「甘みギュッ!とろける食感 とよみつひめ(イチジク) 〜福岡・朝倉市〜」 2022年9月5日
福岡で生まれたいちじくの新品種「とよみつひめ」。その特徴は桃のように滑らかな食感と豊かな甘さです。もちろん食物繊維などの栄養もたっぷり。魅力に迫ります。
とよみつひめが生まれたのは2006年。甘みが強く皮ごと食べられるといういちじくのニューフェースは、地元福岡では着実に人気を広げています。生産者の手島博行さんを、AKB48の武藤十夢さんが訪ね、甘さを最大限に引き出すための栽培の工夫を聞きました。また番組後半には、いちじくをたっぷりと使ったタルトや、暑い時期におすすめ、いちじくの冷製パスタの作り方をご紹介します。
「うまいッ!」の秘密
とよみつひめの甘さを生み出すためには、太陽の光が欠かせません。実のなる枝の間隔を40cm開けることで葉っぱの重なりをなくし、1枚1枚の葉にしっかり太陽を当てて光合成を促すことで、糖がたくさん作られる工夫をしています。
イチジクは追熟をしないのでギリギリまで樹上で完熟させるのがポイント。手島さんは“耳たぶのような柔らかさ”を目安に1つ1つ触って確かめることで収穫のタイミングを見極めています。
「とよみつひめの冷製パスタ」&「とよみつひめのタルト」 の作り方
「とよみつひめの冷製パスタ 」※トロッと甘〜いとよみつひめソースと生ハムの塩気の相性抜群!喉ごしも良い冷製パスタです。
材料<2人分>
・とよみつひめ:3個
・カッペリーニ:160g
・生ハム:2〜3枚
・イタリアンパセリ:適量
・オリーブ油:大さじ4
・レモン果汁:大さじ3
・はちみつ:小さじ2
・にんにく(すりおろし):少々
・塩:適量
・黒こしょう:少々
<作り方>
1)ボウルにオリーブ油、レモン果汁、はちみつ、ニンニク、塩、パセリを入れてとろみがつくまで混ぜ合わせる。
2)角切りにしたとよみつひめを1)に加えて軽く和え、冷蔵庫で冷やす。
3)鍋にたっぷりの湯を沸かして塩(分量外)を入れ、カッペリーニを、表記されている時間より1分長く茹で、氷水を通して水気をよく切る。
4)2)と3)をまぜ合わせ、皿に盛り付ける。
5)仕上げにくし形切りしたとよみつひめ、生ハム、黒こしょうを振り、イタリアンパセリを飾ってできあがり。
「とよみつひめのタルト」※皮ごと焼くことでとよみつひめの甘さを閉じ込めた、ぜいたくタルトです。
<材料>(9cm×28cm×高さ4.5cm)1台分
・とよみつひめ:5個
(タルトの底に敷くクッキー生地)
・無塩発酵バター(無塩バター):70g
・塩:1g
・粉糖:40g
・全卵:20g
・アーモンドパウダー:15g
・薄力粉:100g
(アーモンドクリーム)
・無塩発酵バター(無塩バター):125g
・粉糖:125g
・アーモンドパウダー:125g
・全卵:2個
<作り方>
(クッキー生地)
1)バターを常温に戻し、塩・粉糖を加えて木べらで混ぜる。
2)空気を含んで少し白っぽくなったところに、常温に戻した溶き卵を少しずつ加えて混ぜる。
3)アーモンドパウダーと薄力粉を混ぜ合わせてふるいにかけたものを2)に加える。
4)さっくりと混ぜ合わせてラップにくるみ、冷蔵庫で半日以上休ませる。
(アーモンドクリーム)
1)常温に戻したバターに粉糖を加え木べらで混ぜ、常温に戻した溶き卵を少しずつ加えながら木べらで混ぜる。
2)ふるいにかけたアーモンドパウダーを1)に加えて混ぜる。
3)ボールにラップをかけて冷蔵庫で保管する。
<作り方>
1)クッキー生地を2㎜に伸ばしたものを、焼型に合わせてカットして、型の底に敷きその上にアーモンドクリームを平らに絞り出す。
2)とよみつひめを縦半分に切り、カット面が上を向くように1)に敷き詰める。
3)約160℃のオーブンで60分前後焼く。
※焼き時間は各家庭のオーブンによって変わるので、焼き加減を見ながら調整してください。
4)粗熱を取ってからアプリコットジャムを塗る。
5)好みの大きさにカットして盛りつける。
*https://www.nhk.jp/p/umai/ts/P7R4N8K39M/episode/te/DMKW693QPM/ より
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