見習い百姓のつぶやき

宮仕えも一段落、半農半Ⅹを本格化。農的暮らしとさまざまなⅩを悩んで、楽しんで一歩づつ。

世界のどこからも真率されない国

2022-06-04 20:28:31 | 本や図書館

思わず嗚咽し、涙がこみあげてきました。
慟哭と言ってもいいかもしれませんが、国民にそんな思いをさせる国って?
もっとも、敗戦国日本を統治し続けてきた(今も?)ある国の思い通りかな?

「街場の中国論」「街場の日韓論」に続いて読み始めた「中国が世界を牛耳る100の分野~日本はどう対応すべきか~」、各分野で中国との競争に勝つにはとの章を読み始めて、もういいや!辟易だ~~!!
4/5以上は読んだかな?なるほど~!内田樹の中国論を補強するに余りある。
ただ、中国との競争に勝つ、日本の凋落を止めるということだけど、それって??、自分たちで選択してきたんだから、逍遥と受け入れるというのもありかな?

と思ったので、本を閉じ、先日買ってきた内田樹著「コロナ後の世界」を読み始めました。
のっけから来ましたね~~、今の日本社会、尖った言葉が行きかうようになり、人々が「不寛容」になってきている。
まさに、平時は扉が閉まっているのに、非常時は奥底にあった攻撃性が息を吹き返す。
ホロコーストを下支えした、また、隣組による管理体制の如き“正義”らしき名のもとに。

思わず嗚咽したのは、我が国が世界のどこからも真率されない国になっているとの指摘。
「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と米国の社会学者に言わしめた時代もありましたが、今は昔で、まさにご指摘通り。
特に安倍政権で顕著になり、トップが変わっても相も変わらず?かなあ。

国力は、いくら中国、韓国に追い越されようが何とも思わないけれど、
世界のどこからも真率されないまでになり下がった?我が国の精神性、寂しすぎるよなあ。
在野、それも田舎の我々がしこしこと楽しむことにしますか~~(^^;;

コメント
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