内田樹が愛農高校のことを書いていました。
愛農高校は、三重県にあるキリスト教系の農業高校ですが、今年島根大学を卒業する予定の雪ちゃんもここの卒業生。
雪ちゃんは、島根県出身、きっと卒業したら実家に帰るんだろうと思いますが、とにかく地に足がついています。
農業の根源的意味
内田樹は、地に足が付いた建学の理念を持ち、自給自足など理念通りの実践をし災害時の避難所への備えも持つ愛農高校を高く評価していますが、まさに、雪ちゃんは建学の理念の実践者。
僕も、この愛農高校の在り方には共感しますし、それは、ロシアのシチェチニン先生の学校にも相通じるものです。
この著「日本習合論」では、必要な時に必要なものが市場で調達できる、だから、自分が最も効率用く金を稼げる領域に特化して金を稼ぐことに集中すべき、それが市場原理主義の基本テーゼだから、皆がそれを信じて仕事と消費に明け暮れると。
農業は「飢餓を防ぐための集団的な営み」、金さえ出せばいつでも調達できると信じている多くの人たちにはその根源的な意味がわからない。
しかし、一旦供給が減少し、あるいは途絶したら、それは「それがなければ死ぬものになる」と。
一族の祖国
アナスタシアは、1haの「一族の祖国(土地)」という考え方を提唱していて、今、ロシアのみならず世界に広がりつつあります。
アナスタシアが言うように、一族の祖国は現代が抱える多くの病弊を解決する最も有効な手段となり得るし、国の安全保障にとってもっとも効果的な施策たり得ます。
愛農高校の建学の理念、内田樹の理路は、まさにここに通じるものであり、僕が新庄にいる意味でもあります。
少数派でも平気
内田樹は、自らを「少数派」であるとし、「少数派」の大切さに言及しています。
政治の世界に象徴されるように、今の世相は「長い物には巻かれろ」「寄らば大樹の陰」は成熟した生き方のように思われる傾向にあります。
その典型は安倍一強であり、野党政治家が現実路線と称して与党に歩み寄る姿勢かも知れません。
著者は、全体の5%、できたら7%くらいが「少数派でも平気」という強いマインドを持っていて欲しい。
さすれば、あとの90%以上が一塊になっていても集団の健全さは担保されると。
この少数派、特に若い女性たちでじわりと増えている実感がありますし、僕もその少数派でありたいと念願しています。
その皆さんを見ていると、日本は大丈夫!って思えますが、、、
まさか~!?大山が大きくなった?
最近、大山の見え方が違って、一回りも二回りも大きくなったように感じるのです。
今日も、船着きの松のあった旧柳田屋敷の庭木の整備作業に汗を出し、新庄に帰る道すがら目に入った大山がやけに大きく見えて、、、
それはそうと、作業を終えて皆でお茶をしながら美味しいケーキに舌鼓(*^^*)、ついつい出てきたことをしゃべったのですが、、、
人口減少社会ですが、“住み心地のいい”家がどんどん建つ一方で、空き家はどんどん増え朽ちていく、何とも不経済な暮らし方を指向する時代。
ちょうど市会議員時代でしたが、柳田屋敷は、歴史を刻んだ船着きの松と古い面影を残す家老屋敷とも言われた家屋への持ち主の方の深い思い入れで、市に寄贈されたのですが、時代を経て松は枯れ屋敷も朽ち果てなんとしている。
田舎の一軒家に住みたいという人も現れている時代、税制も含めて制度改正し、例えば志を持った団体などへ寄贈したり、少しの報償を払ってニートなどに使ってもらう、何てこと、どうなんだろう?
あっ、これ、内田樹とえらいてんちょうの対談をパクって色を添えただけなんですけど、行政より余ほど真剣に管理できそうじゃないですか。
少しの報償、生活保護や就労支援プログラム予算などを考えると、十二分に可能のように思えるんですけどね。
ただ、行政も議員も思考が固いからなあ、、、
そうそう、大山さんのお陰で、煌々としたまんまるお月様~明日朝4時が満月ですから、満月と言ってもいいかな?~を眺め、カメラに収めることができました。
なかなか艶めかしいお月さまじゃありませんか?ありがたい!
前世代ケータイで撮ったので、かなりボケていますが、、、
今日は3時から歯医者、先日焼いたお餅を食べていて、なんか口の中でゴリゴリする!?へっ!外があまりに硬くて歯がコケてしまいました、てなことで今日はそこも。
それまでの時間、午前中は書道の清書に向かうつもりでしたが、いつの間にか、、、
昨日採ってきた浜大根、根っこの部分はその日のうちに干し大根に加工してネットに。
今日は葉っぱの部分の料理に取り掛かってしまい、、、
一つは、NHK放送の「やまと尼寺 精進日記」で登場した大根の葉のふりかけ、今までと調理法が違うので食指が動き、、、でも結局は炒めて作ることに。
ただ、入れるものは大いに参考にして、柚子、刻み昆布を新たに入れて完成、これ旨し!
もう一つは、いつもの煮びたし、今までは薄揚げとちりめんじゃこでしたが、今日は刻み昆布と野大根の干し大根も一緒に!
野大根の葉はやはり!いささかしわいけど、やっぱり旨~~い!!
その他、お魚ベースのスープに、サラダにと大活躍。
加減して採ってきたつもりですが、やっぱり多かった~~(><
あっ、全部食べてしまってた~(^^;;
今日のお昼、エネちゃんが自家製納豆を持ってきてくださいました。
学生時代に衝撃の出会いを果たし、以来ずっと親しんできたし、学生生活をサポートしてくれた納豆ですが、こんな食感と味は初めてです。
塩味のないクリームチーズのようと言えばいいのか?市販のものにはない奥深い味。
そうだ!ブログネタ、、、時すでに遅く全部消費済み、カラだけでも、、、
一緒にランチをと声を掛けながら、いけずごの運営費カンパをお願いする(^^;;
我ながらたいしたものですが、来てくれる旧知の皆さんが嬉しい。
そんな皆さんとの楽しいランチと歓談が終わってから雪で倒れた竹の片付け。
自然の力は常識を簡単に超える
抱えきれないほどの竹を7,8回も持ち出したでしょうか、焼却炉周りの駐車場が竹で埋め尽くされた感じ。
かなり管理していたつもりですが、よくもまあ、これだけ折れてくれたもの、自然の力はこっちの常識など簡単に超えるものですね。
あっ、そう言えばコロナも一緒か!
明日は、駐車場確保のための竹の焼却が待っています。
こういうのを慈雨っていうのでしょうね。
天気予報にはなかったから、あわてて洗濯ものを取り込んだけど、嬉しい嬉しい雷雨でした。
夏はこうでなくっちゃ(*^^*)
今日の夕方、自宅近くの水やりを予定していたけれど、ひとまずそれも順延。
お陰で、ちょっぴり時間にゆとりが。
カタカムナ勉強会で800年周期説
そんな昨日、久しぶり、いや本当に久しぶりにカタカムナの勉強会。
以前にも話題に出ていたっけ?東西文明が800年周期で盛衰を繰り返す。
それによると、2012年に西洋から東洋に好調期が移ったと言われているようです。
以前、NHKの番組で地球の生物は5回の大量絶滅期を経験してきたことが紹介されていました。
講師の芳賀さんは、これからの800年は6度目の大量絶滅期が訪れるかもしれない、それは、人の手によるものであり、人類は絶滅する危機にあると。
それを乗り越えることができるかどうか、我々の手にかかっている、我々の世代は大丈夫だけど、カタカムナの叡智を駆使できる人を増やし何とかしていきたいものだと。
今日のFBに、忌部町のカラカラに干上がったため池の写真を掲載している方があり、地球がこうならなきゃいいけどと。
地球全体が干上がるかもしれない近未来を意識の中において、日々の暮らしを考えながら行動していきたいものです。