上高地 河童橋←→明神池 一周探索。

午前9時少し前に宿を出ました。

梓川左岸コースを通って「明神池」まで。

帰りは、梓川右岸コースを通って「河童橋」まで帰ってきました。

 

途中、いろいろな蝶や鳥、植物に出会いました。

 

鳥では、ゴジュウカラ、コガラ、ヒガラ、コゲラ、アカゲラ、ウグイス、キセキレイ、マガモ、キジバトなどの姿を確認することが出来ました。

また、見られはしませんでしたが、サンショウクイ、メボソムシクイらしき声を確認しました。

（行きのバスの中から、サシバだと思われる姿も確認しました。）

 

蝶では、ヒョウモン蝶、ミスジチョウ、キベリタテハ、アサギマダラ、ヒカゲチョウなどを確認しました。

サラシナショウマの花にヒョウモン蝶2匹です。

こちらはミスジチョウ。上高地温泉ホテル　足湯の前でした。

 

植物も面白いものがいくつかありました 。

ヤマトリカブト。

 

マイズルソウ。

 

ゴゼンタチバナ。（明神池にて）

 

きのこ１．

きのこ２（まるで小人の家のようです。）

 

クサボタン。

 

その他、

大きな魚は水の透き通った何処の川にも見られました。↑

 

こんなカミキリムシもいました。

以前高尾山でも見たような気がします。

 

最後に、

トイレはあちこちで、チップ制になっていました。

 

観光資源である自然環境を必死に守ろうとしているのが伝わってきます。

 

マイカー規制などの効果もあり、キョンプ場もラジカセなど余分なものを持ち込む人たちはおらず、純粋に山を愉しむ昔ながらの静かなキャンパー達ばかりでした。

約40年ぶりの再訪でしたが、それ程多くは変わっておらず、ほっと安心しました。

コウモリを発見 ＋ 自然研究路で動物のウンチも発見。（朝一番の探索）

2日目。朝5時前に起床。

2日目朝5時半ごろから朝の散策に出かけました。

 

五千尺ロッジを出ると、目の前を黒い物体が横切り、近くを旋回したりしていました。

最初は鳥かと思ったのですが、よく飛び方を見るとコウモリでした。

そしてそのコウモリを目で追っていると、“おかさん”の目の前で、こんなところに姿を隠したのです。↓

ロッジ隣のカフェの畳んだパラソルのひだの一つに入り込んだんです。

 

びっくりしました。

 

そして、昼間は開かれているパラソルなので、そこをねぐらにしているわけはありません。

そこで、“おかさん”が逃げ込んだと思われるひだを覗いてみることにしました。

 

そおっと、ひだを持ち上げると、中から勢いよくコウモリが飛び出しどこかに行ってしまいました。

一瞬だけ目と目が合いました。

小さなかわいらしいコウモリでした。

 

 ということで、幸先の良い探索となりました。

朝は、河童橋から明神池梓川右岸コースをのろのろ歩きました。

早朝の森林の中や湿原、川べりをのろのろと歩きました。

人はほとんどいず（それでも何組かの人たちと出会いました。）静かな散歩となりました。

 

そして、帰り道、河童橋から明神池方面に向かって１ｋｍ弱のところでしょうか、奥さんがこんなもの　↓　を見つけました。

どうも何か動物の糞のように見えます。↑

しかも結構新しいようです。

 

あとで上高地ビジターセンターに行って係りの人に聞いてみると「ニホンアナグマ　↓」のものではないかとのことでした。

 

 

動物の糞に興奮してしまうとは飯能のomusubiさんの影響を受けたせいでしょうか。

とにかく、今見ている糞の近くに、この糞をした主がいるに違いありません。

見ることは出来ないことはわかっていてもその姿を想像してわくわくしてしまいます。

（この糞を見たときはイタチ類のオコジョのようなものを想定していました。）

 

この後朝食をとって、メインの探索に出かけました。