日曜日夜7時頃、太陽が地平線に沈んでからかなり経ち、辺りがかなり薄暗くなってから森に入りました。
そして、セミの羽化やホタル観察を行ないました。
森の大きさは去年と比べ半分になってしまいましたが、今年もたくさんのセミの羽化を観察することが出来ました。
ヨチヨチ木を登っている姿はどれも必死の様相でした。
羽化途中のものは、こんなのや、↓
こんなのがいくつか見られました。↓
また、ホタルも去年や一昨年以上にたくさんの数が確認できました。
飛んでいるホタルの姿は残念ながら撮影できませんでしたが、
沼地から森の中に迷い込んだ一匹を捕まえて写真を撮りました。↓
めちゃくちゃに小さいです。
光の具合からするとメスではないかと思われる固体でした。
こんな風に淡く光って子ども達や“おかさん”を愉しませてくれました。↑
またコナラの木はというと、割と大きなカブトムシのメスが一匹と、コクワガタなどが何匹か観察できました。
この他に↓ オスの個体も確認されました。
みんなすっかり満足して観察会を終えました。
<追記>
森の中に入ると真っ先に、いつものコナラ付近をうろちょろする2つの懐中電灯の明かりに気付きました。
変な輩にコナラの木が荒らされているといけないと思い、近づいて確認してみると、お母さんとその小学生の息子さんの2人連れでした。
「何かいましたか?」と聞くと何もいなかったとのことでした。
「3日前くらいから急にカブトムシがいなくなってしまったんです。変な業者が漁っていなければ良いんですけど。」と“おかさん”がいうと
少しびっくりした表情が読み取れました。
・・・
“おかさん”の勝手な推測ですが、「この親子がここのところ毎日コナラを訪ねてはカブトムシを集めていたのではないか?」と思いました。
しかし、あんなにたくさん居たカブトムシが急にいなくなってしまった原因が、カブトムシ大好き小学生の仕業だとすれば、それはそれで仕方がないかと思いました。