「土弥尼加 ドミニカ国」
ドミニカ国(英語: Commonwealth of Dominica)は、カリブ海にある共和制国家。ウィンドワード諸島最北部に位置するドミニカ島を領土とする。島国であり、海を隔てて北西にフランス領グアドループが、南東にフランス領マルティニークが存在する。首都はロゾーである。
旧イギリス植民地であり、現在はイギリス連邦の一員である。自然が豊かなこの島はカリブ海に存在する多種多様の植物が自生しており、「カリブ海の植物園」と呼ばれている。
また、カリブの原住民であるカリブ族(カリナゴ族)の人々が生存している数少ないカリブ諸国のひとつであり、18世紀までヨーロッパの植民地対策に最後まで激しく抵抗したことで知られる。イスパニョーラ島東部に位置するドミニカ共和国と区別するため、ドミニカ国と表記される。
国名
正式名称は英語で Commonwealth of Dominica(コーマンウェルス・オヴ・ドミニーカ)。略称は Dominica。形容詞は (of) Dominica。
1493年11月3日にコロンブスが来島し、その日が日曜日(ドミンゴ)だったのでドミニカ島と命名された。先住民のカリブ族は高い山々からなるこの島のことを「高い彼女の体」を意味する「Wai'tukubuli」と呼んでいた。
国際連合加盟国に同名のドミニカ共和国が存在するが、英語で単に「Dominica」と呼んだ場合はドミニカ国を指す。一方のドミニカ共和国は正式名称・略称共に政体名を含めた Dominican Republic と呼ばれており、こちらが Dominica と表記されることは稀である。日本ではドミニカ共和国の方が知名度が高いため、単に「ドミニカ」と称した際はドミニカ共和国を指している場合が多い。
日本語の表記はドミニカ国。時にドミニカ連邦、コモンウェルス・オブ・ドミニカと呼称される場合もある。日本語における国名の漢字表記の例は土弥尼加。ドミニカ共和国と同じ漢字を当てているため区別のために土弥尼加国とも。同じ漢字圏の中国語ではドミニカ国を 多米尼克、ドミニカ共和国を 多米尼加と書き分けている。
言語は英語が公用語だが、フランスの支配が長かったため、日常生活においてはフランス語がベースのパトワと呼ばれるクレオール語も広く使われている。
*Wikipedia より
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