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<伝統野菜> 秋田 阿仁ふき

2021-07-05 08:36:59 | 伝統野菜

 「阿仁ふき」

 【生産地】北秋田市阿仁、能代市

 【特徴】阿仁ふきは、一般的な水ふきや、山ふきに比べて背丈が高く1メートルほどになる。色は翡翠色。茎が長く、太さは1.5~2センチほどになる。県農業試験場がこのフキにより養成した、葉柄が長く太い品種「こまち笠」が栽培されている。

 【食味】葉柄が青々として美しく、繊維や苦みが少ないため食味と食感に優れる京フキ系のフキ。

 【来歴】ふきの原産地は日本で、非常に古くから自生している。

 【時期】6月~7月

*https://tradveggie.or.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E4%BC%9D%E7%B5%B1%E9%87%8E%E8%8F%9C%E3%83%BC%E7%A7%8B%E7%94%B0/#i-28 より


 秋田の伝統野菜 ~阿仁ふき~ 北秋田市阿仁 2016年6月15日

 秋田の伝統野菜を追いかけて~~~!
 今日は、北秋田市阿仁へおじゃましました。
 阿仁地域に伝わる「ふき」がここにはあります。
 「阿仁ふき」です。
 一緒に紹介して下さったのは、阿仁ふきを水煮に加工して出荷している大館北秋田森林組合 特用工場 工場長 松橋さん。

 ちょうど先週、阿仁ふきの刈り取り が行われたところでした。
 今は、10戸の農家さんが、阿仁ふきを栽培しているそう。

 

 阿仁ふきは、一般的な水ふきや、山ふきに比べて背丈が高く、1メートルほどになるそう。
 色は翡翠のようなグリーン。茎が長く太さは1.5~2センチほどになります。

 年に2回収穫され ラジパルは、次、秋 に刈り取りになるこどもの阿仁ふきにもお目にかかりました!

 阿仁ふきの特徴は、なんといってもその歯ざわり!
 シャクシャク、サクサくサク と 水煮にしても、味付けしても噛んだときに美味しい食感が伝わります。

 風味がよく、食べた時には、ふんわりと ふきの香りがやってくるのです。

 松橋さんは、お味噌汁にいれるほか、サラダにしても美味しいと教えてくださいました!
 なるほど、セロリのような感覚ですね! 美味しそう!!

 北秋田市内の小中学校では学校給食にも提供されているそうです。
 きっと子どもたちにも、この歯ざわりのよさは、伝わることでしょうね。

 「阿仁ふき」と表されていなくても「阿仁産のふき」の水煮であれば「阿仁ふき」であることが多いようです。

 お中元シーズンなど、缶詰にしたものは、贈答用として喜ばれているとのこと。

 首都圏の方々が「秋田のふき」と思って食べているふき
 実は 秋田の伝統野菜の「阿仁ふき」なのです!!

 加工品は県内のスーパーにも出荷されています。
 みなさんも、ふきの水煮を見たら「阿仁」の文字を探してみて下さいね。
 秋田の伝統野菜を「加工品」として、通年、身近に味わえる「阿仁ふき」です!!

*https://www.akita-abs.co.jp/blog/radipal/archives/1789 より


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