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<漢字検定> 2級 -四字熟語 12. 回答 13.出題

2020-08-05 07:29:07 | 東京五輪延期
 前回の回答
 
 ( )内に入る適切な語を選び、漢字に直して四字熟語を完成させてください。同じ言葉は「1度だけ」使用できます。
 けいうん・いきょう・らいふく・こうせき・いっかん・しろく・こうしょう・れんこう・いんし・こうかく

 ① 一筆(  )-一筆勾消-いっぴつこうしょう
   今までのものを全て取り消すこと。
   「勾消」は線を引いて消すこと。
   帳簿などの今までの記録の上から線を引いて消すという意味から。
   中国の北宋の時代に范中淹は、才能のない駄目な役人を名簿から消していったという故事から。
   「一筆勾銷」とも書く。

 ② 一陽(  )-一陽来復-いちようらいふく
   冬が終わり春が来ること。新年が来ること。また、悪いことが続いた後で幸運に向かうこと。陰の気がきわまって陽の気にかえる意から。
   ▽もと易えきの語。陰暦十月は坤こんの卦かにあたり、十一月は復の卦にあたり、陰ばかりの中に陽が戻って来たことになる。「復」は陰暦十一月、また、冬至のこと。

 ③ (  )策勲-飲至策勲-いんしさっくん
   戦に勝利して、先祖の霊に報告して酒を酌み交わし、戦の功績を竹の札に書き記すこと。
   「飲至」は君主の先祖を祀っている宗廟で、戦の報告をして酒を酌み交わすこと。
   「策勲」は功績を竹の札に書いて賞を与えること。
   「飲至し策を勲ず」とも読む。

 ④ (  )幽明-考績幽明-こうせきゆうめい
   成績を審査して暗愚な者を退け、賢明な者を昇進させること。
   ▽「考績」は官吏の成績を調べること。「幽明」は暗愚と賢明のこと。「幽」は暗い意。古代中国では三年に一度諸官の成績を調べ、それを三度(合計九年)調べて暗愚な者を退け、賢明な者を昇進させたという。

 ⑤ 合従(  )-合従連衡-がっしょうれんこう
   その時の利害に従って、結びついたり離れたりすること。また、その時勢を察して、巧みにはかりごとをめぐらす政策、特に外交政策のこと。もとは中国戦国時代、蘇秦の合従策と張儀ちょうぎの連衡策のことをいう。
   ▽「従」は縦の意。「合従」は南北に連なった趙・魏・韓・燕・斉・楚・の六国が、縦の連合をして強国秦に対抗する策で、蘇秦が提唱した。「衡」は横の意。「連衡」はこの六か国が秦とおのおの横に同盟を結んで、国を維持しようとした策で、張儀の政策。「従」は「縦」とも書く。

 ⑥ (  )為馬-指鹿為馬-しろくいば
   間違っていたり、理屈に合わないと理解していても、無理に押し通すこと。
   中国の秦の始皇帝の死後に、権力を得ようとした趙高は、二世皇帝に鹿を馬と言って献上した。そのことに対して、何も言わなかった人や、それは馬だと言った人、鹿だと言った人がいたが、趙高は鹿と言った人は全て処罰したという故事から。「鹿を指して馬と為す」とも読む。

 ⑦ 終始(  )-終始一貫-しゅうしいっかん
   最初から最後までずっと変わらないこと。
   ▽「一貫」は一つの方法・態度などを貫き通すこと。

 ⑧ 先難(  )-先難後獲-せんなんこうかく
   難事を先にして利益を後回しにする意。まず人のために困難なことを行って、自分の利益になることは後回しにすること。また、はじめに難事を行えば、後でその利益を得られること。利益を得るためには、まず困難なことを行わなければならないという教え。
   ▽「先難」は困難を先に行うこと。「後獲」は人に遅れて利益を取ること。または後に利益を得られるという意味。「難きを先にして獲るを後にす」と訓読する。

 ⑨ 幽明(  )-幽明異境-ゆうめいいきょう
   死に別れること。現世とあの世と、住む場所が違ってしまったという意。

 ⑩ 和風(  )-和風慶雲-わふうけいうん
   穏やかに吹くそよ風と、吉兆を示すめでたい雲。温厚で徳の備わった人格者を形容した語。本来は孔子の高弟の顔回を評した語。
   ▽「和」は穏やかなさま、「慶」は吉兆を表す。

 今回の出題

 ( )内に入る適切な語を選び、漢字に直して四字熟語を完成させてください。同じ言葉は「1度だけ」使用できます。
 きゅうだい・ろへん・じんそく・いっき・おかめ・ほうぎん・ねつば・ぼつぼつ・けいがい・ぜんじょう

 ① (  )当千

 ② (  )八目

 ③ 閑話(  )

 ④ 高歌(  )

 ⑤ (  )果敢

 ⑥ (  )放伐

 ⑦ 土木(  )

 ⑧ (  )談話

 ⑨ 冷嘲(  )

 ⑩ 鬱鬱(  )


 *漢字検定Web問題集 HP より
 * 三省堂 新明解四字熟語辞典&学研 四字熟語辞典& 四字熟語辞典onlineより
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<プライドフィッシュ> 島根-夏 コビル (アカアマダイ)

2020-08-05 06:40:25 | 食品
 旬:7~10月 地元では「コビル」の名で愛されてきたアカアマダイ。ほのかな甘さとこだわり抜いた鮮度が自慢

 プライドストーリー:その名の通り、可憐な色彩と上品な甘みが魅力。淡泊ながら旨味にあふれた身は、料理法を選ばない
 アカアマダイは名前のとおり、赤色を帯びた体が印象的な魚。眼の後ろには三角形をした銀白色の斑紋、尾びれには4、5本の黄色い縦縞があります。アマダイという名前の由来は、身に上品な「甘」みがあることや、横顔を見ると頭を眼のすぐ前で切り落とした様な顔つきをしており、頬被りした「尼」僧に似ていることからきていると言われています。
 このアカアマダイのことを、島根県では「コビル」と呼んでいます。これは、アカアマダイが鯛と名前のつく他の魚に比べて大きくならないことからついたとされる呼び名。ほかに「クズナ」という地方名もありますが、古書には「屈頭魚(くずな)」とあり、頭がへこんだように見えることに由来していると考えられます。
 淡泊にして非常に旨味があり、高級魚として珍重されている「コビル」。刺身、煮付け、塩焼き、そのほかにも、みそ漬け、粕漬けなど、さまざまな調理法で味わうことができます。特に、一夜干など開きにすると余分な水分がなくなり旨味が一層増して美味。また淡白で上品な味であることから、洋食にも好んで使われます。

 水揚げ漁港や漁法:自慢の味と「美しい色」を食卓へお届けするために。出荷方法の工夫により、高鮮度のまま市場へ運ぶ
 「コビル」の習性の特徴は、水深10~60mの砂泥底の小山に、穴を掘って巣穴を作ること。体半分を巣穴に埋めて頭を出してじっとしており、眼の前をエサが通りかかると飛びつきます。巣穴は海底に一様に分布しているのではなく、いくつもの巣穴が固まって集団を形成。強いなわばり意識を持ち、巣穴を中心にほとんど移動することがありません。エサとなるのは、エビ類、カニ類、小魚、イカ類など、まわりの小動物をなんでも大きな口で捕食します。島根県内各漁港では、一本釣・はえ縄、底びき網、刺し網など様々な漁法で漁獲しています。
 中でも、出雲市小伊津町では「小伊津アマダイ」として「コビル」のブランディングを推進しています。1997(平成9)年からは京阪神の市場に高品質の「コビル」を届けるため、鮮度保持や品質管理の向上に取り組むようになりました。「コビル」は死ぬとすぐに発色し、そのまま放っておくと色が褪せてしまうデリケートな魚。単に魚肉の鮮度保持だけでなく、美しい色をいかに残すかという点が重要になってきます。そのため、小伊津町では水氷の量や温度への細やかな配慮や、メインの市場となる大阪への出荷時間短縮にも挑むなど数々の工夫を経て、新鮮な状態で市場へ運ぶことができるようになりました。こうした小伊津町の取り組みは1998(平成20)年の全国漁村青壮年婦人活動実績発表大会で発表され、水産庁長官賞に輝きました。
*プライドフィッシュHP より

 <アマダイ>
 日本では南日本近海で5種が見られ、このうちアカアマダイ、シロアマダイ、キアマダイの3種が重要な食用種となっている。
 日本での地方名はオキツダイ(静岡)、グジ(京都・舞鶴・大阪)、クズナ(大阪・福岡・壱岐)、コビリ、コビル(山陰地方)、スナゴ(愛媛)等がある。
 アカアマダイ(赤甘鯛、)
体長40cmほど。目の後下方に逆三角形の白い模様があり、頬に鱗がない。尾びれに黄色の縦しまが数本ある。本州中部から南シナ海に分布し、水深80-120mの砂泥底に生息する。日本産アマダイ類の中では最も漁獲量が多い。
シロアマダイ(白甘鯛)
体長60cmに達する大型種。和名通り体が白っぽく、「シラカワ」とも呼ばれる。また尾鰭の黄色は横しまである。本州中部からフィリピンまで分布し、水深40-60mの砂泥底に生息する。日本産アマダイ類の中では最も美味と言われ、珍重される。
キアマダイ(黄甘鯛)
体長30cmほど。目から口まで白い線がある。和名通り頬・背鰭・尾鰭の黄みが強い。また水深200-300mほどと他種より深所に多い。アカアマダイ、シロアマダイより味は落ち、あまり珍重されない。
スミツキアマダイ(墨付甘鯛)
体長が最大27cmほどの小型種。目から口まで2本の銀白色の縞があり、背鰭膜間には和名通り大きな黒色の斑点が並ぶ。体側には2本の褐色の縦縞がある。漁獲量が少なく市場に出回ることはほとんどない。
*Wikipedia より
 
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