タイトルに「新型電車」と書いてしまいましたが、登場してからもう18年も経過した、お下がりの電車。
ボロ電車王国の千葉なので、真新しく見えるのは気のせい!?
さっそく、試乗してみました。 安房鴨川を14時46分に出て、太平洋側の外房線回りで千葉に到着。
そのまま東京湾側の内房線回りで安房鴨川に戻ってしまいます。
ちょうど房総半島を1周する電車というわけですね。
ちなみに安房鴨川に着くのは19時24分なので、1周4時間。 「安房鴨川」といっても、内房、外房どちらでも行けるので、誤乗防止のために外房線はオレンジ色、内房は青色というふうに色分けされています。
新しくなった、側面の行き先表示。
今までのは安房鴨川の下に小さく(勝浦回り)と書かれていて、わかりづらい。
内房線に乗り換えたつもりが、蘇我で違う方向に向かっているのにビックリということもあった。
沿線の開発が進み、内房線から東京への通勤客が混雑するのに、ボロ電車の4人掛けボックスだと多くの人が乗り切れないと不評。
その改善策として、一度に多くのお客さんが乗れるように定員を増やしたロングシートの電車を譲り受けたわけが、時刻表を見ると1日に4本しかなく、朝の通勤時の運用はない。
結局、ラッシュ時にパワーを発揮できない、ボロ房線のままになっている。