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<北京冬季五輪> 競技種目について-アイスホッケー

2022-01-28 08:49:57 | スポーツ

 開会式前日からスタートする「アイスホッケー」。

 男子は出場できないが、女子が出場する。

 女子チームの名称は「スマイルジャパン」。

 アイスホッケーの女子種目が初めて採用された1998年の長野オリンピックで、日本女子は開催国枠で出場。その後の3大会では出場権を逃すが、ソチ2014、平昌2018で再びその舞台に立つ。長野大会とソチ大会では全敗となり、勝利をつかむことができなかったが、世界ランキング9位で臨んだ平昌2018では歴史的初勝利を収め、最終的には2勝3敗(8チーム中6位)と健闘。

 では、世界ランキング6位で挑む北京は……?

 最年少19歳から最年長39歳まで
 2021年末に、北京オリンピックに挑む代表メンバーが発表された「スマイルジャパン」。選ばれた23人のうち、オリンピックデビューを飾るのは8選手で、3大会連続出場が10選手、2大会連続出場が5選手となる。

 その中でも、ソチ大会から3大会連続出場のベテランで、最年長39歳となるのが久保英恵(はなえ/背番号21)。年末に行われた内定発表の記者会見で「サンキュー(39)北京を合言葉に今まで関わってくださった方々に『ありがとう』の意味を込めて戦ってきたい」と意気込みを語った。

 フォワードの久保は、その得点力で代表を率いてきたことから、つけられた異名は「氷上のスナイパー」。同じく点取り屋の志賀紅音(あかね/フォワード、背番号16)は、「英恵さんは普段は優しい方なんですけど、氷上では目つきが変わる」と先輩の迫力について触れる。

 一方、チーム最年少となるのは、背番号28のディフェンダー山下栞、19歳。オリンピック初出場となる山下は、「若さを生かしたプレーでチームの勝利に貢献できるように頑張ります」と語った。

 世界選手権では、過去最高の6位
 女子のアイスホッケーがオリンピック種目として実施されるようになってから今回で7大会目となるが、過去6回大会の優勝はカナダが4回、米国が2回で、女子チームを圧倒する存在として君臨する。2021年の世界選手権の決勝でもこの2チームが接戦を繰り広げた。

 そんな中、2021年の世界選手権ではスマイルジャパンも大健闘! 日本チームは5位決定戦でROCに敗北を喫したものの、過去最高の6位。大会中には7戦中4勝をあげた。

 目標は「予選リーグ突破」
 平昌オリンピックでは「得点力」の足りなさを突きつけられ、この4年間で「得点力を上げること」を中心に取り組んできたと語るのは、飯塚祐司監督。女子チームの目標として、「予選リーグ」突破を掲げる。

 北京オリンピックでの女子アイスホッケーは、全10チームが各5チームの2グループに分かれ、予選リーグを競う。世界ランキングのトップ5チームがグループA、グループBには、世界ランキング6位のスマイルジャパンと開催国の中華人民共和国が入り、残りの3枠は、昨年11月に行われたプレ・オリンピック・トーナメントを経て、チェコ、デンマーク、スウェーデンに決まった。

 グループAは全チームが決勝トーナメントとなる準々決勝に進むが、グループBは上位3チームのみが準々決勝に進む。飯塚監督は、予選リーグ突破後を見据え、「決勝トーナメントで優位になるよう、(予選リーグ)1位通過を狙う」と語る。

 3大会連続で初戦はスウェーデン、3度目の正直は?
 2月3日にスマイルジャパンは初戦を迎えるが、その相手はスウェーデン。実はソチ2014と平昌2018の初戦でも同チームと対戦し、ソチ2014では0-1、平昌2018では1-2で惜敗。しかし、平昌大会の5〜8位決定予備選で再びスウェーデンと対戦。予選で負けた悔しさを胸に一丸となって挑んだ日本女子は、第3ピリオドを1-1で終えた後、延長戦の末に2−1で同チームを下し、勝利を収めた。

 ちなみに、日本女子の活躍を付け加えておくと、15〜18歳が参加して行われるユースオリンピックのローザンヌ大会(2020年)では、日本代表が前大会覇者のスウェーデンを4-1で下し、アジア勢として初優勝を飾った。北京大会代表にユースメダリストは選出されていないが、日本女子アイスホッケーの未来につながる金メダルだったといえるだろう。

 平昌2018から4年を経た今、日本の世界ランクは現在6位。対するスウェーデンは同9位。初戦で白星を飾り、いい流れを作りたい。

*https://olympics.com/ja/news/ice-hockey-smile-japan-5-things-to-know-beijing-2022 より


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