9月9日月曜日。本日も青ヶ島行き「くろしお丸」は条件付き出航が決定されました。
ここはこぼろ・・・(いつも、こぼろと打ってしまいます。ちなみに小幌駅は北海道にある日本一秘境駅)小諸駅の、表口。
改めてキーボードを確認すると、「B」の右2つめは「M」。脳では強く「こぼろ」とインプットしているため、指は「B」に打ってしまうかも。
2013(平成25)年、小幌駅を目指していましたが、大雨のため計画を達成できず素通り。その翌年の2014(平成26)年に念願だった小幌駅に降り立つのに成功。そのときに使用したきっぷです。初めて降り立ったときの鬱蒼とした森に囲まれた風景はまるで昨日のように思い出しますが、あっという間にもう10年前。あの頃の小幌駅は今のように観光客が押しかけることはなく、本当にひっそりとしていました。青ヶ島も然り、初めて上陸した1999(平成11)年はほとんど観光客が押しかけて来なくて、本当にしんとしていました。
駅舎の横に駅の反対側に行ける跨線橋があったので、向かってみます。小諸駅はしなの鉄道と小海線しかないのに、あんなに遠く離れているとは思いもしませんでした。
反対側の出口です。
駅に戻りまして、しなの鉄道の小諸駅でもJR小海線の指定席を発売するという表示がありました。
1号車1番D席なんて、快適空間のプレミアム席じゃないですか。実はえきねっとで予約したときは、2号車の2人席しか空いていませんでした。人気の高い1号車はすべて満席。
7月23日にスマホのえきねっとで座席変更を試みたところ、1号車1番D席に空きが出たので、速攻で席替え。指定席料金が840円になり、キャンセルや変更はせずそのまま放置することはなく、ちゃんと席を戻しているところが素晴らしい。しかも、今の時代はスマホそのものがみどりの窓口のマルス端末代わりに使えます。例えば、山口県内の山陰本線で指定席が買えるところは、幡生(はたぶ)駅、長門市駅しかありません。しかも対面ではなくリモート形式の「みどりの券売機プラス」。スマホさえ持っていれば国内のどこからでもネットで予約して、出発当日に駅の券売機などで指定席券の入手は可能です。
館山を出ると、次は九重(ここのえ)駅停車。もしかしたら、この駅名は難読駅のひとつなのかも知れない。
前回、古い国鉄からJR東日本に引き継いだ115系電車で通ったときは、古い駅舎だったのはおぼろげな記憶があるのですが、今は駅舎が新しくなっています。当時、国鉄の電車に古い木造駅舎の風景はかなり似合っていました。
次は千倉駅です。現在は南房総市ですが、合併前は安房郡千倉町の中心駅でした。
昔は千倉駅まで来る特急もあり、みどりの窓口がある大きな駅だったのに、現在は特急は来なくなり、みどりの窓口は撤去されています。
次は千歳駅です。
千歳駅の駅名票に南国ムードたっぷりの風景。千歳と言えば、北海道の千歳線に同じ駅名があるのに思い出しました。北海道の千歳駅はみどりの窓口があって、「(千)千歳」と印字。内房線の千歳駅は、無人駅です。こちらは「(房)千歳」と印字されます。
同じ駅名同士のきっぷを買うのに
(房)千 歳 → (千)千 歳
経由:浜野・外房・総武・東京・新幹線・新青森・新幹線・新函館・函館線・静狩・千歳線
9月8日から9月15日まで
¥15,510
明日9月8日は日曜日ですが、臨時就航が予定されています。荷物の取り扱いはなく、旅客のみになります。臨時就航の理由は郷土芸能保存会の月見踊り?かと思いましたが、広報あおがしま8月号の予定ではこの日は「敬老会」となっていました。
夕食まで時間がたっぷりあるので、みずほ銀行鳥取支店に用事はあるついでに散策。キャッシュレス社会になりましたが、毎月頼んでいる1社だけは現金による代引きなので、お釣りがないように小銭まで用意して配達員に渡しています。ゆうちょ銀行のサービス改悪により、小銭に引き出しに手数料はかかりますが、みずほ銀行は無料です。
向かう途中、懐かしいゴロマークみっけ。
パナソニックの前身、松下電器産業の「ナショナル」ロゴマーク。チェックインしたら、室内のドライヤー、ミニ冷蔵庫、ケトル、照明器具、テレビまで昭和レトロのナショナル製品なのかと連想してしまいそう。 このゴロマークがついているブラウン管テレビでも地上デジタルのチューナーを用意すれば、映るはずです。
ネット予約のレビューを見たら、昭和レトロとか特に変わっている様子はなく、至って普通のホテルでした。このロゴマークを見ただけで懐かしいと思える方は、今では50代以上かな。30~40代は、このロゴマークは消滅し、Nationalロゴに移行した頃です。
10代の方、このロゴマークを見ても何のマークなのか気づかないかも知れません。20代は「National」または「Panasonic」どちらも見かけたことはあるかも。
鳥取駅前だというのに、ほとんどがシャッター通り。今の時代、お店に出向かなくてもネットでポチっとすれば自宅まで届けるので、お店で買い物するお客さんが減っているからでしょうか・・・。アマゾンのプレミアム会員やビックカメラ、ヨドバシカメラは東京都の辺境地、檜原村や青ヶ島村、小笠原村も送料無料です。
みずほ銀行鳥取支店の入口です。初めて就職し、初めて口座を作ったのは、千代田区内の会社なのでハートマークの第一勧業銀行本店でした。第一勧業銀行が「みずほ銀行」になり、現在も引き続きメインバンク。
オキナワ好きが高じて、みずほ銀行那覇支店の口座を作りたいと思っても、およそ20年前なら理由を問わず簡単に開設できたみたいです。今だったら、マネーローンダリング防止のため「住居地から遠く離れた沖縄の那覇支店を開設しようと思う理由は何ですか」と聞かれそうです。「沖縄が好きで移住したくてもそれができないので、那覇支店の口座を持つだけでも満足感を得るため」と答えたら却下するに決まっています。
今度は鳥取駅のみどりの窓口へ。e5489で何度も変更を試みても、2号車5番A席は海側ではなく、山側。4,5回は変更しても、e5489が勝手に山側の席を指定。
鳥取駅のMR52端末なら、空席状況を瞬時に確認できて、海側の席に空きが出ていれば取り替えよう。
(鳥取駅の端末は最新に更新済み。現在は最新型のMR52N)
9月6日金曜日。本日の青ヶ島行き「くろしお丸」は通常とおり出航が決定されました。日本のはるか東側で台風12号が発生しましたが、日本への影響はなさそうです。
しなの鉄道の駅に生まれ変わってしまいましたが、もともとはJR信越本線の駅でした。
改札横の窓口は「しなの鉄道」に継承し、JRのみどりの窓口はこちらに移してしまいました。しかし、数年前から「みどりの窓口」削減により、跡地にカフェができています。
小諸の高原野菜を使った野菜ごろごろ小諸カレー。ちょっと気になりますが、軽井沢駅でランチしたばかりだし・・・。
JR東日本の公式ホームページでは、出発前に、こぼろ・・・じゃなかった小諸駅の情報を確認すると、「みどりの窓口、指定席券売機はございません」と表示が出たので、ネットで予約した小諸発の指定席券はあらかじめ軽井沢駅で発券。
「しなの鉄道線きっぷうりば」と書かれていますが、マルス(ME4型)が置かれていて、クレジットカードでの購入は可能とのことでした。しなの鉄道の駅員さんが操作するわけですが、えきねっとで予約した内容をここで発券できるかは調べてみたら、「みどりの窓口」同様の取り扱いが可能でした。それでしたら、「みどりの窓口」および「えきねっとの受け取りはできます」と大きくはっきりと表示して欲しい。
小諸駅の待合室にあった展示コーナー。
これは・・・昔の硬いきっぷに日付を入れるのにスライドするものです。昭和時代、長門二見駅が有人駅だった頃。きっぷを買うたびに硬いきっぷをこの機器に日付を入れるためスライドする光景を目にしていました。昭和の遺産だけど、今も現役で使っているところは千葉県の小湊鉄道の光風台、上総牛久、里見、養老渓谷の4駅くらいですかね。
キャベツをグリーンボールって言うんですか。
購入して自宅に持ち帰りたいんですが、この先、旅を続けるので、ちょっと持ち運びが大変・・・。この野菜たちは旅人向けではなく、帰りに小諸駅に降りたときについでに買い物ができる地元客向けなのかも。
館山から東京まで128.9キロなので、【山】東京山手線内の各駅 2310円でした。千葉県内のJR全線は東京近郊区間に組み込まれていますので、発売当日限り 途中下車前途無効です。途中下車したいときは、着駅を品川に指定して、経由を「内房・外房・総武・東京・新幹線・品川」に指定すると、着駅は【山】東京山手線内で変りはありませんが、発売日共2日間有効、東京山手線内エリアに入る駅まで何度も途中下車は可能です。
東京から品川間を東海道新幹線経由に指定してしまえば、東京近郊区間から外れるので、大きなメリットがあります。着駅を上野に指定して、経由を東京・新幹線・上野にしても可能です。
再び自動改札を通過。
12時43分発、上総一ノ宮行き。1番線。
どちらも東京近郊区間発着ですが、経由を「上野・新幹線・大宮」を入れたことから、東京近郊区間から外れ、途中下車は可能です。
新しいLED証明の駅名票。LEDは省エネなので、昭和の蛍光灯に比較すると消費電力はセーブ。
2番線ホームは上りなので、エアコン付きの待合室あり。1番線の下り安房鴨川行きは利用者が少ないせいか、エアコン付きの待合室の設置はありません。この日は30度だけど、空気がからっと乾いていて蒸し暑さはありませんでした。
房総半島南部の内房線、外房線ではもうお馴染みになった新しいE131系がやってきました。2両で1ユニットです。2両増結して4両にすることも可能です。
9月4日水曜日。本日の青ヶ島行き「くろしお丸」は条件付き出航が決定されました。三宝港の様子を見ると、しゃぶしゃぶ・・・です。無事に入港できれば、11日ぶりになります。
近そうに見えてもここまでたどり着くのにおよそ40分でした。
戻ってきたあと、注意喚起のポスターが貼られているのに気づきました。往復40分以上と書かれていますが、私の足では1時間半程度でした。
6月29日の最高気温30度とのこと。日の入り19時23分。(9月4日現在18時25分、千葉18時02分)
ホテルにチェックインして、窓を開けてみました。
左は山陰本線の高架、市街地、向こうは山々。なかなかいい部屋を割り当ててくれました。
9月2日月曜日。本日就航予定の青ヶ島行き「くろしお丸」は海上状況不良のため、欠航となりました。8月25日からずっと船は動いていません。
御代田を出ると、次は平原に停まります。
1年で盛夏と言える期間はとても短い。今のうちに夏らしい風景を堪能。
平原駅停車。国鉄時代の駅名票を引き継いでいるのか、都道県名に市町村入りです。ここは長野県小諸市内。
平原駅は貨物列車の最後尾に連結されていた車掌車を改造されたものでした。こういったタイプの駅舎は北海道の無人駅に多いはずなのに、ここでも見られました。
平原駅を出ると、次は小諸と案内表示が出ているのに、途中で小さな駅を通過。快速じゃあるまいし、さっきの駅は何だろうと気に留めていないでいると、次もまた同じく小さな駅を通過。小諸駅周辺に何かに私鉄??と頭をよぎり、スマホの「マップ」にタップ。現時点とともに周辺の地図が表示されるので、調べてみたら平原を出ると、線路は小海線と平行していて、通過した駅は乙女駅、東小諸駅だと判明。
2つの駅もあるのに、しなの鉄道は通過。小海線は停車。乙女駅、東小諸駅の利用者はわざわざ小諸駅をまわって、小海線に乗り替えて下車とはけっこう不便に感じるのでは・・・。
小諸に着いてしまいました。次の列車までまだ時間があるので、軽井沢から小諸行きのきっぷで出場します。
ここに降りるのは何年ぶりでしたっけ?と調べてみたら、令和元(2019)年以来でした。「【九】北九州市内 → 五井 経由:小倉・新幹線・新大阪・東海・湖西・北陸・金沢・新幹線・佐久平・小海線・中央東・総武・外房・浜野 下関駅F1発行」のきっぷを作ってもらい、上田から佐久平の区間は放棄し、上田から小諸まではしなの鉄道、小諸から佐久平までは小海線のきっぷを別途購入。
今回も同じく、軽井沢から小諸まではしなの鉄道、小諸から佐久平までは小海線のきっぷを別途用意。
・令和元年8月の記事