鳥取でコロナ発生!久しぶりに対面でのお稽古の予定が、結局Zoomに逆戻り。
楽しみにしていたので、がっかり。
そんな中でしたが、今月の課題「御香両裏」珍しく早く取り組みました。
最初にお手本を見て、知ってどうなるわけじゃないかもしれないけど、最後の字は???そして、どんな意味だろう?
この「御香両裏」という文字は、空海が最長に宛てた手紙「忽披帖」の中の一節ですが、「忽披帖」は現存する他の2通の手紙と合わせて、空海の書の最高傑作で日本の名筆中第一とされ、わが国の国宝に指定されているんですね。へえ!
「御香両裏及び左衞士督の尊書状、並びに謹んで領し訖えり」と書かれた中の一節が「御香両裏」、左衞士督と並んで書かれていますが、名前ではなさそうなので役職名か何かなのでしょうか?
そんな名筆の一節を毎月の課題として臨書に取り組んでいるわけですが、師である房仙先生の筆の運びを見ていると驚嘆に値するものがあります。
臨書とはいえ、まるで空海が乗り移っているのではないかと思えるほど、お手本通りと思える作品を書きながら指導してくださっています。
そんな境地には程遠いのは当然ですが、時空を超えて空海の呼吸のようなものを感じながらお稽古できるって、凄いなあと感謝、感謝です。
僕は、Zoomに参加することなく、先生の書かれる動画を見て練習しているのですが、そうだ!早く添削をお願いしたら同じ過ちを繰り返すことなく練習できるじゃないかと、今頃になって気づき、、、
練習量は少ないのですが、早く添削していただこうと昨日投函しました。
添削が返ってくるのが楽しみです。
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自然界もそうですが、私たちの意識世界はとても深く広いですね。
そんな世界の入り口に立っていくつの世界を覗くことができるのか、これから生きていくのはとても楽しみです。