5
外は気温が上がっている。
畑仕事を続行したいが、無理はしない。
しばらく室内にいることにする。
吹き込んでくる風が心地よい。眠くなって来た。
パソコンを閉じるか。
座椅子に座ったまま、しばらく昼寝をしよう。
5
外は気温が上がっている。
畑仕事を続行したいが、無理はしない。
しばらく室内にいることにする。
吹き込んでくる風が心地よい。眠くなって来た。
パソコンを閉じるか。
座椅子に座ったまま、しばらく昼寝をしよう。
4
縁側に出て、ランチをいただいた。具たくさんのお手製チャンポン。
我が家の畑の野菜もふんだんに使ってある。おいしかった。
また汗が噴き出て、上半身真っ裸になった。
網戸から風が入ってくる。
団扇を出して来てくれたが、そこまではしないですんだ。
4
縁側に出て、ランチをいただいた。具たくさんのお手製チャンポン。
我が家の畑の野菜もふんだんに使ってある。おいしかった。
また汗が噴き出て、上半身真っ裸になった。
網戸から風が入ってくる。
団扇を出して来てくれたが、そこまではしないですんだ。
3
それから梅の木の下の藪を切り払った。燃やせるように細かく切っておく。
お昼になったので、家の中に戻って来た。汗を掻いた。
上半身裸になって、湿らせたタオルでごしごし体を拭き上げた。
シャツを着替えた。すっきりした。
2
その後は、ぶらりぶらり野良仕事をした。
畑の草を取り取り、種から蒔いて育てた緑ズッキーニの苗を、畑に植え替えた。
ゆったりゆったり。じっとしてても愉快、動き出しても愉快。
していることは爺様のままごと遊び。一人遊び。
1
午前中、外に出ていた。上天気なのでじっとしていられない。
なにはともあれ、雀の餌場に一椀のクダケ米を撒いた。雀はすぐに集まって来た。
嬉し泣きならぬ嬉し鳴きを聞いた。聞いたつもりになった。小さな布施行になる。
9
ああ、それにしてもいい天気だなあ。今日から五月だものなあ。天地晴朗として万物が爽やかに生きているなあ。文句の付け所がないじゃないか。
五月が、精一杯にサービス精神を発揮していているんだろう。南風が我が書斎の中まで渡って来た。
8
明朗闊達な宇宙原理、ダンマがある。われわれはそこに行き着くように仕組まれている。仕組まれているのでそこに向かって歩いて行く。
行き着くと往生し成仏する。<仏道が明るく明るく拓けていた>という事実を知る。感動になる。
覆っている(と見ている)<暗雲>は霽(は)れていくのだ。束縛から自由になっていくのだ。
・・・
いずれしかしこれは、十郎爺の推測である。推理である。
7
束縛はされていないのだが、束縛をしていることがある。束縛しているのは己だ。己の無明だ。己の眼の暗さだ。
<われわれは束縛されている><息苦しくしか生きられない>という混濁と迷妄を離れることも出来る。
・・・
混濁も迷妄も、それはそれでバラエテイがあって、何が何でも否定されねばならないということもない。
6
ああそうだったなあ、ということが死後に分かる。
自由体験というのは不思議な体験だったなあ、ということも分かる。
それはみな死後の楽しみ事である。分かったらその場で感極まってわっと泣き出すかも知れない。