「阿仁ふき」
【生産地】北秋田市阿仁、能代市
【特徴】阿仁ふきは、一般的な水ふきや、山ふきに比べて背丈が高く1メートルほどになる。色は翡翠色。茎が長く、太さは1.5~2センチほどになる。県農業試験場がこのフキにより養成した、葉柄が長く太い品種「こまち笠」が栽培されている。
【食味】葉柄が青々として美しく、繊維や苦みが少ないため食味と食感に優れる京フキ系のフキ。
【来歴】ふきの原産地は日本で、非常に古くから自生している。
【時期】6月~7月
*https://tradveggie.or.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E4%BC%9D%E7%B5%B1%E9%87%8E%E8%8F%9C%E3%83%BC%E7%A7%8B%E7%94%B0/#i-28 より
秋田の伝統野菜 ~阿仁ふき~ 北秋田市阿仁 2016年6月15日
秋田の伝統野菜を追いかけて~~~!
今日は、北秋田市阿仁へおじゃましました。
阿仁地域に伝わる「ふき」がここにはあります。
「阿仁ふき」です。
一緒に紹介して下さったのは、阿仁ふきを水煮に加工して出荷している大館北秋田森林組合 特用工場 工場長 松橋さん。
ちょうど先週、阿仁ふきの刈り取り が行われたところでした。
今は、10戸の農家さんが、阿仁ふきを栽培しているそう。
阿仁ふきは、一般的な水ふきや、山ふきに比べて背丈が高く、1メートルほどになるそう。
色は翡翠のようなグリーン。茎が長く太さは1.5~2センチほどになります。
年に2回収穫され ラジパルは、次、秋 に刈り取りになるこどもの阿仁ふきにもお目にかかりました!
阿仁ふきの特徴は、なんといってもその歯ざわり!
シャクシャク、サクサくサク と 水煮にしても、味付けしても噛んだときに美味しい食感が伝わります。
風味がよく、食べた時には、ふんわりと ふきの香りがやってくるのです。
松橋さんは、お味噌汁にいれるほか、サラダにしても美味しいと教えてくださいました!
なるほど、セロリのような感覚ですね! 美味しそう!!
北秋田市内の小中学校では学校給食にも提供されているそうです。
きっと子どもたちにも、この歯ざわりのよさは、伝わることでしょうね。
「阿仁ふき」と表されていなくても「阿仁産のふき」の水煮であれば「阿仁ふき」であることが多いようです。
お中元シーズンなど、缶詰にしたものは、贈答用として喜ばれているとのこと。
首都圏の方々が「秋田のふき」と思って食べているふき
実は 秋田の伝統野菜の「阿仁ふき」なのです!!
加工品は県内のスーパーにも出荷されています。
みなさんも、ふきの水煮を見たら「阿仁」の文字を探してみて下さいね。
秋田の伝統野菜を「加工品」として、通年、身近に味わえる「阿仁ふき」です!!
*https://www.akita-abs.co.jp/blog/radipal/archives/1789 より
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