4月22日金曜日。青ヶ島行きのくろしお丸は海上状況不良のため、欠航です。最近、雨の日ばかり続きます。ふてにゃん2はどこかで雨宿りしているのか、来なくなりました。キジバトちゃまは雨でも来てくれるのですが・・・。ネコは水が苦手なんでしょうか。
駅の反対側、北口は医療センター、東横インホテル、西日本ではチェーンストアになっているエディオン(家電量販店)、ゲオ(ビデオレンタル)がありますが、南口は開けているところです。
駅を出て、左側に・・・
2019(令和元)年にオープンしたばかりのルートインホテル。平成ではなく、令和の香りがする目新しいものに走ってばっかり。
特に部屋の位置とかをリクエストしていないのに、案内された場所は・・・・
駅の様子がよく見える部屋でした。いつもどこに行っても、リクエストしなくてもおのずと鉄道が見える部屋に案内されます。到着時間と交通手段を入力する欄があり、「電車」(厳密に言うと、山陰本線は汽車だけど)を入れているので、ホテルの方が「鉄道ファンの方かも?駅がよく見える部屋にしましょ」と粋なお取り計らいなのかも知れません。お気遣い、ありがとうね。
字幕ボタンあり。ヨシ!!朝食込みで予約したので、夕食は外食の予定。昨日(シーフレンズふたみ)、今日(東萩駅前の鮮魚丼)は魚ばかりなので、今夜も魚!?駅周辺を散歩して、適当に見つけたお店で食事にありつけようと。
発車時刻まであと20分くらいだけど、改札に入ります。
この乗車券と
新幹線特急券の2枚まとめて自動改札機に挿入。乗車券のほうに赤文字で「新函館北」入場印字。こちらはパンチ穴だけでした。
11330円の内訳は、東北新幹線7330円、北海道新幹線4000円です。北海道新幹線は148.8キロしかないのに、割高感がするのは青函トンネルの建設費やメンテナンス費などを償還するためだろうと思います。
今のところ、始発になっていますが札幌まで延伸する頃は「しんやくも(新八雲)」の文字を追加するかも。長万部、倶知安、新小樽、札幌。
JR東日本のE5系と一緒だけど、「北海道」にこだわるなら、この車両。
JR北海道がJR東日本に貸し出す代わりに、東日本内で完結するJR北海道のH5系が活躍している便があります。東北新幹線走行中に大きな地震が発生し、脱線したのもJR北海道のH5系でした。他社エリアで起きた地震だというのに、JR北海道に修理させるなんて。車両を所有する会社が負担するのではなく、地震が起きたところの会社が負担すると車両貸し借りのルールを明確化にしないと。
この車両は、山口県下松市の日立製作所笠戸工場で製造されました。「おがさわら丸」「あおがしま丸」も下関市の三菱重工業製造。「くろしお丸」は長崎県の渡辺造船所で製造。
H5系だけ特別仕様。北海道らしく床の模様が雪の結晶になっています。
浜田駅の歴史はとても古く、1921(大正10)年開業。令和3(2021)年は開業100周年でした。
新山口行きの特急スーパーおき号が入線。ここから新山口まで2時間。新幹線に乗り換えれば、九州最大都市の博多まで3時間で行けますが、上りの東京行きは新山口までだとかえって遠回りになるので、浜田から広島まで高速道路でつながっている高速バスを利用されたほうが速いかも。
広島からの可部線も国鉄時代に浜田まで線路を敷設する構想がありましたが、赤字が続いていたため、三段峡駅で断念。さらに可部から三段峡間が2003(平成15)年に廃線。ところが・・・可部からの先に新興住宅が増え、鉄道復活を望む声が相次いでいたため、あき亀山驛まで一部復活。
駅舎が新しくなっても、改札口は自動化されておらず、駅員さんが立っています。
下関のとなりに浜田の途中下車印ゲット。
改札口の横に「みどりの窓口」なんですけど・・・
現在はオペレーターさんがリモートで対応する「みどりの券売機プラス」。JR西日本管内でオペレーターさんが操作するマルス端末は全部で何台あるか、情報は明らかにしていない。多客期など管内に設置されている券売機プラスからのコールが相次ぐと、さばききれず「しばらくお待ちください」と15人や20人待ちの状態だと、使えないんじゃないんですかねぇ・・・?
基本的にみどりの券売機は顧客ご自身が操作して発券できますが、機械が対応できない「複雑な変な経路」または「乗車変更」や「株主割引券」などの割引証書の提示が必要になるときは、オペレータさんを呼んで対応になります。「しばらくお待ちください」の表示が長くなるときは、後ろで並んでいる人に迷惑がかかるのでは・・・。
みどりの券売機プラスを積極的に使いましょうと動画による使い方のモニターが置かれていました。機械に触れるのが苦手な方は駅員さんに声をかければ、代わりに駅員さんが操作してくれます。だったら、対面のマルス端末で操作して発券したほうが手っ取り早いかと。
16:42 特急まつかぜ12号鳥取行き。243.0キロを3時間。夏至の日だったら、ずっと明るい車窓を楽しみながら鳥取まで行けるはずなんですけど、12月は17時以降日没なので、旅はここで打ち切り。
12月なので、クリスマスツリーが飾っています。
明日のダイヤを確認。8時32分、出雲市行き。中国ウイルスのせいで伯備線の特急「やくも」号がダイヤ通りではなく、運休する便も出たりして、計画立てるのも大変。予約して置いた飛行機も突然欠航になり、福岡空港に変更させられたりして、中国に何度も振り回されては非常に迷惑だったなあ。ANAの無料マイレージで予約した飛行機が中国ウイルスの影響で欠航になり、前後の便へ変更を希望しない場合は取り消し。その場合が手数料無しでマイレージが戻ります。戻った時点から有効期限も延長。有効期限が切れそうなマイルを福岡行きに割り当て。
この新しい駅舎は2008(平成20)年建て替え。もうかなり昔になりますが、今見てもピカピカな状態。先代の駅舎は国鉄の風格がする鉄筋コンクリート2階建て。
4月19日火曜日。本日の「くろしお丸(八丈~青ヶ島)」は条件付き出航が決定されました。20日(水)、21日(木)は東京積み荷作業のため、船はお休みです。
新函館北斗駅前の風景。2016(平成28)年開業時にはなかった2軒のビジネス系ホテルが建っています。
もともとは別の場所で「大野駅前郵便局」。北海道新幹線開業日に「新函館北斗駅前郵便局」に改名。そして、今の場所に移転したようです。
無人駅の小さな渡島大野駅がわずか数年でこの姿に大変身。
「はやぶさ」に乗るときは必ずJR北海道のH5系、と決めているので、はやぶさ28号を狙いました。17時4分に東京駅到着、1時間後、羽田空港で落ち合うのにちょうどよい便利なダイヤ。今の時間、ジローさんやふてにゃんは九州最北端の北九州市滞在中。私は北海道南部の北斗市。
16時15分、終点の浜田駅到着。小倉駅を9時前に出発して、浜田まで215.8キロをおよそ7時間の汽車旅。浜田駅は山陰の旅で何度か素通りしているんですけど、下車したのはいつ頃でしたっけ?と調べてみたら、出てきました。
2009(平成21)年。12月28日なので、ジローさんと年末の帰省。東京から出雲市まで寝台特急の「サンライズ出雲」。出雲市から普通列車で浜田までやってきて、ずーっと山陰本線で長門二見までとなると非常に時間がかかるので、特急で新山口へ。
小倉を8時10分に出発する東京行きの「のぞみ10号」で新山口へ。新山口から特急スーパーおき2号で浜田に着くのは11時4分。新幹線と併用すれば、在来線特急券は乗継ぎ割引が適用され、半額になります。このルートだとおよそ3時間だけど、ずーっと山陰本線経由だと7時間かかります。
2009年に下車したときはJR西日本の標準仕様、青帯だったんですけど、現在は地域ごとのカラーリングに変更されています。益田から米子まで米子支社なので、ピンク色。米子を過ぎると萌葱色、京都口は紫色に変わります。
山陰自動車道などの整備がなかった昔はほとんど貨物列車の輸送が行われていました。ここで貨物のホームがありましたが、貨物列車の需要が減少し、貨物ホームの跡地に新しく国立病院の浜田医療センター建立。うちの住んでいる地域の大きな病院は3ヶ所あり、どれも車がないと不便な場所にありますが、ここは車を持たない高齢者にとっては便利かと思います。
益田から1両編成のワンマンカーなのに、不釣り合いなほどホームはすごく長いです。長編成の列車が行き交っていた国鉄時代の名残でしょう。
東京から寝台特急「出雲」号の終点はここでした。
ここからホテルが見えますが、区画通りにきちんと建てたのではなく、なぜかちょっとずれたような位置。今夜泊まるところはあそこではないんですけど、窓から見える景色がちょっと変わっているかも知れません。医療センターも駅ホームと並行するような形ではなく、ちょっと斜め横になっています。建築基準法に基づく許可は市がやっているので、なぜそうなっているのか聞かないとわかりません。
仁山駅もレトロっぽさ雰囲気が漂う無人駅舎でした。
仁山を通過してしばらくすると・・・
新函館北斗駅周辺の街が見えるようになります。新幹線が出来る前までは小さな無人の渡島大野駅だというのに急に街を形成。開業直後の駅前はほとんどレンタカー屋さんだったのに、現在は複合施設などが出来上がっています。
建設時は仮称「新函館」駅だったんですけれども、駅の所在地が北斗市なので、両方入れる形で決定されたようです。現函館駅はスイッチバックの配線なので、スイッチバックするのに時間のロスが増えるので、渡島大野を新幹線駅にすると決定された経緯があります。
かつてのブルートレイン最盛期のときは、青森駅で青函トンネル用の電気機関車に付け替え、海底で津軽海峡を越えます。函館駅に着くと、最後尾にディーゼル機関車を連結させ、札幌へ。
札幌から遠回りするような千歳線、室蘭本線経由でおよそ300キロ、3時間20分かかりましたが、新幹線が札幌まで延伸されると山側ルートでほぼ直線、170キロ。新幹線の速度によりますが、仮に250キロ、ノンストップだったら40分になる計算。
稚内駅で切符を買うときに、鹿の事故で特急が大幅に遅れ、乗る予定だった新幹線に乗れず。北九州空港から18時10分到着するするジローさんとふてにゃんが空港で待ちぼうけになるかもと頭をよぎってしまいましたが、何事もなく定刻通りにここに到着。H5系で東京駅に到着する時刻は17時4分、1時間あれば羽田空港の出口で落ち合うと緻密な計画。
・そのときの記事はこちら。
折居駅。青系の明るい色で塗られていた駅舎があるのに気づきましたが、カメラを向けたときはもう動き出してしまいました。ありきたりな無人駅のイメージを払拭するようなデザインでした。
12月なので、太陽は西に傾いています。
周布駅停車。
もしかしたら、大正11(1922)年開業時から現役なのかも知れません。
千葉県の小湊鐵道沿線にも似たような風景があります。まもなく西浜田駅です。
ここはもともと「島根県那賀郡長浜村」なので、駅名も「石見長浜」駅として開業。1940(昭和15)年、浜田市に編入されました。1949(昭和24)年、今の「西浜田」に改名。
ここでも貫禄のある木造駅舎。このあたりは昔ながらの駅舎が残っています。次は終点、浜田駅。
4月15日金曜日。本日のくろしお丸(八丈~青ヶ島)は台風1号接近のため、東京待機中です。次回の就航予定は未定です。3月16日の地震から1ヶ月。昨日は東北新幹線全線復旧しました。JR東日本の宮城県内で脱線したのはJR北海道所有のH5系。修理代は貸出先のJR東日本が負担すると私の見解だったんですけど、地震は天災なので、所有者であるJR北海道が負担することになったそうです。少しはJR東日本も支援すればいいのにと思っています。
駒ヶ岳駅を通過すると、次は秘境駅のひとつ、赤井川駅を通過。
上下交換が可能な赤井川駅なので、森行きの普通列車がすれ違いのため数分間停車。
大沼国定公園の最寄りなので、特急は停まります。みどりの窓口があります。
大沼公園駅からわずか1キロ先に大沼駅。池田園いや渡島砂原方面の乗換駅だというのに、特急は通過。ここでも「みどりの窓口」はあります。
大沼を出ると、次は仁山です。ここまで来れば、新函館北斗まであと10キロ。北海道新幹線が開業した年の2016(平成28)年は立て続けに函館エリアに訪問し、帰りはJR北海道のH5系「はやぶさ」。JR東日本のE5系も中身は全く同じだというのに、JR北海道を応援するため「はやぶさ」に乗るんだったら、必ずH5系とこだわってしまいます。
さっきから12月の日本海を眺めながら・・・・
岡見駅。国鉄様式の駅名票だったら、(島根県那賀郡三隅町)と表示が付くのに、JR西日本様式は省略。JR東海およびJR四国は都道府県名、市町村名入りの駅名票です。ここは三隅町ではなく、益田市か浜田市に合併したのではと調べてみたら、やはり浜田市三隅町でした。
駅前に家が建っているのが見えます。玄関を出て目の先が駅なんて贅沢な1等地。
12月なので、15時台であっても日が傾いています。旧三隅町の中心駅、三保三隅駅。
貫禄のある木造駅舎です。1922(大正11)年開業なので、もしかしたら、駅舎も築100年なのかも知れません。2021(令和3)年に無人駅になってしまいました。
さっき、「長門三隅駅」を通って、再び三隅駅なんですけど、こちらは「三保」を冠しています。島根県の旧国名は「石見」のはずだけど、なぜ三保なのか、調査してみないと不明。三保は静岡県のほうが有名ですが・・・。
次は折居駅です。
4月13日水曜日。本日は「くろしお丸」の条件付き出航が決定されました。今週は3日連続で就航。4月に入ってから就航率が徐々アップしています。
森駅を出ると、砂原支線の線路としばらく並行。砂原支線は全国のJR全線完乗を目指していた頃の、2017(平成29)年に「根 室 → 【区】東京都区内」の乗車券で乗車済み。利用者の減少が著しい、銚子口駅や流山温泉駅、池田園駅は2022(令和4)年3月をもちまして、廃駅となりました。銚子口は千葉県の銚子を連想する駅名で、流山温泉駅も千葉県に南流山という駅名もあります。池田園も池田さんが公園を作った?と思わせるような珍しい駅名が一気も無くなってしまうのは惜しいこと。
森を出ると、本線に「姫川駅」、「東山駅」があったんですけど、姫川は信号場に格下げ、東山駅も廃駅。森を出ると、次の駅は駒ヶ岳。途中に2つの駅が無くなっているので、駅間距離が長いです。
駒ヶ岳がはっきり見える場所に・・・
駒ヶ岳駅通過。次は赤井川駅ですけど、特急なので、通過します。