見習い百姓のつぶやき

宮仕えも一段落、半農半Ⅹを本格化。農的暮らしとさまざまなⅩを悩んで、楽しんで一歩づつ。

本庄に島根半島最大の前方後円墳

2020-11-06 22:29:23 | 日記

トトロの森を覆う空もすっかり秋です。


先日、新聞を広げると、本庄で島根半島最大の前方後円墳を含む古墳群発見!との記事が目に飛び込んできました。
発見したのは、本庄の同級生3人組で、いずれも考古学者さん、うち一人はカムの宿のすぐ近くの方で、いずれお話をとお願いしていた方。
翌日、本庄でお世話になっている方を訪ねた際に新聞記事の話をしたところ、翌々日にこの古墳の見学会があると聞き、早速申し込みました。


この古墳群、11基の古墳からなり、山ノ神古墳群と名が付けられています。
下の写真で、参加者が揃って説明を聞いている場所は10号方墳の真上!
説明を受けなければこれが古墳だ何て、いくら山を歩いていたってわかりっこありませんから、専門家というのは凄い!


さて、この古墳群の位置するところは、中海が一望できる(木を切ればですが)絶景地であり、すぐ近くにはこの地域で最も肥沃な水田地帯が広がっています。
また、佐陀川から手角までとされる闇見の圀の総社が、新庄の久良彌神社だったそうですから、相当の勢力を持った豪族の拠点だったのかもしれません。
海上を交易していた人々からは、この古墳の威容によって古墳の主一族の力を垣間見ることになったのでしょうね。


上の写真が島根半島最大の前方後円墳、わかりますか?左手のこんもりが前方部、右手のこんもりが後円部となります。

形状から、4世紀から5世紀にかけて作られたのだろうとのことでしたが、相当の土木工事だったんだろうと想像できました。
最後に、新聞の記事を掲載しておきますね。


コメント
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