東京都の小笠原諸島・父島で、夫婦2人が新型コロナウイルスに感染していたことが分かりました。小笠原諸島で感染者が確認されるのは初めてです。
東京都などによりますと、感染が確認されたのは、父島に住む70代の男性と60代の女性の夫婦で、小笠原諸島で感染者が確認されるのは初めてす。
夫婦は、定期船「おがさわら丸」を利用していて、父島に戻る際、都が船の乗客に実施している抗原検査では、「陰性」だったということです。
その後、症状が出たため、再度、検査を受けたところ、感染が判明しました。治療のため、23区内の都立病院に搬送するということです。
東京の島しょ部を巡っては、5月に御蔵島で感染者が出て以降、伊豆諸島の大島、八丈島でも感染者が相次いで確認され、今回の父島で4例目となります。
ーーーーーー
夫婦は島内の診療所に入院中。その後、ヘリコプター(航続距離約1000キロ可能な機種)で都内の病院に搬送される予定。