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魚尽くし南房総の旅 No.4

2006-11-05 00:23:59 | 南房総・千葉

Banya16  保田漁港の夕陽。
ここに立つと、二見漁港(山口)の風景によく似ているので、懐かしく思い出しました。
 2000年、電波少年の「箱男」がなんと二見漁港に放置、漁師さんたちの反応を見るというバラエティー番組が放送。
 「二見」はぜ~んぶ顔見知りなので、「あっ、名前は知らないけど、知っている人が映っている!」なんてビックリ。
 箱男が二見にいる間は帰らなかったけど、好奇心旺盛なドックおじさん(父)がチャリで箱男を見に行ったらしい。
 伯母が食事を作って差し入れたことはあるが、残念ながらテレビには映らなかった。
 スナックに連れていく場面があったけど、あれ、二見にスナックのお店があったっけ?と思いましたが、あれはやらせだそうだ。(笑)

Banya17 漁港のすぐ後ろにある、ばんやの温泉と食堂を兼ねている旅館。
手前は大衆食堂、真ん中は温泉、奥は4部屋の宿泊室。
 日帰りで十分な施設なのに、旅館と対等な宿泊室が付いているのは不思議な気分。
 宿泊者のみ部屋食のサービスが付いていて、1万円とは安い。

 「ばんやの湯」は塩素のにおいがついている水道水だが、炭酸がたっぷり含まれている。
 湯船につかると、皮膚の表面に無数の泡が付いていた。
 15~20分入浴すれば、炭酸の力で全身の血行がよくなるという健康的な入り方だとか。

 いよいよ夕食タイム。Banya18

 まず、運ばれてきたのは刺身の船盛り。
 ここのスタッフは全員漁師おぼしき男性。
 旅館なら和服の女将さんが出てくるけど、エプロン姿の漁師さんとはミスマッチな雰囲気。

Banya20_3 
 すごいですねぇ・・・。見る角度により、目が金色のように輝いているように見えることから「金目鯛」という高級魚だそうだ。

Banya19 次々と運ばれてきて、料理はこれで全部。
あとはごはんと味噌汁、フルーツのデサートも付く。
 檜原村の「たから荘」は無数の小皿に料理を盛るタイプだが、こちらのは大きな皿にてんこ盛り。
 目玉が飛び出すほどビックリ!!

 ハン尚宮(母)がいわく「うわ~、テレビの大食いチャンピオンみたい。でも、食べきれるのかしら?はなから大盛りじゃなくて、奥多摩みたいに少なめの量で出せばいいのにね・・・」 

 刺身もすごく噛み応えがあったが、残念なのは醤油。
チャングムは関東の醤油に慣れているのか、違和感がしなかったらしい。
 ハン尚宮が「ああっ、残念、鮮魚が食べられるところに出かけるのなら、山口の醤油を持って来ればよかった!」
 わが家の醤油は「加藤味噌醤油醗造場(下関市豊北町)」というブランド。
 楽天市場でも出品しているのかなと思いましたが、そのショップにネットで注文できるようになったみたい。
 店舗だけではなく、全国からの注文を承りますよ、ホームページで田舎町から発信しているなんて時代が変わりましたねぇ・・・。

 昼食にてんこ盛りの寿司を食べてしまったので、お腹がぱんぱん膨れ上がってしまった。
 食器を下げに来たスタッフに「こんなに残しちゃってごめんなさいね、今まで完食したお客さんはいらっしゃるのかしら?」とチャングムが聞いてみた。
 「完食したお客さんはあまりいませんね」

 1人に2~3人分の大盛りでサービスという、「ばんや」のやり方らしい。

コメント
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