けたたましい消防車のサイレンの音に起こされ、えっ!?近いぞ。
窓から外を眺めると薄っすら赤くなりかけた空に炎と黒煙。
朝日を背にしたマンションが赤く染まっていました。
町内会長を仰せつかっているカミさんは、取るものも取りあえず、すっ飛んで出ていきました。
僕は、そんなお役目もないのでしばらく様子を見ていることに。
消防車が一段落しても、パトカー?次々とサイレンの音が聞こえるし、煙が相当収まったころには救急車のサイレン。
しかも、中津田通りという家の前の細い路地を走り去り、近くで停車。
朝早くからのお勤めの皆さんを横目に、せっかく起きだしたんだからと、畑に水やり。
帰って聞けば、ものの500メートル。
風がなかったので、類焼がなかったのは幸いでしたが、年寄りと嫁さんが行方不明だとか。
嫁さんにはご主人が声をかけたそうですが、不自由なお年寄りが心配で逃げ遅れてしまわれたのか?
朝から、何とも痛ましい出来事でした。
出火元はキッチンらしいということしかわかっていませんが、火の始末や、電気系統は日ごろから気を付けたいものです。
そんな朝でも、自然は淡々としたもので、何事もなかったように天道さまが昇ります。
今日も暑くなりそうですね。