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<伝統野菜> 高知 人参芋

2024-01-27 09:44:14 | 伝統野菜

 「人参芋」

 【生産地】高知県西部を中心に県内全域

 【特徴】さつま芋の一種。県西部を中心に広く作られてきた。原材料となるさつま芋は、肉色がオレンジ色の「人参芋」と呼ばれる。生芋で販売されることは少なく、干し芋の原材料として利用される事が多い。高知では、干し芋のことを「東山/干菓子山(ひがしやま)」と呼ぶ。人参のように中身は鮮やかなオレンジ色をしている。

 【食味】甘みが強くねっとりした食感が特徴。

 【料理】干し芋。人参芋を凍えるような寒い季節に天日でじっくり干し、食べる時はストーブなどで炙って食べるのが通。栽培地域では、干し芋では美味しいが、それ以外では美味しくないと言われている。他、焼き菓子など。

 【来歴】昔から干し芋の原料としても親しまれてきた地域の希少な作物の一つ。四万十地区では、2021(令和3)年に「四万十の芋プロジェクト協議会」が発足。化学肥料・農薬不使用の「自分達で決める農業」のこだわりを持ちながら、四万十の一次産業を生産者と共に守り繋いでいる。2015(平成27)年頃に、1グループの300kg程から始まった「人参芋」の供給は、生産者が生産者を誘ってその輪を広げ、四万十町、四万十市、黒潮町と3市町村をまたいで、2022(令和4)年には40件にまで拡大している。この年は例年以上に秋口の天気が良く順調に生育。10~11月の収穫期には予想を大きく超える45tの収穫となった。

 【時期】11月中旬

*https://tradveggie.or.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E4%BC%9D%E7%B5%B1%E9%87%8E%E8%8F%9C%EF%BC%8D39-%E9%AB%98%E7%9F%A5%E7%9C%8C/#i-16 より


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