく受け入れられなかった。だって一方的に負けるなんて絶対やだし、勝った方が気分がいい。
 でも、大人になって今の職業になって母の言葉がやっと理解できた。なぜ執拗に勝ち負けにこだわるのか?勝負に勝った人に対して、負けた人は心から尊敬できるか?などなど。
人の上に立つのは本当に苦労が多い。正論をかざしてもかならずみんなが付いてくるとは限らない。人と接するには、どんな強い武器よりも、どんな強い脅しよりも、良好な人間関係を作ることが一番強力な効果をあげるだろう。やはり人とは不思議な生き物である。