まもなく隼(はやぶさ)駅です。北陸鉄道から譲り受けた電気機関車のED30、その後ろに休憩用としてのブルートレイン。
ずっと昔、東京から西鹿児島(現:鹿児島中央)まで運行していた寝台特急「はやぶさ」号もあり、駅名にふさわしく「はやぶさ」のヘッドマークをED30電気機関車に取り付けた時期もあったのに、今は無くなっています。おそらく、レプリカだと思うんですけど、のどから手が出るほど欲しいマニアの仕業?
西鹿児島まで運行していた頃のダイヤは・・・
東京 16:45 → 西鹿児島 翌日14:42。(1980年の時刻表)
乗車券は 【区】東京都区内 → 西鹿児島
経由:東海道・山陽・鹿児島線
1日かかるなんて、今の新しい小笠原行きの船と同じ速度なのか?と思われそうだけど、わざわざ本州最西端の下関まで行って、博多、それから鹿児島に向かって南下なので、距離は相当ありそうです。
この駅も因幡船岡駅と同じく1930(昭和5)年開業なので、駅舎も当時から保っています。途中、現世に相応しく改修はしてしまったものを完璧に当時の姿に戻す復原工事をしたのかな。
「はやぶさ」といえば、東北&北海道新幹線、速達タイプのネーミング。鹿児島県の日豊本線でも「隼人」、こちらは「はやと」。
ここでも「秤」が置いてありますね・・・。
開業当時、駅員さんがきっぷを切っていたのであろう木製ラッチ。次は安部(あべ)駅です。
関東甲信越における2024(令和6)年の梅雨明けは、7月18日でした。
洗濯物はいつも室内干し、梅雨時の湿っぽさはなかなか洗濯物が乾かないので、サーキュレーター利用。MADE IN シナの無名メーカーのせいなのか、購入して数年で故障。スイッチを入れてもうんと動かない。
アマゾンで検索してみたら・・・
2024(令和6)年製造の新しいものだけど、デザインは昭和そのもの。
昭和の扇風機より、サイズは半分小さくて可愛いです。扇風機としてちゃんと機能をこなしているので、それでヨシとしましょう。
昭和時代の SANYO、ナショナル(Nマーク)、東芝(Tの傘マーク)、日立(亀の子マーク)を印刷して、扇風機に貼り付ければ懐かしさ倍増。
令和の鉄道はJR北海道のキハ40(国鉄時代に製造されたディーゼルカー)を除き、冷房率100%ですが、昭和時代のディーゼルカーは非冷房が当たり前でした。山陰本線の普通列車キハ20,23,40,47は非冷房。急行用のキハ28,58は冷房搭載。普通列車での運用なのに、間合いで急行用のキハ28,58がやってきたときは涼しくてラッキー!!キンキン冷風が出る昭和の仕様なので、異常なほど涼しかったのは覚えています。
下関駅で山陰本線非冷房のディーゼルカーから汗だくになり、九州方面の411系電車に乗りかえたとき、冷たくって心地よい車内空間だなと。
東京の営団地下鉄(現在は東京メトロ)も然り。当時の地下鉄は非冷房であり、東西線のようにJR車両(当時は301系?)が地下に入った途端、冷房を止めるので、窓を全開。再び地上に出たら冷房が入る。
昭和時代における公共交通機関は冷房率がそんなに高くはないので、当時の人々達はかなり苦労していたかも知れません。