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( )内に入る適切な語を選び、漢字に直して四字熟語を完成させてください。同じ言葉は「1度だけ」使用できます。
けいうん・いきょう・らいふく・こうせき・いっかん・しろく・こうしょう・れんこう・いんし・こうかく
① 一筆( )-一筆勾消-いっぴつこうしょう
今までのものを全て取り消すこと。
「勾消」は線を引いて消すこと。
帳簿などの今までの記録の上から線を引いて消すという意味から。
中国の北宋の時代に范中淹は、才能のない駄目な役人を名簿から消していったという故事から。
「一筆勾銷」とも書く。
② 一陽( )-一陽来復-いちようらいふく
冬が終わり春が来ること。新年が来ること。また、悪いことが続いた後で幸運に向かうこと。陰の気がきわまって陽の気にかえる意から。
▽もと易えきの語。陰暦十月は坤こんの卦かにあたり、十一月は復の卦にあたり、陰ばかりの中に陽が戻って来たことになる。「復」は陰暦十一月、また、冬至のこと。
③ ( )策勲-飲至策勲-いんしさっくん
戦に勝利して、先祖の霊に報告して酒を酌み交わし、戦の功績を竹の札に書き記すこと。
「飲至」は君主の先祖を祀っている宗廟で、戦の報告をして酒を酌み交わすこと。
「策勲」は功績を竹の札に書いて賞を与えること。
「飲至し策を勲ず」とも読む。
④ ( )幽明-考績幽明-こうせきゆうめい
成績を審査して暗愚な者を退け、賢明な者を昇進させること。
▽「考績」は官吏の成績を調べること。「幽明」は暗愚と賢明のこと。「幽」は暗い意。古代中国では三年に一度諸官の成績を調べ、それを三度(合計九年)調べて暗愚な者を退け、賢明な者を昇進させたという。
⑤ 合従( )-合従連衡-がっしょうれんこう
その時の利害に従って、結びついたり離れたりすること。また、その時勢を察して、巧みにはかりごとをめぐらす政策、特に外交政策のこと。もとは中国戦国時代、蘇秦の合従策と張儀ちょうぎの連衡策のことをいう。
▽「従」は縦の意。「合従」は南北に連なった趙・魏・韓・燕・斉・楚・の六国が、縦の連合をして強国秦に対抗する策で、蘇秦が提唱した。「衡」は横の意。「連衡」はこの六か国が秦とおのおの横に同盟を結んで、国を維持しようとした策で、張儀の政策。「従」は「縦」とも書く。
⑥ ( )為馬-指鹿為馬-しろくいば
間違っていたり、理屈に合わないと理解していても、無理に押し通すこと。
中国の秦の始皇帝の死後に、権力を得ようとした趙高は、二世皇帝に鹿を馬と言って献上した。そのことに対して、何も言わなかった人や、それは馬だと言った人、鹿だと言った人がいたが、趙高は鹿と言った人は全て処罰したという故事から。「鹿を指して馬と為す」とも読む。
⑦ 終始( )-終始一貫-しゅうしいっかん
最初から最後までずっと変わらないこと。
▽「一貫」は一つの方法・態度などを貫き通すこと。
⑧ 先難( )-先難後獲-せんなんこうかく
難事を先にして利益を後回しにする意。まず人のために困難なことを行って、自分の利益になることは後回しにすること。また、はじめに難事を行えば、後でその利益を得られること。利益を得るためには、まず困難なことを行わなければならないという教え。
▽「先難」は困難を先に行うこと。「後獲」は人に遅れて利益を取ること。または後に利益を得られるという意味。「難きを先にして獲るを後にす」と訓読する。
⑨ 幽明( )-幽明異境-ゆうめいいきょう
死に別れること。現世とあの世と、住む場所が違ってしまったという意。
⑩ 和風( )-和風慶雲-わふうけいうん
穏やかに吹くそよ風と、吉兆を示すめでたい雲。温厚で徳の備わった人格者を形容した語。本来は孔子の高弟の顔回を評した語。
▽「和」は穏やかなさま、「慶」は吉兆を表す。
今回の出題
( )内に入る適切な語を選び、漢字に直して四字熟語を完成させてください。同じ言葉は「1度だけ」使用できます。
きゅうだい・ろへん・じんそく・いっき・おかめ・ほうぎん・ねつば・ぼつぼつ・けいがい・ぜんじょう
① ( )当千
② ( )八目
③ 閑話( )
④ 高歌( )
⑤ ( )果敢
⑥ ( )放伐
⑦ 土木( )
⑧ ( )談話
⑨ 冷嘲( )
⑩ 鬱鬱( )
*漢字検定Web問題集 HP より
* 三省堂 新明解四字熟語辞典&学研 四字熟語辞典& 四字熟語辞典onlineより
( )内に入る適切な語を選び、漢字に直して四字熟語を完成させてください。同じ言葉は「1度だけ」使用できます。
けいうん・いきょう・らいふく・こうせき・いっかん・しろく・こうしょう・れんこう・いんし・こうかく
① 一筆( )-一筆勾消-いっぴつこうしょう
今までのものを全て取り消すこと。
「勾消」は線を引いて消すこと。
帳簿などの今までの記録の上から線を引いて消すという意味から。
中国の北宋の時代に范中淹は、才能のない駄目な役人を名簿から消していったという故事から。
「一筆勾銷」とも書く。
② 一陽( )-一陽来復-いちようらいふく
冬が終わり春が来ること。新年が来ること。また、悪いことが続いた後で幸運に向かうこと。陰の気がきわまって陽の気にかえる意から。
▽もと易えきの語。陰暦十月は坤こんの卦かにあたり、十一月は復の卦にあたり、陰ばかりの中に陽が戻って来たことになる。「復」は陰暦十一月、また、冬至のこと。
③ ( )策勲-飲至策勲-いんしさっくん
戦に勝利して、先祖の霊に報告して酒を酌み交わし、戦の功績を竹の札に書き記すこと。
「飲至」は君主の先祖を祀っている宗廟で、戦の報告をして酒を酌み交わすこと。
「策勲」は功績を竹の札に書いて賞を与えること。
「飲至し策を勲ず」とも読む。
④ ( )幽明-考績幽明-こうせきゆうめい
成績を審査して暗愚な者を退け、賢明な者を昇進させること。
▽「考績」は官吏の成績を調べること。「幽明」は暗愚と賢明のこと。「幽」は暗い意。古代中国では三年に一度諸官の成績を調べ、それを三度(合計九年)調べて暗愚な者を退け、賢明な者を昇進させたという。
⑤ 合従( )-合従連衡-がっしょうれんこう
その時の利害に従って、結びついたり離れたりすること。また、その時勢を察して、巧みにはかりごとをめぐらす政策、特に外交政策のこと。もとは中国戦国時代、蘇秦の合従策と張儀ちょうぎの連衡策のことをいう。
▽「従」は縦の意。「合従」は南北に連なった趙・魏・韓・燕・斉・楚・の六国が、縦の連合をして強国秦に対抗する策で、蘇秦が提唱した。「衡」は横の意。「連衡」はこの六か国が秦とおのおの横に同盟を結んで、国を維持しようとした策で、張儀の政策。「従」は「縦」とも書く。
⑥ ( )為馬-指鹿為馬-しろくいば
間違っていたり、理屈に合わないと理解していても、無理に押し通すこと。
中国の秦の始皇帝の死後に、権力を得ようとした趙高は、二世皇帝に鹿を馬と言って献上した。そのことに対して、何も言わなかった人や、それは馬だと言った人、鹿だと言った人がいたが、趙高は鹿と言った人は全て処罰したという故事から。「鹿を指して馬と為す」とも読む。
⑦ 終始( )-終始一貫-しゅうしいっかん
最初から最後までずっと変わらないこと。
▽「一貫」は一つの方法・態度などを貫き通すこと。
⑧ 先難( )-先難後獲-せんなんこうかく
難事を先にして利益を後回しにする意。まず人のために困難なことを行って、自分の利益になることは後回しにすること。また、はじめに難事を行えば、後でその利益を得られること。利益を得るためには、まず困難なことを行わなければならないという教え。
▽「先難」は困難を先に行うこと。「後獲」は人に遅れて利益を取ること。または後に利益を得られるという意味。「難きを先にして獲るを後にす」と訓読する。
⑨ 幽明( )-幽明異境-ゆうめいいきょう
死に別れること。現世とあの世と、住む場所が違ってしまったという意。
⑩ 和風( )-和風慶雲-わふうけいうん
穏やかに吹くそよ風と、吉兆を示すめでたい雲。温厚で徳の備わった人格者を形容した語。本来は孔子の高弟の顔回を評した語。
▽「和」は穏やかなさま、「慶」は吉兆を表す。
今回の出題
( )内に入る適切な語を選び、漢字に直して四字熟語を完成させてください。同じ言葉は「1度だけ」使用できます。
きゅうだい・ろへん・じんそく・いっき・おかめ・ほうぎん・ねつば・ぼつぼつ・けいがい・ぜんじょう
① ( )当千
② ( )八目
③ 閑話( )
④ 高歌( )
⑤ ( )果敢
⑥ ( )放伐
⑦ 土木( )
⑧ ( )談話
⑨ 冷嘲( )
⑩ 鬱鬱( )
*漢字検定Web問題集 HP より
* 三省堂 新明解四字熟語辞典&学研 四字熟語辞典& 四字熟語辞典onlineより