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< 郷土料理 > 岩手 すき昆布の煮物

2024-01-01 07:12:40 | 郷土料理

 「すき昆布の煮物」

 主な伝承地域 三陸沿岸部

 主な使用食材 すき昆布、にんじん、油揚げ、干ししいたけ、醤油

 歴史・由来・関連行事
 「すき昆布」とは、三陸沿岸でとれた若い昆布をボイルして細くカットし、板状にして乾燥させたものである。昭和44年頃、沿岸部の普代村で昆布の養殖とすき昆布加工が始まり、保存食として県全体に広まった。普代のすき昆布は、間引きをしない若い昆布を使用しているため、やわらかな歯ごたえがある。
 「すき昆布の煮物」は、すき昆布に干ししいたけやにんじん等を組み合わせて煮たもの。小女子、身欠きにしん、ほたて等の海産物と組み合わせるなど、各家庭の味が作り出されている。生産地である普代村の郷土料理でもあるが、県内全域で日常的に家庭料理として食されており、ひろく地域に根付いている。

 食習の機会や時季
 乾燥させた「すき昆布」はスーパーなどで季節を問わず販売されているため、家庭でも日常的に食されている。近年では春に新物の生すき昆布が流通するようになり、旬の食材としても扱われるようになってきた。

 飲食方法
 すき昆布を水で戻し、細く切ったにんじん、干ししいたけなどと一緒に醤油味で煮る。家庭により具は異なり、小女子、身欠きにしん、ほたて、さばの焼き干しなどの海産物や、さつま揚げやちくわなどの加工品と合わせることもある。すき昆布は一度加熱してあり水で戻しただけで食べられるため、サラダなどにも用いられる。すき昆布の煮物はできあがってすぐより、冷めるまでおくと昆布に味がしみこむ。

 保存・継承の取組(伝承者の概要、保存会、SNSの活用、商品化等現代的な取組等について)
 家庭料理として広く根付いており、作り置きできるメニューとしても活用されている。地元スーパーでは惣菜として販売されている。また県内各地で、学校給食のメニューとしても取り入れられている。

*https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/28_5_iwate.html より

 

 「すき昆布」

 三陸産 すき昆布 

 岩手県普代村産から、岩手県宮古市高浜産に変わりました。厚みが薄くなりましたが、その分食感が柔らかく味が染み込みやすいため高浜産のファンの方も多いです。薄いため5分くらいで手早く戻ります。今年はすき昆布の生産量が少なく、産地が変更になりました。

 すき昆布の一大産地「高浜産」のすき昆布は、薄く加工されているのが特徴で、味が染み込みやすく柔らかいので人気があります。浜の人達が手作りで作るため形は1枚1枚すべて異なります。
すき昆布とは三陸の昆布をボイルし、5mmぐらいに細く切って乾燥させ板状にしたものです。三陸でしかお目にかかれない珍しい海藻です。水で簡単に戻すことができて、三陸では煮物や炒め煮によく使われます。一枚の大きさ(約40cm×27cm)が非常に大きいので、当店では1/4の大きさに折ってから袋に入れています。大判一枚入の商品です。

*https://www.kaisou-tuhan.com/?pid=131240763 より


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