前回の回答
① 悪木トウセン-悪木盗泉-あくぼくとうせん
たとえ困窮しても、わずかな悪事にも身を近づけないたとえ。悪事に染まるのを戒める語。また、悪事に染まること。
▽「悪木」は役に立たない木。また、人を傷つけたり悪臭のある木。「盗泉」は孔子がそこを通ったとき、のどが渇いていたが、その名が悪いといって飲まなかったといわれる泉の名。悪い木の陰で休んだり、悪泉の水を飲んだりしただけでも身が汚れるという意。「盗泉」の説話は『尸子』下に見える。
② タイコク経野-体国経野
都市や田畑の区画を決めて、それにあわせて国を運営すること。
「体」と「経」はどちらも区分するという意味。「国を体し野を経す」とも読む。*四字熟語辞典online より
③ 士気コウヨウ-士気高揚
集団で事を起こす時に、全員の熱意や意気込みが高まること。やる気が、皆に満ちあふれること。
④ ジンチュウ見舞-陣中見舞
忙しく働いている人をたずね、慰労すること。また、そのときに持参する食べ物などの慰労品のこと。本来は、戦いの最中に兵士たちを訪れてねぎらうこと。
⑤ メイライ暗往-明来暗往
親密な関係のたとえ。
「明来」は表立って行き来すること。「暗往」は人に知られないように行き来すること。
悪い意味で使われることが多い言葉。*四字熟語辞典online より
⑥ 自暴ジキ-自暴自棄
希望を失い、自分などどうなってもいいとやけくそになること。失望などのために投げやりな行動をして、自分を駄目にすること。また、そのさま。
▽「自暴」はめちゃくちゃなことをして、自分自身のからだを損なうこと。「自棄」は自分で自分を見捨てること。
⑦ イッキョ一実-一虚一実
からになったかと思うと急に満ちたりして、変化を予測しにくいこと。
⑧ テンシ国色-天姿国色
生まれつきの絶世の美人のこと。
▽「天姿」は生まれつきの姿、天から賦与された美しい姿。「国色」は国中で一番の美人。
⑨ フクウ翻雲-覆雨翻雲
人の心や、世間の人々の考えは変わりやすいことのたとえ。
「覆」は手のひらを下に向けること。「翻」は手のひらを上に向けること。
手のひらを上に向ければ雲が発生して、手のひらを返せば雨に変わるということから、ほんの少しの時間で状況が全く別のものになるということ。
「手を翻せば雲と作り手を覆せば雨」という言葉を略した言葉。
⑩ 急転チョッカ-急転直下
物事の事態や情勢が突然に変化して、解決・結末に向かうこと。
▽「急転」は急激に変化すること。「直下」はまっすぐにおりる、ただちに結末に向かうこと。
今回の出題
① イキ衝天
② 零丁コク
③ レイスイ三斗
④ 大法ショウレン
⑤ 才子カジン
⑥ 築室ドウボウ
⑦ 朝参ボシン
⑧ イッスイ千日
⑨ 白雲コヒ
⑩ コウゲン乱徳
回答は次回へ。
*漢字検定Web問題集 HP より
* 三省堂 新明解四字熟語辞典&学研 四字熟語辞典 より
① 悪木トウセン-悪木盗泉-あくぼくとうせん
たとえ困窮しても、わずかな悪事にも身を近づけないたとえ。悪事に染まるのを戒める語。また、悪事に染まること。
▽「悪木」は役に立たない木。また、人を傷つけたり悪臭のある木。「盗泉」は孔子がそこを通ったとき、のどが渇いていたが、その名が悪いといって飲まなかったといわれる泉の名。悪い木の陰で休んだり、悪泉の水を飲んだりしただけでも身が汚れるという意。「盗泉」の説話は『尸子』下に見える。
② タイコク経野-体国経野
都市や田畑の区画を決めて、それにあわせて国を運営すること。
「体」と「経」はどちらも区分するという意味。「国を体し野を経す」とも読む。*四字熟語辞典online より
③ 士気コウヨウ-士気高揚
集団で事を起こす時に、全員の熱意や意気込みが高まること。やる気が、皆に満ちあふれること。
④ ジンチュウ見舞-陣中見舞
忙しく働いている人をたずね、慰労すること。また、そのときに持参する食べ物などの慰労品のこと。本来は、戦いの最中に兵士たちを訪れてねぎらうこと。
⑤ メイライ暗往-明来暗往
親密な関係のたとえ。
「明来」は表立って行き来すること。「暗往」は人に知られないように行き来すること。
悪い意味で使われることが多い言葉。*四字熟語辞典online より
⑥ 自暴ジキ-自暴自棄
希望を失い、自分などどうなってもいいとやけくそになること。失望などのために投げやりな行動をして、自分を駄目にすること。また、そのさま。
▽「自暴」はめちゃくちゃなことをして、自分自身のからだを損なうこと。「自棄」は自分で自分を見捨てること。
⑦ イッキョ一実-一虚一実
からになったかと思うと急に満ちたりして、変化を予測しにくいこと。
⑧ テンシ国色-天姿国色
生まれつきの絶世の美人のこと。
▽「天姿」は生まれつきの姿、天から賦与された美しい姿。「国色」は国中で一番の美人。
⑨ フクウ翻雲-覆雨翻雲
人の心や、世間の人々の考えは変わりやすいことのたとえ。
「覆」は手のひらを下に向けること。「翻」は手のひらを上に向けること。
手のひらを上に向ければ雲が発生して、手のひらを返せば雨に変わるということから、ほんの少しの時間で状況が全く別のものになるということ。
「手を翻せば雲と作り手を覆せば雨」という言葉を略した言葉。
⑩ 急転チョッカ-急転直下
物事の事態や情勢が突然に変化して、解決・結末に向かうこと。
▽「急転」は急激に変化すること。「直下」はまっすぐにおりる、ただちに結末に向かうこと。
今回の出題
① イキ衝天
② 零丁コク
③ レイスイ三斗
④ 大法ショウレン
⑤ 才子カジン
⑥ 築室ドウボウ
⑦ 朝参ボシン
⑧ イッスイ千日
⑨ 白雲コヒ
⑩ コウゲン乱徳
回答は次回へ。
*漢字検定Web問題集 HP より
* 三省堂 新明解四字熟語辞典&学研 四字熟語辞典 より
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