前回の回答
( )内に入る適切な語を選び、漢字に直して四字熟語を完成させてください。同じ言葉は「1度だけ」使用できます。
どはつ・むし・どくちょう・たくこ・せっせい・ぼうじゃく・たいぼう・べんれい・けんりゅう・そうし
① 寒江( )-寒江独釣-かんこうどくちょう
雪の降る冬の川で一人釣りをすること。また、その人の姿。
▽唐の柳宗元の「江雪」の詩で詠うたわれたもの。多くの画題となっている。
② 功徳( )-功徳兼隆-こうとくけんりゅう
成し遂げた功績と身に備わっている人徳とがともに盛大なこと。
③ 巧偽( )-巧偽拙誠-こうぎせっせい
どんなに巧たくみに偽りごまかしても、下手でも誠意や真心のある言動にはかなわないということ。
④ 刻苦( )-刻苦勉励-こっくべんれい
心身を苦しめて仕事や勉学に励むこと。
▽「刻苦」は非常な苦労をすること。「刻」は責める、苦しめる意。「勉励」は務め励むこと。
⑤ 酔生( )- 酔生夢死-すいせいむし
何もせずに、むなしく一生を過ごすこと。生きている意味を自覚することなく、ぼんやりと無自覚に一生を送ること。酒に酔ったような、また、夢を見ているような心地で死んでいく意から。
⑥ ( )閑雅-体貌閑雅-たいぼうかんが
姿かたちが落ち着いて上品なさま。
▽「体貌」は姿と顔だち、容貌ようぼう。「閑雅」は物静かで上品な趣があること。また、そのさま。
⑦ ( )寄命- 託孤寄命-たくこきめい
父に死なれ、幼くして即位した君主の補佐を頼み、国政をゆだねられる重臣のこと。国の大事を信頼してまかせること。また、それができる人のこと。
▽「託」は頼む、ゆだねる。「孤」は父をなくした者。「託孤」は孤児を頼む意。「寄命」は政治をゆだねること。「孤を託し命を寄す」と訓読する。
⑧ ( )衝天- 怒髪衝天-どはつしょうてん
怒りで髪が天を衝つくほど逆立っているさま。激しい怒りの形相。
⑨ ( )無人-傍若無人-ぼうじゃくぶじん
人前をはばからず、勝手に振る舞うさま。他人を無視して、勝手で無遠慮な言動をする様子。
▽「傍に人無きが若し」と訓読する。「傍」は「旁」とも書く。
⑩ 養生( )-養生喪死-ようせいそうし
生ある者を十分に養い、死んだ者を手厚く弔うこと。孟子は、これを王道政治の始めとした。
▽「養生」は父母や妻子を豊かに生活させる意。「生」は「じょう」とも読む。「生を養い死を喪す」と訓読する。
今回の出題
( )内に入る適切な語を選び、漢字に直して四字熟語を完成させてください。同じ言葉は「1度だけ」使用できます。
けんきょう・よくや・さいしん・だつもく・かくがん・いっかつ・だんてん・ことう・だんがい・しょうえん
① ( )観火
② 虚堂( )
③ ( )蛇尾
④ 光彩( )
⑤ ( )弾雨
⑥ 大声( )
⑦ ( )絶壁
⑧ ( )彫竜
⑨ 粉骨( )
⑩ ( )千里
*漢字検定Web問題集 HP より
* 三省堂 新明解四字熟語辞典&学研 四字熟語辞典& 四字熟語辞典onlineより