東京アイランド

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読者様より寄稿がありました。あおがしま昔話です。

2018-12-14 22:24:22 | 2014~2022青ヶ島
 三宝港の旧堤が出来る前の写真を掲載した記事に読者様より貴重なコメントを寄せられました。

(ここから)

 昭和26~27年にこの青ヶ島にいました。
 定期便は黒潮丸という、これは先代昭和22年竣工の東海汽船の500トンの貨客船 黒潮丸のことです。
 この船が荒れる冬でも月に1度はこの青ヶ島に来ていましたので、年に4~5回しか船は来なかったというのはオーバーで完全に間違いです。
 そんなことしたら自給自足がほとんど出来ない私ら内地からの赴任者家族は飢え死にしてしまいます。
 当時の島民は今より多かったですし小学校もありましたからね。
 ただ確かにその月1度の船も荒波で沖合に停泊もできずそのままUターンというのは見ました。
 沖合前面に無数に立つ白波がこの50メートルの長さの船より大きかったのをハッキリと覚えてます。
 冬のこのあたりの荒れ方はすごいですよ。 艀がこの岩場から出て黒潮丸に着船してもウネリで艀は5メートルくらい上下し、そのウネリに押し上げられ上に上がった瞬間に本船横に開いてる乗降口から船客は飛び移ったものです。
 これを老若男女皆やりました。命がけです。海に落ちるより本船と艀の間には挟まれたら死を意味しますから。良い写真に感謝です。 

(ここまで)

 当時の年賀状は4月、新学期の教科書は7月・・・といったように、年に4~5回しか来なかったという記録を基に記事を書いてしまいましたが、実際は月に1度は必ず船が来ていたのですね。
 冬の荒れた海でも命がけの艀作業が行われ、青ヶ島に上陸されたという様子が目に浮かびます。今だったら、波高3m以上だと欠航確定なんですが、せっかくここまで来てしまったので、引き返すわけではない。なんとか島に上陸できるか、模索されていたんですね。
 1951(昭和26)年から27年に青ヶ島にいらっしゃったということは、現在はお歳を召された方かなと、思料いたします。コメントをお寄せいただき、誠にありがとうございます。
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本日は残念。欠航です。

2018-12-14 07:21:07 | 2014~2022青ヶ島
 12月14日金曜日。冬型配置は緩んで週末は船が来るという当初の予想でしたが、今日、明日は欠航。次に来るのは16日の日曜日になるのではないかと思います。冬のアオガシマはかなり厳しいです。池之沢に行けば、ひんぎゃの熱でポカポカ暖かい。今まで夏の間しか行っていないので、冬はどんなふうに変わるかいつかは行ってみたいです。しかし~ヘリコプターの予約が熾烈な争奪戦。まず、1ヶ月前の予約開始時刻直後に電話をかけても、一発でつながらない。向こうが受話器を置いたタイミングでつながっていれば勝ち、というふうになります。島民も争奪戦に参戦。いつも大変な思いをしているかも知れません。
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赤瀬駅は三角線の中で秘境駅だった

2018-12-14 00:12:16 | 2018_夏_JR九州全線完乗

 普通列車キハ47は自由席だけど、海の見える側に座ってしまいます。今の時間は干潮なんでしょうか。あちこち水だまりが・・・。

 おうだ駅です。王様の「王田」かと思ったら、「網田」が正しい。

 駅舎は古くからあったものなので、取り壊さず現存のまま。駅長室や駅事務室の跡を駅カフェにリニューアル。

 網田を出ると、海岸沿いに住宅街らしきものが見えます。

 しばらくすると、停車。「ここは駅?」と思えるほどの風景。

 赤瀬駅でした!下車客は釣竿を持った中学生おぼしい少年たち。
 っていうか・・・こんな風景なんて山の中なんでしょ!?

 改札口は青空状態なので、駅舎無しかと思ったら、ありました。屋根付きの待合スペース。

 こんな山の中なのに少年たちの釣竿、しかも「赤瀬海水浴場」の案内付き。どうみても、これは変!?と思い、地図で調べてみたら、ここから急な坂道をおりて海岸に出られる立地でした・・・。わずか120m先。

 秘境駅にランキングされているようですが・・・坂道を降りたところに24時間営業のローソンがあるので「秘境駅」とは言い難い。
 次は・・・

 ここでも秘境駅っぽい。

 石打ダム駅でした。まだまだ長ーく続きます。
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