仕事で面白くないことが続き、心の疲れを癒すために、和歌山の筏に向かいました。
心の疲れを癒せる場所があるのは、幸せなことです。
今日は珍しく釣り人ががいっぱいで、よく顔を合わせる常連さんと相乗りになりました。
筏に乗って、自作のヌカにオキアミ、サナギ、コーンをアンコにして3つほど投入し、
仕掛けを準備して釣りを始めました。
同乗している常連さんが1投目でヘダイを釣り上げ、まもなく僕の竿にもヘダイが掛かりました。
今日は魚の活性が高いと思ったのですが、その後はオキアミが残ってくるほど魚の気配がなくなりました。
干潮の潮止まりの10時半を回っても、魚の活性が上がりません。
それでも、もくもくとダンゴを握って穂先を見つめていると、日常の雑事が心から離れて、心が安らぎます。
お昼を過ぎたころに、中層でダンゴが割れて、そのまま落とし込もうとしたら、良型のアジが掛かりました。
そこからアジの入れ食いです。
同乗の常連さんもお土産用にアジを釣っています。
僕も家族の分を釣って、タナを底に戻しましたが、底は相変わらず魚の気配がありません。
結局、お土産にアジを8匹持って帰りました。
肝心のチヌはボウズでしたけど、天気も良く、波も風も穏やかな筏の上で一日を過ごせて、
心の疲れがほぐされました。