独りで釣りに行くときは、早めに港に着いて、車の中で仮眠をとっています。
助手席を倒して、助手席からセカンドシートにかけてエアーマットを敷いて、寝袋にくるまって寝ているのですが、幅が狭いし、シートの凹凸が気になります。
快適に眠れるように、ベッドを作れないかと考えました。
セレナの荷室をにらみながらしばしの思案。
独りなら釣り道具も多くないので、サードシートの片側を倒して、セカンドシートからサードシートにかけてベッドを作るのが良さそうです。
倒したサードシートは縦横、約60センチ。
セカンドシートの中央のシートは、倒した高さが約50センチです。
なるべく軽くしたいので、骨組みのパイプの本数は最小限に抑えたいです。
スペーシアの標準パイプの耐荷重は、1300mmで44kgfということなので、3本で組めば大丈夫でしょう。
それをもとに設計図を書き、必要な部品をピックアップしました。
ジョイントの図は、スペーシアさんのHPから拝借しています。
今週末は雨模様だし、コロナウイルスの影響で外出自粛が出そうなので、魚釣りはお休みにして、木曜日に仕事の帰りにホームセンターで材料を調達し、週末をDIYにあてました。
材料代は約1万円でした。
パイプカッターで図面通りにカットしていきます。
切った材料が落ちたときに変形しないように、下にマットを敷いています。
1時間ほどでカットできました。
材料がカット出来たら、仮組です。
ベルトとロープで固定して、セレナの車内に入れてみました。
現物に合わせて、中央の足の位置を決めました。
中央の足が中に寄っているのは、その部分にタイヤハウスがあるからです。
足の位置が決まったら、ジョイント部分に専用の接着剤を流し込んでいきました。
100mlの接着剤を買ったのですが、半分ぐらい余りました。
でも、50mlだと足らなかったかも。
骨組みが完成しました。
ちなみに、足の部分は接着せず、取り外し式にしています。
接着剤が乾いたら、ベニヤ板を取り付けました。
四隅は5mmのボルトと15mmのスペーサーで留めています。
完成したベッドをセレナの車内に入れてみました。
まだ接着剤が完全に乾いておらず、寝転ぶことはできないので剛性を確認できませんが、フラットな寝床を確保できそうです。
来週末は、コロナ騒ぎが落ち着ていればいいのですが。