「木曽川源流の里 水木沢」
「木曽川源流の里 水木沢」を紹介します。 2010.08.18
平成の名水百選「木曽川源流の里 水木沢(きそがわげんりゅうのさと みずきさわ)」を紹介します。
【概要】
樹齢200年を超える木曽ヒノキ、サワラ、ブナなどの天然林が育んだこの沢をはじめ、地域一帯を「水の始発駅」と名付けています。
付近住民はもちろんのこと、下流中京圏にとっての水瓶として活用され、水を絆に交流も活発に行われています。
木曽川の源流に育まれた深い天然林を歩く
木曽川の源流となる水木沢の南側が原始の森、北側が太古の森で、二つの森をつなぐ遊歩道が設けられています。
生い茂る木々の98%以上が樹齢200年を超える、ほとんど手つかずの天然林で、大きく美しいヒノキの林、ブナ、サワラの混交林など太古の姿をとどめる森は、まさに自然の宝庫。
うっそうとした森の中に射す木漏れ日が、緑の深さを強調しています。
水木沢天然林の原始の森の展望台から、往復1時間、「床並の滝」があります。
白いしぶきを上げて水が流れ落ちています。
マイナスイオンを感じました。
暑い日が続きますが、水木沢で水と緑に触れてみませんか。
【所在地】 木曽郡木祖村水木沢天然林
【問い合わせ先】 木祖村観光協会
*https://blog.nagano-ken.jp/mizusora/water/130.html より
水質・水量
1日の湧水量:8,000トン
由来・歴史
江戸時代に尾張藩で名古屋城下建築のためこの地域の森林も全伐され、土砂流出による大きな被害が出た。このため明治に入ってから水木沢に限っては全伐はしないよう国に申し入れ、現在の森林が残ったとされている。このため豊富な湧水が各所から湧き出ている。
水質保全活動
森林管理署主催により樹木の根を保護するため歩道にウッドチップを敷く保護活動を行った。
また、水と森林の関係を学習する場でもあるので案内人の養成講習会を毎年開催し、現在は村の委託を受け、 水木沢のハンドブックづくりにも取り組んでいる。
周辺の自然環境-樹齢200年を超える木曽ヒノキ、サワラ、ブナなどの天然林が育んだこの沢をはじめ、地域一帯を「水の始発駅」と名付けている。付近住民はもちろんのこと、下流中京圏にとっての水瓶として活用され、水を絆に交流も活発に行われている。
利用状況-水木沢をはじめ、木曽川源流の里木祖村一帯の河川水は、下流中京方面の水瓶として水道用水、農業用水、工業用水に利用され、重要な役割を果たしている。
*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/newmeisui/data/index.asp?info=46 より
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