畠山義綱のきままな能登ブログ

畠山義綱が見てきた史跡を紹介します。
時々、経済や政治などもつぶやきます。

民主主義と専制政治

2012-06-08 21:24:00 | 政治・経済
 今日ふと同僚と話すと、数学の話から政治の話になった。確率論ではあるが「民主主義>専制政治」という話を聞いて、なるほど~ってすごく思った。


 その同僚が話すのは。専制政治(絶対王政)では、王の能力を超える国民が出ないので、国家の創世記からは中盤までは伸びるけれど、ある程度の成長で止まってしまう。ところが民主主義は違う。為政者の能力を超えて国民が能力を発揮するから、最初の成長は遅くても結局最後は専制政治を超える…と。


私「じゃあなんて民主主義の日本がこんなダメな国になるの?」
同僚「それは、日本は民主主義の歴史が浅いからだよ。たかだか70年ほど。ギリシャなんか紀元前から民主主義だからその歴史が違うんだってよ。」


 この話に私はすごく納得した。ネットで検索したらこんな言葉が出てきた。
「最悪の民主主義は最良の専制政治に勝る」
もっとも成功している専制政治の国・中国でも腐敗や弾圧、分裂行動が多数起きる。中国は何年経ってもこうだ。ならば、最悪でも自由がある民主主義の方が発展する。GDPで中国に抜かれた日本だけど、それでも個人の豊かさという視点でみると、日本の方がまだ上だよね。


 この話、すごく仕事に生かせる気がする。なんでも仕事を自分中心にやってしまう私。だから自分の営業がある程度の成功しか納めないのかもしれない。そんなことを考えさせられた今日の一言でした。