前回の回答
( )内に入る適切な語を選び、漢字に直して四字熟語を完成させてください。同じ言葉は「1度だけ」使用できます。
きえい・もんもう・こくはく・いってつ・じゃくめつ・かしん・ぼんのう・ちょうご・ならく・ようこう
① 頑固( )-頑固一徹-がんこいってつ
非常にかたくなで、一度決めたらあくまでも自分の考えや態度を変えようとしないさま。また、そういう性質。
▽「一徹」はかたくなに思い込み強情に押し通すこと。ほぼ同意の熟語を重ねて語意を強めたもの。
② 金輪( )-金輪奈落-こんりんならく
「金輪際」に同じで、物事の極限、きわまるところ。また、どこまでも、とことん。また絶対に、断じての意。
▽仏教語。「金輪」は大地の下に三つの層(三輪)があり、風輪・水輪の上にあるとされる、大地のはるか下の金輪の底の意。「奈落」は地獄のこと。
③ 軽諾( )-軽諾寡信-けいだくかしん
軽々しく物事を引き受ける者は約束を守らないことが多く、信用できないということ。
▽「軽諾」は気軽に引き受けること。安請け合い。「寡信」は信用が少ない意で、信用できないこと。「軽諾は必ず信寡し」の略。
④ 残忍( )-残忍酷薄-ざんにんこくはく
他者に対する思いやりがなく、むごたらしいさま。人の性質にいう。
▽「残忍」はむごいことを平気でするさま。「酷薄」はむごくて思いやりのないさま。「酷」は「刻」とも書く。
⑤ ( )為楽-寂滅為楽-じゃくめついらく
迷いの世界から離れた心安らかな悟りの境地が、楽しいものであるということ。
▽仏教語。「寂滅」は煩悩の消え去った究極的な悟りの境地。
⑥ 新進( )-新進気鋭-しんしんきえい
新たにその分野に現れ、意気込みが鋭く、将来有望なさま。また、そういう人のこと。
▽「新進」は新しくその場に出る、新しく仲間入りする意。「気鋭」は意気込みが鋭く盛んなさま。
⑦ 聖読( )-聖読庸行-せいどくようこう
立派な内容の書物を読んでいながら、いざ行動するとなると、平凡であること。
▽「聖読」は聖人が書を読むこと。「庸」は平凡なこと。
⑧ ( )花香-鳥語花香-ちょうごかこう
春の風物や情景のこと。鳥の鳴き声と花の香りの意から。
⑨ 百八( )-百八煩悩-はゃくはちぼんのう
人間が過去・現在・未来にわたって経験する多くの心の迷いや苦しみのこと。
▽「煩悩」は仏教用語で、人間の心身をわずらわし悩ませる迷いの心の意。それが全部で百八種類あるという。
⑩ 無学( )-無学文盲-むがくもんもう
学問や知識を身につけておらず、字が読めないこと。また、その人。
▽「無学」は学問・知識がないこと。「文盲」は文字が読めない意。
今回の出題
( )内に入る適切な語を選び、漢字に直して四字熟語を完成させてください。同じ言葉は「1度だけ」使用できます。
かんぜつ・きう・しさん・いったい・とうこう・ざんしん・みしゃく・しせい・だくだく・せきう
① ( )壮大
② 見賢( )
③ 三位( )
④ ( )奇抜
⑤ ( )五裂
⑥ 焦唇( )
⑦ ( )沈舟
⑧ ( )逆施
⑨ 未練( )
⑩ 唯唯( )
*漢字検定Web問題集 HP より
* 三省堂 新明解四字熟語辞典&学研 四字熟語辞典& 四字熟語辞典onlineより