見習い百姓のつぶやき

宮仕えも一段落、半農半Ⅹを本格化。農的暮らしとさまざまなⅩを悩んで、楽しんで一歩づつ。

山の手の猫・港の猫

2021-11-24 19:18:51 | 旅行

とても気になるストーブが福山にあり、確認に行ってきました。
その任務は全うできなかったけど、お隣の尾道でなかなかのことや物を数多く堪能できた上、新たな課題というようなことも出てきたりして、また行かなきゃ!


そうそう、予約していたと思っていたホテルが違うホテルだった!からスタートした尾道でしたが、、、
尾道の最初は、昭和のアーケード街のお店を楽しむ、って感じ?全品半額という陶器屋さんがあったり、在庫一掃みたいな金物屋さん、小物のお店や骨董的な小物の店だったり、本当に楽しませてくれて。

尾道お好み焼き“
ぽっぽ家
そして、晩御飯、ここだと決めていたちょっとおしゃれなおばんざいのお店、予約で満席なんですよ、って。
残念!だけど、昼間に目に留まった尾道お好み焼きの店、帰りに
一杯の梯子でちょっと寄ってみたいと思っていたお店「ぽっぽ家」に。
気になっていた“尾道お好み焼き”、実は広島風で地域の名前を冠しただけですって。

でも、このお店が尾道の
新しい驚きの出発地となろうとは。
最初に、母息子で切り盛りするぽっぽ家のお料理はとても美味しく、ボリューム満点。
一番の驚きは、油を使わずに焼くお好み焼き、そして、味が浸み浸みのおでんのこんにゃく、何度も何度も湯でこぼしながら仕込んであるとのこと。

ここで唯一の油っけは、超こだわりのうどん屋
“風月”さんの天かすだけ、そのうどん屋さんは祭日でお休み、、残念(><
食べきれなくて持ち帰ったお好み焼き、今日になっても美味しいまんま、酸化する油がないとこうも違う?

山の手の猫・港の猫
そうそう、たまたま目に留まった尾道を特集した雑誌に“猫”、そういえば、尾道ってやけに猫が登場する。
“園山春治”さんの主宰する猫美術館や猫の細道から猫の話になり、山の手の猫は上品で、港の猫はサバイバルで眼つきが厳しいと大将(*^^*)
今朝、その猫美術館に行こうと細い路地の坂道を歩いていると、身体がゾワゾワするとてもエネルギーの高いところがあり、見てみると、大きな磐座と巨大な楠。
そこは、ロープウェイが通る真下の艮神社、驚いたのは神紋、「二重亀甲剣花菱」で出雲大社の
神紋と一緒。


この紋ははるか古代、西出雲王国の南の砦であった三刀屋神社の
神紋、出雲大社が造営された折、三刀屋神社のご神体なるものを遷座したと口伝で伝えています。
尾道って、石見銀山の銀を世界に運ぶ窓口を果たしていますから、出雲街道の終点でもあり、出雲の地と深い結びつきがあるので、そうかもと思いますが、実は、艮
神社の造営はそれよりはるか昔、らしい。
出雲と尾道との結びつき、さて、、、

二重亀甲剣花菱
てな感じで、山から下り、喫茶店に立ち寄り置いてあった「尾道の本」を見ていくと、ええ~~!!そういう仕掛けもある??あっと驚く発見!
何か、操り糸で操られているように繋がっていく、そんな感覚。
実は、坂の町尾道にそこここに点在する寺社群、その中でも街の規模に不釣り合いとも思える寺社が幾つか、それと因島のある磐座、きちんと仕込まれてそこにある。

らしいのですが、それが、「二重亀甲剣花菱」の関係性にあり、しかも、太陽の運行がそのキーワードとなっている。
まさに、出雲王国のそれ?
そのことを見つけ、本にしているある先生がいて、明日、その本を図書館で借りようと思っています。

その本を読んだ上で、次の尾道探訪があり、その受け取りようが成否をわける?
てなことを考えると、とても面白く、かつ深い!
ぽっぽ家さん、ありがとう!

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