小山行きの新幹線特急券を無事に発券できたものの、待ち時間はおよそ40分。ランチは朝御飯も兼ねて東京駅八重洲口のラーメンストリートへ。
やはり、生まれは本州最西端、生活圏はほぼ北九州なので九州のとんこつラーメン屋さんに吸い込まれるように店内へ。スタッフはほとんど外国人なので驚き。
注文とおりに運ばれてきました。朝ラーメン販売終了直前にチケット購入なので、間に合いました。とんこつラーメン懐かしいです。
細長いきっぷだと自動改札機は通れないので、有人通路から入場。
新幹線改札口も有人通路なので、改札チケッター付きです。
「なすの257号」は福島県の郡山行き。車両はJR東日本のE5系でした。
11時20分発の「はやぶさ21号」は新青森行きだけど、車両はラベンター色のラインが入っているJR北海道のH5系。北海道の車両だというのに、JR東日本で完結する理由は新青森から新函館北斗間はほとんどJR東日本のE5系で運用するので、編成の少ないJR北海道のH5系が距離の長い東北新幹線で走らせ、貸し借りの精算が行われるようです。
あっという間に小山駅に就き、すぐ水戸線へ乗換え。
変わり映えのない、交流専用電車のE531系。20年前だったら、交流直流どちらも使える国鉄415系だったというのに、今はもう完璧に新しいJR車両に置き換わっています。
秩父鉄道のC58363や牽引する12系客車はもともと国鉄。真岡鐵道(栃木県)もC1266は鉄道省から国鉄に引き継ぎ、50系客車も昭和の車両。今度のターゲットは・・・昭和の日常を再びの大井川鉄道(静岡県)。戦前の旧型客車を特別な料金無しで普通列車として運行します。オハ35やスハ42とか、自動ドアではない古めかしい客車ですが・・・・私が子どもの頃の山陰本線汽車通学で利用したことがあるので、大井川鉄道のキャッチフレーズとおり令和の時代の昭和の日常を味わいたくて計画中。運航予定のカレンダーを見ると、ほとんど平日の普通列車に割り当てられています。最近仕事が多忙になり、今日も22時過ぎ帰宅。有給休暇取得は労働者の権利なので、忙しくない時期を見て平日に乗りに行こうかな。
武州日野駅通過~!!
武州日野駅舎です。1930(昭和5)年開業なので、駅舎のその頃からそのままなのかも。レトロっぽさ雰囲気が漂います。
次は白久駅です。真夏なので「緑」は映えています。今だったら、黄色く変わっているかも。
このあたりまで来ると、線路は結構高いところを走りますが、人造物の鉄橋ではありません。自然にできたものに線路を敷設。
最後尾の車両なので、カーブに差しかかかると、先頭のC58363が見えます。石炭を燃やした蒸気のエネルギが動輪に伝わり、私たちを牽引。軽油や電気でもなく、昔ながらの機械式。戦後の高度経済成長期に入ると、電気やディーゼルカーなど無煙化が急速に進み、1974(昭和49)年を最後に消滅してしまいました。次は終点、三峰口駅です。
10月16日月曜日。三宝港では、ざざざ ざぶーんと波が出ている状態です。船が来ても、港にうまく入港できないと判断したのか、残念。欠航になりました。
津久見駅を出ると、次は9.7キロ先の臼杵駅。となりの駅までちょっと長いなという感じです。臼杵で下り特急とすれ違い、発車。次は、大分市内の鶴崎駅に停まります。
下ノ江駅通過~!!
この駅は、いわく付きの駅です。駅舎はおそらく鉄道院時代の1915(大正4)年に建築されたものであろう。その頃からずっと駅やその周辺で自殺者や列車に轢かれて亡くなる方が続出。当時の村人たちが不吉な災いが続くのは狐のたたりだと言い出し、当時の駅長が別府市の霊媒師に相談。確かに霊媒師の仰るとおり、「鉄道敷設時に狐の巣を破壊したため、狐が怒っているので稲荷神社を建立して祀るべき」とのこと。事実確認のため、大分保線事務所に照会をかけたところ、下ノ江駅建設時に基盤の土を盛るため、駅から北側0.5キロ先にあった鳥越山を切り崩した際に狐の巣を破壊していたことが判明。
狐のたたりをを鎮めるため、15年の歳月を経て1930(昭和5)年11月3日に稲荷神社建立。建立してから、災いはぴたっと止まりました。ところが、次の駅長が多忙のあまり、11月3日の祭典を怠ったため、駅構内で貨物列車が脱線し、機関助士が即死。機関士と車掌が重傷を負う事故が起き、代々の駅長はこの神社の建立日である11月3日を例祭日とし、その時期には例祭を行うこととされている。しかし、1972(昭和47)年から駅長や駅員が駐在しない無人駅となっています。神社の世話人が現在も11月3日は例祭日を実施していることが判明しています。詳しい記事は こちら。
次は坂ノ市駅通過。
大分市内なので、やがて都会的な風景になります。
千葉駅の有人通路で駅員さんはここまで精算させていただく。私はここで精算せず五井からのきっぷを買うと水掛け論があったこと、JR東日本に問い合わせたところ、謝罪がありました。要約すると、事前に千葉駅までのきっぷまたはスイカでご乗車いただき、きっぷは有人通路で「みどりの窓口」へ申告し、スイカは下車駅の改札機にタッチして精算させていただきます。お買い求めになられた五井からのきっぷを有人通路の駅員に提示すれば、五井から千葉までのきっぷは返金し、スイカも同じように返金することになっているとのこと。
なるほど、小湊鐵道の五井までのきっぷは持っているが、五井から先のきっぷは持っていないのに「ここで精算が必要です」だけだと説明不足。申告内容は途中下車ができる100キロ以上かつ新幹線も含まれていれば、「今回は大丈夫ですが、事前にきっぷまたは、スイカでご乗車になり、みどりの窓口で五井からのきっぷをお買い求めになったのを確認できれば、ここまでの運賃を返金させていただきますので、次回からはよろしくお願いします」と案内してもらったら、私も納得するのに。
今回は複雑な経路なので、久しぶりに細長い120ミリきっぷで発券。連続1は帰りの内房線で重ならないように鎌取までくるりと一周して、連続2は鎌取から五井。
10番線発車案内
9時29分 特急成田エクスプレス 成田空港
9時29分の特急はこの列車しかないと思い込み、10番線ホームへ。そこに東京方面の総武線快速が停まっていたので、この電車が出たら、次は特急だなと待っている間にホームの足元に 成田エクスプレス 成田空港方面と書かれているし、ホームで待っているお客さんは海外旅行へ出かける大きなスーツケースばかり。その時点でおかしいと気づくも、発車案内表示は 9時29分 特急成田エクスプレス って書いてあるし、他に9時29分発の特急があるとは考えられないと激しい思い込み。
こっちから特急が来るのではなく、私の後ろから特急入線。えっ!後ろからってどういうこと?千葉で折り返し?と状況は理解できず。車両の側面に「成田空港」って書いてある。なんで成田空港なの!?とあたりを見回すと、ちょうど同じ時刻に東京方面の成田エクスプレスが入線。乗る予定の特急はあっちだ!!と駆け足でかけつけるも、無情にもドアが閉まり、すぐ発車。はあ??9時29分同時に発車する特急が2つあるとは・・・。
とりあえず、次の快速で東京へ。快速車内で変更後のプランに組み替え、予約しておいた新幹線は間に合わないので、スマホをいじりながら乗車変更。
11時8分「なすの257号」でも、茂木には当初計画より1時間遅れで到着し、数分後SLが出発できることがわかり、ほっ。
X(旧ツイッター)にアクセスしてみたら、えっ!えっ!えー!!!とびっくり仰天。青ヶ島小中学校の地区道徳講座の手話講師はNHK手話ニュースキャスターの那須さんの娘さん。
日本一人口が少なくて絶海の孤島だというのに、村民たちに手話そのものの理解を広まってくれるのは、とても嬉しい。
360度海が見渡せる、私の好きな場所。夏の間に何度か青ヶ島に出かけているのに、尾山展望公園に登っても運悪くそこは真っ白の霧の世界。写真のようにすかっと晴れている状態で眺められたのは確か2010(平成22)年の夏。
島唯一の商店。かなり昔、商店のご家族の皆様に恋ケ奥にある幻の大杉まで観光ガイドなど大変お世話になりました。今回も、還住太鼓なんですね。
青ヶ島へは長らく行っていないので、船がずっと動くとわかっていれば、今すぐにでも飛んで行きたいな。特に9月は就航率がとてもよかった。9月はある事務作業でほとんど残業続き。今月も別の事務があり、帰りが深夜になることも。青ヶ島の絶景を眺めながらリフレッシュしたいなといつも思っています。
10月14日土曜日。本日の青ヶ島行きの船は日本のはるか東側を進んでいる大型かつ猛烈な台風15号の影響により、欠航になりました。次回の就航予定は10月16日月曜日です。
10月13日金曜日。日本の東側へ進んでいる台風15号の影響により、本日の、青ヶ島行きの船は欠航です。次回就航予定は14日朝決めとなりました。
線路は高架を走っているわけではなく、山の斜面です。
浦山口駅通過。裏の山口ではなく、「浦」山口。ここは海辺や湖のない山奥なのに、なんで「浦」が付くのか謎です。
このあたりまで来ると、景色もぐーんと美しくなります。
C58363号は、線路がアップダウンしても動輪は動かし続け、ひたすら三峰口まで目指します。
ここまで来ると、完璧な田舎なんですけど、他の田舎風景に比べると、なんだか和むような風景。
今度は武州中川駅通過しました。三峰口まであともう少し。
佐伯を出ると、次は海崎駅通過。
狩生駅通過。かりう、と文字を見ると「狩」に宇宙の「宇」?と思いましたが、「う」のところは「生」。逆に「狩生」と書いて、何と読む?と聞かれても、正確に答えられる人は少ないかも知れません。同じく大分県の日豊本線沿いに「佐志生駅」があります。こちらは
やっと海が見えてきました。今年も伊豆諸島や小笠原への島旅が出来ないまま夏が終わってしまいました。若いときは「若気の至り」という言葉があるとおり、「そうだ!青ヶ島へ」といきなり出かけたり、毎年1回は必ず小笠原へ帰っていましたが、様々な事情も抱えているので、昔のようになかなか実行できず。
浅海井駅通過。ここでも海崎に続き、「海」が付く駅名です。しかし、「あざむい」と読めるわけではなく、なかなか難読駅。明るくて派手な塗装をした古めかしい木造駅舎があります。ここは九州最東端の駅。
入り江などの海岸に沿い、まもなく津久見駅停車。
ここは津久見市内の中心駅です。津久見は高校野球の甲子園常連なので、「つくみ」の地名は全国に知られているほうだと思います。津久見を出ると、次は臼杵に停まります。臼杵も、国宝の「臼杵石仏」が有名です。
10月8日の朝だけ、ものすごくハプニング発生しましたが、その他は無事に予定とおり帰還。行きは小湊鐵道の従来タイプのキハ214でしたが、帰りは狙ったわけではないですが、国鉄首都圏色(タラコ色)のキハ40 3+キハ40 5でした。山口県の山陰本線と同じタイプのキハ40なので、千葉のいつも暮らしている家へ帰宅するのに、山口県にワープし、生家に帰るという錯覚になりました。
今回はかなり複雑なルートの乗車券なので、東京駅改札内のJR東海やJR東日本の窓口では連休中はいつも混んでいるのを見込んで、千葉駅の窓口で買うつもりで予定より1本早めに出発。JRから転属してきたキハ40が来ますように、と願いをかけるも外れてしまいました。いつもと同じキハ214。
いつもならおじさんの車掌さんが乗務しているのに、今回は大型がまぐちの車掌用かばんをぶら下げた昭和のバブリーな女性。金髪のカールなのでかなり目立ちます。となりの駅までわずかな距離しかないのに、乗ってきたお客さんに検札。往復きっぷを差し出すと、「五井車掌区 10.8 入鋏済」のスタンパーで「いき」の欄に捺印。7時40分五井駅到着。乗換えは5分後の7時45分、京葉線経由東京行きの快速。そのまま乗って東京に行って、東京駅改札内のみどりの窓口で買ったほうが時間に余裕あっていいのに、と思いましたが、実は成田エクスプレスの千葉から東京までわずか25分、その速さを体感してみたくて前日にネットで予約してしまったので、千葉に行くしかない。蘇我で降りて、同じホームで外房線からの千葉行きに乗換え。蘇我は京葉線、外房線、内房線が交差する交通の要衝なので、東京からの総武快速線が外房線に直通していれば、蘇我で降りるとたまたまいいタイミングで同じホームで内房線に乗換えられるとか。
小湊鐵道の往復切符に、五井から乗車予定の経路を記載したメモとともに千葉駅の有人通路で事情を説明するも、駅員さんはここまでの精算が必要。私は千葉で打ち切って新たにきっぷを買うのは納得できないので、五井からのきっぷをここで買うつもりだと水掛け論。(詳しくは過去の記事を参照)
変な経路のきっぷ発券に手間取り・・・やれやれと思いながら、予約した成田エクスプレスは9時29分発なので、どのホームなのかと確認。特急9時29分は10番線。10番線に、久里浜行きの始発快速が入線中。この電車も東京に行けるけど、あとから来る9時29分の特急は追い抜いていくはず。10番線ホームの乗降口案内に「成田エクスプレス 成田空港方面」と書かれている。ホームで待っているお客さんも、ほとんど大きなスーツケース。その時点でおかしい、と気づけばとよかったのに、目の前に停まっている電車は東京行きなので、特急も同じ方向のはずと思い込み。
久里浜行きの電車を見送り、成田から特急が来るはずだと待っていたところ、なぜか、私の後ろから特急成田エクスプレスが入線。行き先は「成田空港」。なんで、9時29分発が東京方面ではなく、成田空港なのかと一瞬理解できず。発車案内表示を見ると「9時29分 特急 成田空港」。このまま乗ってしまったら、東京の反対方向なんでしょ?どういうこと?と別のホームを見たら、ちょうど同じ時刻に成田エクスプレスが停車中。乗る特急を間違えたと気づき、慌てて駆け足で向かいのホームへ駆け付けるも、無情にもドアが閉まり、発車。はあ??9時29分に発車する特急が他にあるなんて、気づかないし、行き先を見落としてしまった。
成田空港 8:50発 成田エクスプレス 6号
千葉 9:29 東京 9:54 (千葉駅7番線)
大船発 8:08発 成田エクスプレス13号
千葉 9:29 成田空港 9:58 (千葉駅10番線)
な、な、な、なんと紛らわしい。9時29分は上下とともに特急が同時刻に発車するとは思わなかった。もし、特急 千葉 9:30と表示されていれば、私が乗る特急ではないと認識できたはず。乗り遅れたために特だ値で割引、830円の損でした。
とりあえず、東京方面へ急がないと!!!と、次の快速車内でスマホで時刻検索。JR西日本のe5489で予約した、東京10:12発の「やまびこ207号」は間に合わないので、次の新幹線に予約変更。昔だったら、指定席は乗り遅れると、次の列車の自由席になってしまいますが、今は発車前なら変更が利く便利な時代になりました。とりあえず、SLは乗れるかどうかスマホで調べてみたら、茂木には1時間前に着いてランチの予定だったけど、変更後は茂木に着いて封分後にSLが発車するので、なんとかリカバリー可能。
乗車予定の特急の時間が合っていても、その列車だと早合点はせず、行き先をしっかり見るべし。
伊豆諸島、小笠原に津浪注意報が出ても、条件付き出航?と思いましたが、欠航となりました。東京から八丈島行きのたちばな丸も今朝欠航になりました。外房線も今朝、運行を見合わせていましたが、外房線に乗り換える頃は通常とおりの運転となりました。
鳥島近海(青ヶ島と小笠原の真ん中付近、八丈支庁に属する無人島)を震源とする地震がありました。伊豆諸島、小笠原諸島に津波注意報が出ています。
本日の青ヶ島行きくろしお丸は、条件付き出航が決定されました。