<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

自転車がパンク

2016年08月03日 19時56分33秒 | Weblog

自転車が途中でパンク。走行出来なくなった。断念した。立ち往生になった。橋の袂に腰を下ろす。やにわに熱がこもる。汗が噴き立った。熱風が道路のアスファルトから舞い上がる。どうにもならない。自転車を押して帰るしかない。それじゃ日が暮れてしまう。汗が滴る。シャツは濡れてぴったり肌にくっついている。困った。久しぶりに困った。打つ手が思い浮かばなかった。もう随分来てしまっているのだ。どうしたらいいのだろう?

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かみさまはエンタテイナー

2016年08月03日 17時09分29秒 | Weblog

かみさまは詩人/詩を書いている/詩を書いていたら/いつのまにか/かみさまになっていた/らしい/そこまではまあまあ

かみさまは絵描き/絵を描いている/絵を描いていたら/いつのまにか/かみさまになっていた/らしい/そこまではまあまあ

かみさまは佳人/ソプラノもやる/バリトンもやって/いつのまにか/かみさまになっていた/らしい/そこまではまあまあ

かみさまはまねっこ/人真似が上手/エンタテイナーは/いつのまにか/人間になっていた/らしい/そこまでくるとねえ

かみさまは多忙/けっこう多忙/あれもこれもして/いつのまにか/かみさまでなくなった/らしい/そこまでしなくとも

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日本にはお盆がある

2016年08月03日 02時58分27秒 | Weblog

日本にはお盆がある。お盆には地獄の蓋も開く。もちろん極楽の門も大きく開く。それで死者たちは一斉に帰省ラッシュになる。生きている者たちが家ごとに迎え提灯に灯を点して、お帰りなさいの言葉掛けをして出迎える。中にはお墓まで行ってしょって帰るという風習すらも。お盆の三日間は特にご馳走を作って仏壇にお供えする。こうして生きている者と死者との交流が当たり前の如くに保たれる。お茶やお酒もふるまわれる。僧を自宅に招き読経をしてもらい、丁重に懇ろに功徳回向をし、お弔いをする。日本にはそういうお盆がある。今もある。これは廃れていない。死者の魂を信じている。異界交信を普通のこととしてやりすます。現代人は多く、死ねば何も残らない、魂があの世に行くこともない、灰になってしまうだけだと言って、言い済ませているのにこうである。愛する人にはそれですませない。死んでも生きていますがごとくにふるまう。日本にははお盆がある。我が弟も今年は初盆。親戚が集って出迎えをする。葬式はしないでいても、初盆には僧を自宅に招いてねんごろに供養する。

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