畠山義綱のきままな能登ブログ

畠山義綱が見てきた史跡を紹介します。
時々、経済や政治などもつぶやきます。

決して忘れてはいけない。

2013-03-11 22:12:00 | 日記
3月11日。

 忘れもしない。この2年前のこの日。東北地方太平洋沖地震、いわゆる東日本大震災がおこった。

 マグニチュード9.0の大地震。頻繁に続く余震。長野県の栄村や静岡県御殿場や山梨県の河口湖も震災に関連する大きな余震に襲われた。

 そして何より、福島第一原発事故。未だに東北地方で故郷に戻れない人が32万人もいるとされているが、原発事故はその根源。


 私の職場では震災の時間、黙祷を行った。地震の起こった2:46は、NHKのニュース番組でも黙祷を行う人々を映していた。また、天皇陛下が参加した震災二周年追悼式の式典も行われていた。天皇陛下は誰よりも大震災の被害者や被害状況を心配なさっていたから、この式典にはひときわならぬ思いが込められていると思う。


 東日本大震災を忘れてはならない。いまや多くの小中学生は2001年9月11日のニューヨーク同時多発テロをしらない。教科書などでしか見ておらず、9.11すら歴史扱い。もちろん、阪神大震災など生まれる前の出来事で当然もう歴史…。
 戦後最大の大震災。風化させてはいけない。津波の検証もそこそこに元の街づくりを行ってほしくない。安易に原発の再稼働をさせてほしくない。しかし一方で、街づくりを早めて復興をしてほしい。電力に心配のない生活を送りたい。…人間は矛盾する生き物。どうしようもないほど欲望の塊なんだなって思う。

 2年経った今、そんなことを考えつつ…

 東日本大震災で犠牲になった方々へ、2周年を経て、改めて深い哀悼の意を示したいと思います。