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「災害モード-エマージェンシーモード」という考え方

2018-06-21 17:38:18 | えぇこっちゃ
6月18日に起こった「大阪北部地震」。
出勤時間を直撃し、「移動中の電車」では缶詰状態に。

出勤前のサラリーマンたちは、なんとか「会社」に向かって奔走する。
動いていない電車を待つために「駅」に殺到。
代替として「バス」「タクシー」を使用し、一刻を争うように会社へ向かおうとするサラリーマンたち。

阪神淡路大震災の時は、発生時刻が早朝だったことや「被害の大きさ」から、ここまで多くの人が「駅」に集まることはなかった。

ある学者さんが唱えている。
日本も「災害モード」を確立してはどうかと。

米国では、大きな災害が発生した時点で「非常事態宣言」が出され、市民たちは移動制限がかかる。

しかし!
日本では「大きな災害」が起きているにも関わらず、遮二無二「会社」へ向かおうとする。


たしかに、阪神淡路大震災時、私も必至で「会社」に向かおうとした。
本来、「家族」のことが心配だったので、連絡がついた「上司」に「行けない」旨を伝えたが却下されたという悲しい話。
ただ、「社畜」のようなサラリーマンだった私は、「求められているんだ」と意を決して出社。
結果、「来ることができた社員」はごくわずかだったため、その後いろいろな対応をすることはよかったと思う。
別に後悔はない。

誰もがその場に必要だったか?と考えるとそうではない。
通信インフラが発達した現在なら、「出社の必要性」すらないこともある。

話を戻すが・・・
「駅」に殺到し、長時間待った上で出社。
何も考えなかったのか?帰宅時間には通常運行に戻ると云う甘い判断をしていたのか?帰宅時には大勢の人が右往左往しながら帰宅の途に。

そのおかげで、「駅」への負担は大きなものに。
復旧作業に追われているにも関わらず、「構内整理」をすることに。

交通マヒしたことで「警察」も。

地震大国-日本なのだから、このような時には「災害モード」を確立し、「社会的負担」を減らすことも必要ではと前述の学者さん。
会社の上司命令ではなく、「社会全体」で「エマージェンシー」を共有してはと。

なかなかいい考え方だと思うのだが・・・
日本では無理か?
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